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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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今日は、半日映画三昧
2009年11月1日(日)

早くも11月になってしまいました。

あと2ヶ月で2010年です。

さて、今日はファーストデイ・スペシャルで、映画が1000円!
ということで、映画三昧。 しゃれではありませんが3本続けて見ました。

16:15から 【さまよう刃】
SamayouYaiba003.jpg

18:15から 【僕の初恋をキミに捧ぐ】
BokunoHatukoi002.jpg

20:30から 【マイケル・ジャクソン THIS IS IT !】
ThisIsIt010.jpg


感想は後日書きます。


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テーマ:今日観た映画 - ジャンル:映画

フランクフルト歴史地区 と MAIN川
2009年11月2日(月)

【ポーランド + α 気まま旅】 第23回

 旅行記の方は、まだ二日目の9月22日(火)の午後の続きです。
いつになったら、【ポーランド  気まま旅】が始まるのか?とお疑いのことと
思いますが、実際にポーランドに行ってきて、「Word」では、アウトラインは
だいたい書き終わっているので、いつか書くのは確かです。

気長にお待ちください。
***************

 「ゲーテ・ハウス」を出て川沿いの道に出ました。

ライン川ではなくて、MAIN川だそうです。

P9220126m.jpg

観光クルーズの船着場がありました。 次回来ることがあれば乗って見ましょう。

そこから左に入ると旧市街。

P9220133m.jpg


P9220139m.jpg

ここでも教会の中を覗いて見ました。 簡素な造りです。

    P9220131m.jpg


            P9220137m.jpg

P9220142m.jpg

しばらく、ここで時間を過ごしました。時計台は4時半過ぎを示しています。

P9220146m.jpg

この時計台のある教会の廻りをまわってみましたが、中には入れませんでした。

P9220152m.jpg

メトロを使って、5時ごろホテル近くのBokenheimer Warte 駅 に戻りました。


朝見た、駅を利用したらしい建物は劇場であることが解りました。
この時点で午後5時を少し過ぎたところです。

P9220158m.jpg

P9220155m.jpg

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【ポーランド + α 気まま旅】 第23回
     【ポーランド + α 気まま旅】 第22回 へ      第24回 へ  

   
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テーマ:ヨーロッパ旅行記 - ジャンル:旅行

芸能人の薬物汚染 節度ある報道を! BPOが提言
2009年11月3日(火)

 芸能人の薬物汚染がテレビを賑わしているさなか、BPOが興味本位的で過度な報道に対して苦言を呈したそうです。

 薬物に依存してしまう売れっ子芸能人の生活やストレスなどの背景や、薬物を資金源とする暴力団・ヤクザ等、売りさばく組織にも着目した本当のジャーナリズムであって欲しいと思います。

 今回のBPOの提言は、そういう意味では時機を得たものであったと思います。

芸能人薬物事件の放送「量と内容に疑問」 BPOが苦言(朝日新聞) - goo ニュース
      2009年11月3日(火)20:53 

  NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会は、芸能人の薬物事件に関する最近の各放送局の報道について「量および内容に疑問を抱かざるを得ない」と苦言を呈し、「青少年に無用な好奇心を抱かせるだけに終わらない報道」を各局に要望した。

 要望は文書で伝え、「犯罪を犯した個人に焦点を当てるだけでなく、背景や影響をふくめて多角的に報道し、薬物問題の解決に向けて取り組むこと」などを求めた。

 汐見稔幸委員長は「芸能人としての一挙手一投足ばかりを細かく報道し、麻薬使用は悪いものだという点が伝わっていない」と話した。一連の薬物事件報道では、視聴者からBPOに、異例の多さの500件を超す苦情が寄せられているという。(松田史朗) 


薬物事件の報道めぐりBPOがTV各社に要望(読売新聞) - goo ニュース
      2009年11月2日(月)19:21

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テーマ:情報番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ

インサイト 乗車3週間
2009年11月4日(水)

 ホンダ・ハイブリッド車 【インサイト】 
が来てから3週間ほどになるが、まだ充分な性能を掴みきれていない感じ。

20091017123443.jpg


最初は、できるだけ吹かさないようにゆったり加速を心がけていたが、
ディーラーで教えを乞うと、
ある程度一気に加速するとモーターによるアシストが働き、そこからアクセルを放し、
次にアクセル・ペダルに足を載せておく程度にすると、モーターのみの運転に
することができる
とのこと。

プリウスのように「低速領域は、モーターのみ」 というのがガソリン節約のために
合理的なように思えるが (と言うのは、発進・停車時にガソリンの35%内外を
消費するという話なので)、トヨタの特許か何かで、この方式をホンダが採用
できなかったんだろう。

という訳で、まだガソリンタンクが給油まで行っていないので燃費はまだ不明だが、
計器ディスプレイによれば15km/リットル内外 という状況で、それほどでも・・・
平均車速は、通勤にしか使っていないためか 17km/時程度。
如何に、停車時間が多いか解ります。


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劇団・四季 子ども向けミュージカル 【エルコスの祈り】
2009年11月5日(木)

 先週の月曜日(10/26)、福岡市民会館で公演された
劇団・四季の子ども向けミュージカル
【エルコスの祈り】 
へ、知り合いの娘さんが出演しているとのお誘いを受けて見に行ってきました。

ELCOS-TopM.jpg


テーマは規律『正しく』統制され、個性が押し殺されている学校が望ましいのか否か?!
のようでした。

「エルコス」は、いわば人の心を持ったサイボーグという処でしょうか?
超能力を持ったロボットなのです。

正式な名前は「エルリック・コスモス」略して「エルコス」
暗く押し込められた“問題児”達の指導教官として『ユートピア学園』に派遣されてきます。

 ELCOS02R.jpg
    (エルコスの登場シーン;機械仕掛けの中から登場!)

 学園の経営者の思惑とは裏腹に、エルコスは暖かい人の心を Input され、
子ども達の『軍隊式制服』をやめ、伸び伸びと活動させるのです。

ELCOS03m.jpg

ELCOS04m.jpg

 子ども達に生きる勇気を与えたエルコスは、最後に空気となって昇華するのでした。

 カーテンコールでは、劇中で唄われた歌の歌詞が字幕として表示され、
会場の子どもやおとなたちを促して、一緒に唄わせます。

090820elcos04.jpg


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スタッフ・キャストは・・・
  ELCOS-StaffCast.jpg

ELCOS-CastFukuoka01.jpg
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テーマ:劇団四季 - ジャンル:学問・文化・芸術

【マイケル・ジャクソン THIS IS IT】
2009年11月6日(金)

11月1日(日)午後8時半から、
【マイケル・ジャクソン THIS IS IT】 を観ました。

ThisIsIt001.jpg


私自身は、それほどマイケル・ジャクソンのファンでもなく、彼の音楽にも疎かったが、この映画を観て彼が“最後に”(彼自身は、まさか最後とは思っていたはずはないが・・・)言いたかったことが少しは解ったような気がします。

“This is It” とは、「これは、それだ」 ではなく、「それは、これだ」
すなわち、マイケル・ジャクソンの言いたい事は「この曲」に込めてある。
という意味のように思えました。

予定していた「コンサート」をリハーサルの様子と別撮りで撮っていた映像を編集することで再現してみせてくれました。
彼の希求した実際のコンサートも実現していれば「このようであった」と思えます。

彼の音と音楽に対する感受性の鋭さと、妥協を許さない歌やダンスへの細かい注文振りは中々のものでした。

ThisIsIt003.jpg

ダンサー達には、自らが踊って見せることで指導していました。

映画の最後の方で(コンサートでも最後の方でしょう)、バラード調のゆったりとした楽曲を歌う背景では森林を破壊するブルドーザーなど開発の機械の映像が流れ、環境破壊を止めさせようという歌詞が字幕に流れます。 「今、行動しなければ間に合わない」というメッセージが強く押し出されます。
その曲が終わる瞬間には、舞台正面に(映像ではない)ブルドーザー(もちろん大道具ですが)が突進してきます。

それまで歌われてきた2時間に亘る楽曲は、この曲を聴かせる為のプレリュードになっているようです。

ThisIsIt004.jpg
  (この女性ギタリストの超絶技巧は優れものでした)

中高年の方から若い方まで百人以上の観客でした。

本編が終わって長いエンドクレジットに入っても立ち去る人は殆ど無く、バックで流れるマイケル・ジャクソンの音楽に聴き入っていました。
さらに、その後に短くはないボーナス映像がありました。
多くの観客は、これを知っていて残っていたのでしょう。

そして、全部が終わると少なくない人々が拍手を送っていました。
コンサートに参加したつもりに成っていたのでしょう。

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映画 【僕の初恋をキミに捧ぐ】
2009年11月7日(土)

11月1日(日)午後6時15分から、
【僕の初恋をキミに捧ぐ】 を観ました。

BokuKimiTopM.jpg


若手を主役に起用した意欲作です。

井上真央が無邪気に恋人『逞;岡田将生』べったりの女の子・繭 を演じている。

逞は、心臓に重い病気を患っており、8歳から入院を続けている。
繭は、その病院の医師(仲村トオル)の娘。

逃れられない運命に翻弄されながらも活き活きと生きる二人を家族は暖かく見守っているが・・・

という展開。 ある意味では“紋切り型”闘病物。

BokuKimi001.jpg

井上真央さんは、16・7歳の役柄のようで、実年齢もそれ位と思っていましたが、
1987年生まれの22歳とのこと。 とても22歳には見えませんでした。
(撮影時は21歳だったかもわかりませんが・・・)

観客は30人ほどで、内容柄、多くが若者のカップル。
女の子たちは、すすり泣いているようでした。
  
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

NHK 土曜ドラマ 【チャレンジド】 終わる
2009年11月8日(日)

 5回連続ドラマ 【チャレンジド】 が終わりました。

CallengedTop.jpg


 ベテラン教師が、病気から失明し一時は自暴自棄になるが、妻の助けと
全国に盲目の教師が少なからず居ることに勇気を得て熱血教師に立ち直ってゆく
という物語です。

 後天的な盲目は、これに代わる感覚(主として聴覚)が研ぎ澄まされるまでは
中々大変なことだろうと思います。

 ドラマの基底として「走れメロス」(太宰治・作)が流れています。

 最終回は、イジメに対峙して命懸けで取っ組み合う姿を描いており、
感動的に仕上がっていますが、あまりにも『出来過ぎ』で胡散臭い』感もありました。

 このドラマは、実際にあった事件に取材はしているのでしょうが、公式サイトによれば
完全オリジナル・ドラマと銘打っています。
 この“感動的な”イジメ問題解決への展開を見ると、確かにオリジナルだからこその
ストーリーともいえると思います。

 最初は、盲目の教師が教員集団に参加することに否定的だった教師たちも
最終回では全員熱烈に歓迎し、生徒たちも全員がこの教師を慕うのですが、
実際にそういうことがありえるのでしょうか?
 あまりにも理想的なエンディングでした。

CallengedClass.jpg
                        (生徒たち)

 盲目の教師役に 佐々木蔵之介
 妻に 富田靖子
 校長に 西郷輝彦
 同僚に村川絵梨が良い距離感の演技を行っていました。
 他に、田中実、川平慈英、くわばた・りえ
  などの配役

  
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フランクフルト から ワryシャワ へ移動
2009年11月9日(月)

【ポーランド + α 気まま旅】 第24回

 旅行の方は、ようやく フランクフルト から ワルシャワ へ移動です。

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 ホテルに戻り、預けていた荷物を受け取って、再びBokenheimer Warte から中央駅(Hauptbahnhof ) に行くのですが、地下鉄(U4)で一駅のはずが、路線を間違えてHauptwacheの方に言ってしまいました。
ひとたび間違えると中々大変で乗り換えの場所と行く方向がわからず、また迷ってしまいました。
結局Hauptwache からS-Bahn を使ってHauptbahnhofまでどうにかたどり付きました。
後で解ったことですが、Hauptwacheからも空港行きはあり、Hauptbahnhof経由で空港に向かうのです。

結局6時半頃の便で空港に向かいましたが、Hauptbahnhofからわずかに5駅目で、福岡空港くらい都心近くにある空港です。

空港でのチェックインは、昨日の自動チェックイン機で今度はスムーズに行きました。
やはり昨日は時間的に早すぎたようです。

時間的には1時間半くらい余裕があるので、搭乗口近くのカフェで時間調整をすることに。

最初は、オクトーバーフェスタで賞をとったという地ビールを頼みました。800円くらい。

P9220163M.jpg

そのあと、ガイドブックにあったアプフェル・ヴァイン(リンゴ酒)があるかどうか尋ねたところ「あります」という返事なので、それも頼みました。
そうこうしているうちに、ポーランド・ワルシャワ着が深夜11時過ぎになることもあり、夕食を済ませてしまうことに。
再び、何か食べるものはあるか?と訊くと、メニューを持ってきてくれました。
その中で、ソーセージと野菜の軽そうなものがあったので、それを注文。
ところが、出てきたものにはソーセージ山盛りの大きなお皿。

P9220164M.jpg

どうにか、これをたいらげてしまいました。


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【ポーランド + α 気まま旅】 第24回
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TBS系列 TV 【『芸術が踊る都ウィーン 華麗なる謎解き大紀行】
2009年11月10日(火)

 木村佳乃さんが、ウィーンを紹介する番組でした。

 多くが、私も訪れたところですが、その背景など一般旅行者が見られないところを見せてくれて中々見どころがありました。

 私は、3回ウィーンに行きましたが、まだ「ウィーンの森」 と 「ホイリゲ」(居酒屋)には行けていないので次回はぜひ訪れたいと思います。

この番組の公式サイトは、ここをクリック

  
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以下は、仕事で2007年1月にウィーンを訪れた際の写真です。

まずは、Musikferein

Wien20070011M.jpg
    外観の夜景です

Wien20070081M.jpg
    客席後方側を見る

Wien20070077M.jpg
    ステージ側とパイプオルガン

Wien20070078M.jpg
    この女神は何十体も並んでいて、頭で二階の床を支えています


次に、Staatsoper

RIMG0427M.jpg
    外観の夜景です
RIMG0676M.jpg
    プロセニアム(舞台額縁)側

RIMG0673M.jpg
    一階客席

RIMG0674M.jpg
    バルコニー席 側面

RIMG0678M.jpg
    バルコニー席 後方


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ワルシャワ到着!
2009年11月11日(水)

【ポーランド + α 気まま旅】 第25回

 旅行記の方は、まだ二日目の9月22日(火)の午後の続きです。


搭乗時間が近づいたので、搭乗口に行くと十数名の列。
それほど、長い列ではありませんが、中々進みません。
自分の番になってようやく解ったことは、手荷物検査が異常に厳しいこと。

検知器を通る前に、全員に「ポケットの中のものは全部出してこのケースに入れてください」「ベルトも外して入れてください。」という徹底振り。パソコンはあるか?と言うので「この中です」とバッグを示すと出してくれとのこと。これは日本でも出させられますが。

そこまでして検知器を通ったのにアラームが鳴り、例のセンサーで全身検査。
これは他の人もそうだったので、感度を極めて高く設定している模様。

その上、バッグの中身を確かめたいので出してくれとのこと。
ホテルでようやく詰め込んだのに、ここで荷解きをすると、入れるのが大変。

しかたなく、中をあけて取り出しました。

おそらく、小型のカメラスタンドが不審物と思われたのでしょう。
確かに、ゴルゴ13なら、これも武器になるでしょう。

そういう訳で、待合室でなお15分ほど待ったあげく、ようやく乗り込みました。

ワルシャワまでは、このポーランド航空LO-380便で1時間45分の運行予定であり、時間的には福岡・東京程度ですのでそれほど苦にはなりませんでした。 航空機はB-737という30年以上前からある機種ですが、一応B-737-500とはなっていますので、それほど古い機体ではないと思います。

ワルシャワに着いた時には、実際には11時前になっていました。

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「事業仕分け」 で 新国立劇場の事業予算もバッサリ!
2009年11月12日(木)

 昨日から行われている行政刷新会議での「事業仕分け」では、天下り団体への無駄遣いと伴に、『文化』人の私としては、ちょっとそれは問題じゃないかと思う事業見直しもあります。

 タイトルに掲げた、新国立劇場の事業費見直しもその代表例です。

「新国立劇場」の事業などは元々「政策効果が不透明」等と言う切り口で判断すべきものではないでしょうに!

「日本芸術文化振興会」という組織が非効率な天下り団体なのかも知れないので、一概に「削減反対!」という訳ではありませんが、振興基金が文化創造に一役買っていることは確かです。

また、「芸術家育成」も「国の関与は不要。予算削減や地方移管も含めて検討」となったようです。
欧州各国では「芸術家育成」を国の責任で行っています。 
日本でもようやくこういう制度ができてきたと思っていた矢先のことです。

むしろ、文化関係には軍事費や米軍への「思いやり予算」や無駄な公共事業を削ってでも予算を回して欲しいくらいです。

行政刷新会議ワーキンググループ
  日程・ライブ中継サイト


二日目・11月12日の仕分け状況は、ここをクリック

  
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     TKY200911110475.jpg


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深夜にワルシャワ中心部のホテルに到着
2009年11月13日(金)

【ポーランド + α 気まま旅】 第26回

 旅行の方は、ようやく ワルシャワ へ到着です。

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ワルシャワに着いた時には、実際には11時前になっていました。

鉄道駅への案内や、リムジンバスへの案内を探しましたが見つかりません。
そういう挙動を見透かされたのか、「タクシー?」と近づいてくる中年の男。
都心まで20ユーロ(2700円)と言うので、これが高いか安いかも判断できませんでしたが、14kmで深夜料金ということもあり、掛けてみることに。

案の定、タクシーの形状ではありませんが、その種のサービスライセンスは持っているようで(首から提げたIDパスを誇示していました)、料金は別として問題なくホテルMetropolの前まで乗せてくれました。 チップ無しで20ユーロ支払いました。

チェックインして、部屋に入り洗濯物2セットやり遂げて、時間をみたら、午前1時を過ぎていました。

こちらは、ホテルの部屋
P9220165M.jpg

まずますと言うところ。
P9220166M.jpg

一応バスタブもありました。
P9220167M.jpg

昨日より1時間遅い「朝7時」に目覚ましをセットして、寝ました。

今日の万歩計(20,742歩、13.30km)


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(ここまで、現地時間9月24日朝追記)

ホテル情報
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HOTEL METROPOL ★★★★
冷蔵庫 ×
湯沸かし器 ×
電源コンセント(寝室に1個:ソファーの後方で見つけるのに一苦労)
インターネット 無線LANというが認証できず。使用できない。
 別室のPCは使用可能だが、LANケーブルを引っ張り出せず、
 持参のPCはしようできず。
 固定のPCで、ネットにはつながり、自らのメールページには繋がったが
 日本語表示ができず、迷惑メールを削除することしかできなかった。
コーヒー、紅茶などのティーバック ×
ボトルWater ○
Safty Box ×
湯船  ○
浴用アメニティGoods(髭剃り、歯ブラシ、櫛、スリッパなど) ×
寝具(浴衣のようなもの) ×
スリッパ ×
80 ユーロ/Day
交通至便 中央駅のすぐ上
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【ポーランド + α 気まま旅】 第26回
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松本清張 生誕百年記念 映画【ゼロの焦点】 を見ました
2009年11月14日(土)

 今日、全国で公開された 松本清張原作の
 映画【ゼロの焦点】 を見ました。

 広末涼子、中谷美紀、木村多江の3女優が出演しているという前評判のせいか、結構大勢の観客が見に来ていました。

s_DP2009111403.jpg

 本日は、14日のTOHOデーで、全作品・終日1000円で見られます。
大勢の観客は、この1000円のせいかも知れません。
何故、14日がTOHOデーかは知らなかったのですが、先々週映画を見た際に、阿部サダヲが「なくもんか」の宣伝で、11月14日公開を強調し、14日は10(とお)と4(フォー)で東宝デーだと説明していました。
 それが、東宝の公式見解か、阿部サダヲさんのアドリブかは解りませんが、初めて聞いた話です。

*******************
 「ネタバレ厳禁」のようなので、ストーリーを書けませんが、主役は3女優と言うより、広末涼子一人だと言えます。

Zero004.jpg
   (始めの方の場面 夫を金沢出張に送り出す禎子)

 映画は、雨の明治神宮外苑での「学徒出陣壮行会」の実写記録映像から始まります。
そして、戦争とその後の『進駐軍』と呼ばれた米軍の支配が根底に流れているようです。

 私は、松本清張の小説【ゼロの焦点】 を学生時代に読んだはずです。
というのは、その頃 松本清張の小説 を次々と読破していましたので。
しかし、小説【ゼロの焦点】のストーリーは全く覚えていなくて、映画の内容は結構新鮮でした。

 映画の終盤に向かって、広末涼子扮する禎子が犯人と犯行の手口を推理し、誰が『真犯人』かを突きとめるのですが、それはあくまでも禎子の推理に過ぎず、本当の「真犯人」が誰かは解りません。

Zero002.jpg
   (映画終盤の場面)

 ある情報誌によると、広末涼子さんはNGが無く、マジックアワーの一瞬を外すことなく撮影が進んだと言うことですが、私は広末涼子さんの演技がそれほどうまいとは思えません。

 なお、その情報誌によると、雪の降らせ方はCGやVXFではなく、実際の雪を待って撮影したそうです。
 
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広末涼子「ゼロの焦点」初日挨拶で西島との混浴秘話に赤面 - goo 映画

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宮藤官九郎 脚本の映画 【なくもんか】 を見ました
2009年11月15日(日)

 昨日、全国で公開された 宮藤官九郎 脚本の
 映画【なくもんか】 を見ました。

NakumonkaTopM.jpg

 多くの記事で紹介されているように、この映画は、
奇妙奇天烈で不思議な喜劇映画 【舞妓haaaan!】 で意外なHitを果たした
水田伸生・監督、宮藤官九郎 脚本、阿部サダヲ 主演のちょっと泣ける喜劇です。

「なくもんか」 の表題とは裏腹に、いつも笑顔の主役「山ちゃん」=祐太(阿部サダヲ )はよく泣きます。

Nakumonka001.jpg

笑顔で商店街の仲間やお客さんに接している時も泣いているのかも知れません。

彼と、見ず知らずの血縁の弟・祐介の生い立ちは、映画の最初の方で紹介されてしまいます。
そして、二人がどのように出会い、どのように反発し、どのように解り合って行くかが映画のポイントです。

Nakumonka002.jpg
 (レポーターとして兄弟の関係を知ることもなく「山ちゃん」=祐太を取材する弟・祐介)

もう一つの流れは、『秘伝のたれ』で有名なハムカツの店「山ちゃん」の先代の娘・徹子(竹内結子)との関係

結局、二人の思いは通じて結婚へ

Nakumonka005.jpg
   (林家三平風に商店街を『結婚パレード』する二人と祝福する仲間たち)

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 「舞妓haaaan!」 ほどの奇抜さや驚きはなくて、山田洋二風の『定番』の感触がありましたが、なかなかいい映画だったと思います。
 なお、松竹映画風ではありますが、東宝が核となった制作委員会方式の映画です。

 始まったばかりなので、ストーリーは書かないことにします。

 NHK大河ドラマ「天地人」とトヨタの子ども店長で有名になった加藤清史郎君が
子ども時代を演じていました。

 昨日は東宝デーで1000円だったので、観客は結構多く、50人くらいの入りでした。

 
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ワルシャワで行動開始!
2009年11月16日(月)

【ポーランド + α 気まま旅】 第27回

 旅行記の方は、ポーランド・ワッルシャワの実質一日目です。
前日深夜にワルシャワに到着していました。

************************

9月23日(水)

朝6時に、目覚まし時計ではなく、携帯電話のアラームがなり、起こされてしまいました。
こちらの時間設定変更を忘れていましたので・・・
昨夜遅かったので、もう一度寝ることに。

朝食は7時半からと思い込んでいましたが、案内を読み直すと6時半からでした。
今日は7時に目覚ましを掛けていたので、食事に言ったのは予定通り7時半頃になりましたが、結構な繁盛振りで、相席を頼む人も居て、私が座っていた席にも上品な婦人が申し出てこられました。

部屋に戻り、朝風呂に入ったり、この記録を書いていたりするといつの間にか9時を過ぎていました。

結局、今日も10時発となってしまいました。

まず、ワルシャワ3日カードを購入することにしましたが、普通ホテルで購入できるはずなのに、ありません。キオスクで売っているはずだと言うことですが、キオスクらしきものは見当たらず、タバコや飲料水などを売っているところに聴いても解りません。
結局、自動券売機で四苦八苦しながら購入しましたが、これは単なる3日間有効の切符であってワルシャワカードでは無いようです。

さて、その切符を買ってとりあえずメトロで二駅ほど北上したところで降りると、立派な建物が幾つか見えました。既に10:45頃です。

P9230001M.jpg

まず、近くの建物の方に行くと、思った通りの博物館でしたが、地図には記載がありません。
とにかく、入って見ることにしました。
ここは、公立の考古学博物館のようで、入場は無料。

P9230002M.jpg

 【PANSTWOWE MUZEUM ARCHEOLOGICZNE】 と読めます。
  Google翻訳でポーランド語から訳すと 「国立考古学博物館」 となりました。

 BC3千年頃から、AD1300年頃までの発掘遺物が展示されていました。
土器の形などは、世界共通のようで、日本の博物館でも目にするような形状でした。

内部は写真撮影禁止です。

15分ほどでそこを出て、目の前にあるもっと立派な宮殿風の建物に行きました。

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【ポーランド + α 気まま旅】 第27回
     【ポーランド + α 気まま旅】 第26回 へ      第28回 へ  

   
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元宝塚トップスター・ 大浦みずきさん死去
2009年11月17日(火)

 まだ現役バリバリだった、大浦みずきさんが、肺がんで亡くなられたそうです。
これからの活動も期待された53歳の若さでした。

 退団後の演劇なども幾つか見たことがありますので、残念です。

 ご冥福をお祈りいたします。

     OuraMizuki.jpg
            (時事通信  11月16日(月) 9時 7分)

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大浦みずきさん死去
 =元宝塚トップスター、ダンスの名手
 

      時事通信 2009年11月16日(月)00:03
 元宝塚歌劇団花組のトップスターで、退団後はミュージカルを中心に女優として活躍した大浦みずき(おおうら・みずき、本名阪田なつめ=さかた・なつめ)さんが14日午前7時、肺がんのため、東京都内の病院で死去した。53歳だった。東京都出身。葬儀は近親者で行い、12月2日午後2時から東京都新宿区南元町19の千日谷会堂でお別れの会を開く。喪主は姉の内藤啓子(ないとう・けいこ)さん。

 1974年に宝塚歌劇団に入り、男役として活躍。幼いころから習っていたバレエの実力で早くから抜てきされ、88年に「キス・ミー・ケイト」で花組トップスターに就任。ダイナミックでエレガントなダンスで「宝塚のフレッド・アステア」と評され、「ダンスの花組」と呼ばれる一時代を築いた。「ベルサイユのばら」のフェルゼン役などを演じて91年に退団。現役中の89年、退団後の92年と2度にわたり歌劇団のニューヨーク公演に参加し、成功に導いた。 
 



大浦さんの死悼む、真矢「本当に尊敬できる人」 

      スポーツニッポン 2009年11月17日(火)06:01
 元宝塚歌劇団花組のトップスターで、14日に肺がんのため53歳で死去した女優大浦みずき(本名阪田なつめ)さんの悲報を受けて16日、真矢みき(45)ら宝塚の元トップたちが所属の「組」を超えて早過ぎる死を悼んだ。真矢は「みずきさんが私を変えてくれた」としみじみ。12月2日午後2時から東京都新宿区南元町19の千日谷会堂でお別れの会が開かれる。喪主は姉内藤啓子(ないとう・けいこ)さん。

 花組の下級生(後輩)として「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」(90年)など同じステージに立つことも少なくなかった真矢だけに、偉大な先輩の死には悲しみが込み上げた。

 「宝塚のフレッド・アステアと呼ばれたダンスの名手。大浦さんは宝塚のグレードを上げてくださった方です。トップお披露目の舞台となった“キス・ミー・ケイト”(88年3月)を見て、なんてガウンの似合う人だろうと見とれてしまいました。黒燕尾(えんび)姿も最高。とにかくプロ精神のすごい方でした」

 91年に大浦さんが退団する際、当時3番手だった真矢は「一緒に辞めようかと思います」と相談したという。「その時、鼻で笑われたんです。そして“あんたがトップにならなくてどうするの”と言われました。その一言が私を大きく変えるきっかけになりました」

 昨年、大浦さんが同じ事務所に移ってきた。もちろん闘病の様子も耳に入っていた。大浦さんは肺がんで昨年11月20日に都内の病院に入院。その後、転移もみられ一進一退を続けたが、闘病中の姿は見せたくないだろうとあえて見舞いは遠慮。その代わり、上級生・下級生と一緒に千羽鶴を折ったり、8月29日の大浦さんの誕生日には「会いたい」とつづった手紙を書いて送ったりして、回復を祈ってきた。そのかいもなく逝ってしまった大浦さん。真矢は「少女のような純真さも持ち、尊敬のできる人でした」と涙で手を合わせた。
 




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ミュージカル【アンデルセン】 九州公演中
2009年11月18日(水)

 先日から度々御紹介している 劇団「四季」の
ミュージカル【アンデルセン】 
の全国ツアーも既に2ヶ月近くとなり、今は私の住む九州で公演中とのこと。

劇団「四季」の公式サイトより最新情報(11/17付け)を引用すると
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『アンデルセン』の旅路より ~大橋伸予(熊本県出身)~2009-11-17
 
春雷の鳴る嵐の夜、島崎町の赤ちゃんポストで有名な慈恵病院で私は産声をあげました。その後大江町で暮らし三才の時に父親の転勤で福岡に移り住むことになるのですが、幼少から今日まで熊本での思い出は自分の記憶のひとこま、ひとこまにハッキリと残っています。

その中で忘れられない思い出は水前寺のじいちゃんの事です。祖父は水前寺に住んでいましたので私は水前寺のじいちゃん、じいちゃんと言って祖父を慕っていました。初孫だったこともありますが、引っ込み思案で無口で人見知りの激しい子供の私をとても心配してなんとか心を開かせようと導いていってくれた祖父でした。
その後私は高校を卒業してすぐに劇団四季の研究所に入りました。いちばん喜んでくれたのは祖父でした。私がまさか人前で演じることを職業に選ぶなどとは夢にも思わなかったでしょう。

091117andersen01.jpg
セリーヌ役を演じる大橋伸予(右)とその息子ラース役を演じる白澤友理
                             (撮影:下坂敦俊)

このたび、こうして『アンデルセン』で故郷に帰れますことを幸福に感じます。
久し振りに熊本の地を踏むにあたって思い出すのは、その祖父のことです。

『アンデルセン』の作品の中には沢山の素敵な言葉が散りばめられています。どんな時代にも共感できる、心に沁みる言葉です。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンが子供たちに「真心」と「想像力」が大切なのだと語る一場面があります。
私はそのハンスの言葉から、祖父は人の心の大切さを教えてくれたのだと、改めてしみじみと感じるのです。

火の国、熊本に自分が生を受けたことを誇りに思います。

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昨日の鹿児島公演の出演者一覧は、ここをクリック

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劇団「四季」ミュージカル【アンデルセン】公式サイト


 こちらは、プロモーション・ビデオ (画像をクリックで再生;1分15秒) 



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ワルシャワで“名所”ではない処を観光
2009年11月19日(木)

【ポーランド + α 気まま旅】 第28回

 旅行の方は、9月23日 ワルシャワ 実質第一日目のつづきです。

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 入場料無料の「国立考古学博物館」を15分ほどで出て、道路を隔てて目の前にあるもっと立派な宮殿風の建物に行きました。

P9230004M.jpg


 入り口らしき処に居たガードマンのような風情の人に、「観光客だが中に入れるか?」と問うと、ここはワルシャワ警察本部なので、見学はできないとのこと。
そのガードマンのような風情の人は正真正銘の警察官でした。

P9230006M.jpg

 その警察本部の側面の道路沿いには、『スターリニズムの政治警察の跡』とでもかいてあるのでしょうか? 
 案内標識が建っていました。(Google翻訳すると「スターリン主義の政治犯の広場」)

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そこを出て、横の公園を歩いていると、丸い小さな東屋風の建物が見えてきました。

P9230015M.jpg

おそらく、トイレだろうと中を覗くと数人の方が、ポリタンクに水を汲んでいました。
わざわざ、ここまで来るということは余程良い水なのでしょう。
私もペットボトルの水を捨てて入れ替えました。

P9230013M.jpg

おいしいかどうかは、解りませんが冷たくて爽快でした。
口当たりは柔らかかったように思います。

この辺りの建物も殆どがヒトラーにより徹底的に破壊された後に、当時の形に復元再建されたもののようです。
街のあちこちに、ゲットー跡を示す標識があります。
これも、その内の一つです。

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【ポーランド + α 気まま旅】 第28回
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事業仕分けで芸術文化は大胆に切り捨て! オケも怒り!
2009年11月20日(金)

 民主党による「事業仕分け」は、選任された経緯もあいまいな「民間委員」と数名の民主党議員が『専門知識』なるものをひけらかして、事業実施者の説明も聞かないまま一方的で執拗な質問を繰り返して、言わば「バッサバッサ」と切り捨てる荒っぽいものである。

 この間の見直しの中で、自衛隊の「ミサイル防衛システム」や「ヘリ空母」などの重装備や米軍のグアム移転などの多額の費用が掛かるものは見直さず、米軍施設で働いている日本人労働者の給料が高すぎるから減額するなどという手法で、一事が万事取り仕切られている。
 要するに肝心要のところは『聖域化』しておいて、枝葉末節のところを切り刻んでいるのである。

 そのような動きの中で、『声の弱い』分野は無残にも切り捨てられている。
文化・芸術分野、科学技術分野は、その典型であろう。
 これらは、元々「効率性や経済性」とは裏腹な分野であり、今回の事業仕分けの基準でゆけば「保護するに値しない」ということになってしまう。

 元々ヨーロッパと比べると日本の文化予算は、あまりにもみすぼらしいものであった処をさらに削ってしまうのが「事業仕分け」の本質であり、民主党の本性であるというところか?

 「日本オーケストラ連盟」が19日、「事業仕分け」の見直しを求める意見書を文部科学省に提出した。
 頑張っていただきたい!

朝日新聞の短い報道を引用すると
オーケストラ連盟、仕分けに意見書 予算減は「非常識」

      朝日新聞 2009年11月20日(金)20:45

 行政刷新会議の「事業仕分け」に対し、国内30団体が加盟する「日本オーケストラ連盟」が19日、見直しを求める意見書を文部科学省に提出した。「経済効率や数値で示される成果、効果だけを優先する」もので、「世界の通念からも非常識な結論」「国、地方公共団体そして民間からの支援もなければその水準を維持できない」としている。

 「事業仕分け」では、新国立劇場(東京・初台)の運営財団に業務委託をしている「日本芸術文化振興会」をはじめ、芸術家の国際交流や、学校への派遣などに対する一連の文化事業予算を大幅に削減するとしている。 



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ワルシャワ・ゲットー記念広場を訪れて
2009年11月21日(土)

【ポーランド + α 気まま旅】 第29回

 旅行記の方は、ポーランド・ワッルシャワの実質一日目の続きです。

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9月23日(水)

ゲットー記念広場に到着した頃には、11:30になっていました。

2009Sep23GhettoMonument.jpg


私が到着した時には誰もいませんでしたが、すぐにツアーの団体が幾つか来ました。

P9230047M.jpg

ガイドが英語で説明しているのを横で聞いていました。

P9230036M.jpg

このパネル両面には、ポーランド全域に置かれ、多くの強制収容者を殺戮したゲットーや“収容所
”の所在地の地図と写真、そして犠牲者関連の情報が掲載されています。
もちろん、この2面で書き切れる犠牲では有り余るものとは思いますが・・・

P9230037M.jpg

ユダヤの国・イスラエルの国旗数枚と供え物が置かれていました。

P9230028M.jpg

このすぐ横では、博物館の建設が進んでいました。

また、ここにも先ほどと良く似た石碑が置かれています。

P9230045M.jpg


12時過ぎまでここで時間を費やして慰霊し、先ほどの公園の方に戻って、旧市街の方に行くつもりです。

P9230026M.jpg

(ここまで、現地時間9月25日朝追記)


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【ポーランド + α 気まま旅】 第29回
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インサイト 1ヶ月点検
2009年11月22日(日)

 先日購入したハイブリッド車・ホンダ 【INSIGHT】 が、
10月15日の登録から1ヶ月点検を迎えたので、ディーラーに出向いて点検を受けてきました。

 タイヤの空気圧やブレーキの作動状況、ライトの点検など、簡単な点検だけのようです。
1ヶ月と1週間の走行距離は1000km弱でした。

20091017123441


 この間の、エコ・ドライブ指標は一向に改善せず、相変わらず第一段階のまま。
それなりに注意して運転しているのですが。
 平均車速:18km・燃費指標が約15km/L。 

 このあと、給油してトリップメーター【A】を「0」に戻して、所用で北九州まで高速を往復したところ、平均車速:24km・燃費指標が約19km/Lにはなりましたが、エコ・ドライブ指標は向上しませんでした。

 なお平均車速や燃費指標は、トリップメーター【A】の「0」カウントから再計算を始めるようで、給油の時にトリップメーター【A】(【B】に切り替えも可能)を「0」にリセットする場合は、前回の給油からの延べ走行距離と燃料消費量や走行時間から計算されるようです。

 毎日の走行状態をモニターしたい場合には、走行開始時にトリップメーターをリセットすれば可能なようです。

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ミュージカル【アンデルセン】 裏方さんの職人技あってこそ
2009年11月23日(祝・月)

 先日から度々御紹介している 劇団「四季」の
   ミュージカル【アンデルセン】 
     の全国ツアー。
 おとといの佐賀県・鳥栖公演と、きのうの福岡県・北九州公演を追っ掛けました。

     AndersenTosuPosterM.jpg


 鳥栖市民文化会館には、併設の無料駐車場があり、多くの車が駐車できて便利。
この地域に詳しい友人をお誘いして来たので、駐車場までスムーズに来ることができました。

 ちょっと早めに着いたので、時間調整と空腹防止に入った駐車場前の小さな「うどん屋」さんは、こちらが入った時はガラガラでしたが、十数分後には、同じような発想で入ってきたお客さんでたちまち満席。小さいとはいえ50人くらいは入れる処です。
 このミュージカル【アンデルセン】を観に来たお客さんが殆どのようで、「うどん屋」さんの中は小学生位の子ども連れで賑やかな雰囲気。

***********************

 こちら鳥栖市民文化会館では、公演が始まる際の幕は会館に常設の【綴織緞帳】を使用し、
「劇中劇」の幕は、会館に常設の【絞り緞帳】を使用していました。

 一方、北九州芸術劇場・大ホールでは、公演が始まる際の幕も「劇中劇」の幕も劇団持込の同じ赤い幕を使用していました。

 今日は、大分市の「いいちこホール」で、鳥栖から三日間連続の『乗り打ち』公演(当日到着・当日公演)とのこと。

【裏方もつらいよ!】

 俳優陣の負担もさることながら、
俳優よりも早く早朝から会場に乗り込み、
舞台装置をトラックから降ろして、大道具搬入口から劇場内に取り込み、
背景幕や装飾幕・舞台照明器具など吊物の吊り込み位置合わせなどの
セッティングや安全確認、試運転を
公演時間前の通しリハーサルまでに間に合わせなければならない
裏方さんの苦労は想像に絶するものです。

 照明や音響も、操作卓は劇団から持ち込むにしても、
負荷回路は会館所有の回線を使うことになるでしょうから、
会場ごとに異なる回線の数量や容量に合わせなければならず、
相当大変で困難な仕事でしょう。

 土・日・祝にも関わらず、マチネー(昼公演)ではなく、夜公演となっているのは、そういう仕込み作業の故だと思います。
 公演スケジュールを見ると同じ会館で2・3日連続公演がある場合だけ
二日目や三日目の昼公演が行われるようです。

 そして、『乗り打ち』公演の場合は、夜9時頃公演が終了したら、
その場で舞台装置の『バラシ』を行い、取りまとめてトラックに乗せ、
次の会場に輸送しなければなりません。

 表舞台には上がらない裏方さんたちのそういう職人技があってこそ、
ミュージカルやオペラ、演劇などの公演は成り立っているのです。
 また、劇団の規模によっては、俳優さんたちも「仕込み」「バラシ」を
行うのが当然のお約束になっているようです。  


********************************

北九州芸術劇場では、リバーウォーク駐車場の割引券があるようです。
後で知ったので活用できませんでしたが、通常30分150円のところを、
5時間650円(1時間当り130円)という割安。
但し、劇場内でプリペイドカードを買ってから駐車場に持って行く必要があるようです。
買い物や飲食で時間を浪費しない限り、通常の公演なら5時間もあれば余裕です。

実は、30分150円では随分高くつきそうなので、
近所の民間駐車場15時間800円に入れ直してきたのです。

********************************
今回は、公演の内容とは別の話でした。

鳥栖公演のキャストは、以下の通り(ここでも裏方さんは出てきません)
AndersenCastTosuM.jpg

北九州公演の【スタッフ・キャスト】は、

【スタッフ】

作詞・作曲 フランク・レッサー
台本 ジョン・ファーンレイ
    ビヴァリー・クロス
    トミー・スティール
訳・日本語台本 劇団四季文芸部
訳詞 岩谷時子

製作・演出 浅利慶太

振付 坂本登喜彦
     謝 珠栄
     加藤敬二
装置 土屋茂昭
衣裳 河盛成夫
照明 紫藤正樹
音楽進行 鎮守めぐみ  


【キャスト】

ハンス・クリスチャン・アンデルセン : 味方隆司
マダム・ドーロ : 斉藤美絵子
ペーター : 有賀光一
ニールス : 岩崎晋也


【男性アンサンブル】
  齊藤 翔
  鈴木伶央
  齊藤太一 
  高城将一
  渡井真一
  廣野圭亮
  維田修二
  川地啓友
  香川大輔
  川口啓史
   (劇団俳優座)
  前田員範

【女性アンサンブル】
  大橋里砂
  長橋礼佳
  江部麻由子
  森田真代
  梅崎友里絵
  大槻純子
  服部ゆう
  荒木 舞
  石野寛子
  高橋佳織
  榊山玲子
  是澤麻伊子
  白澤友理
  大橋伸予   


キャストの役柄や衣装、立ち位置などの詳細を書いているブログを見つけましたのでご紹介します。
  AT THE BALLET;アンデルセン(9・10)


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ワルシャワ蜂起 記念碑
2009年11月24日(火)

【ポーランド + α 気まま旅】 第30回

 旅行の方は、9月23日 ワルシャワ でのナチスの暴虐の遺跡めぐりです。
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 ゲットー記念広場を後にして、先ほどの公園の方向に進むと、
トラム(路面電車)の通っている広い道路に出ました。

P9230049M.jpg

考古学博物館と警察本部の間を通っていた道だと思います。

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 公園を先ほど来た時とは別の方向に進むと、
ゲットーの壁跡を示す標識がありました。(12:15)

P9230052M.jpg

P9230050M.jpg

P9230050S.jpg
 (この壁があったゲットーのワルシャワ市内における位置を示すプレートのようです)

P9230051M.jpg
 (1940年から43年に設置されていた このゲットーについての説明文のようです。) 

 左のプレートはポーランド語、右側のプレートは英語
 概略を紹介すると・・・
【1940年11月16日にドイツ占領軍によってワルシャワが切り取られゲットーとなった。
 このゲットーは広さ307ha(ヘクタール:10,000㎡)
 約36万人のワルシャワのユダヤ人と、
 9万人の他の地域の者が収容された。
 1942年の夏までに、およそ10万人が餓死した。
 ドイツは、30万人をガス室で殺害した。
 1943年4月19日から5月中旬までゲットー蜂起が闘われた。
 蜂起を闘った勇士は、拷問され殺害され焼却炉で焼かれた。
 生き残った人々は数人だった。
     ワルシャワ蜂起を忘れないために
     2008年 ワルシャワ市

  ここに、メインのゲットーの入り口があった。】 


******************************

また、その先にも記念碑がありました。
こちらは、1944年5月の事件を記念するもののようですが、その事件が何かは知りません。
(この事件については、その後9月24日にガイドの説明で判明します)

P9230055M.jpg

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(ここまで、現地時間 9月25日朝追記)

 
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【ポーランド + α 気まま旅】 第30回
     【ポーランド + α 気まま旅】 第29回 へ      第31回 へ  
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濃霧の朝
2009年11月25日(水)

今日の朝、通勤のために外に出ると一面のモヤの中。 (8:00am)

2009Nov2501M.jpg


天気予報で「濃霧」と言っていたが、こんな標高が低いところでも
「濃霧」そのままの濃い霧だった。

視界は50m程度か?赤信号も、相当近づかないと見えない。 (8:03am)

2009Nov2502M.jpg


写真で観るとそれほど濃くは見えないかも知れないが、
肉眼ではちょっと先も見えないという感じだった。

海に近い香椎界隈まで来てもまだまだ濃い霧のままがった。 (8:19am)

2009Nov2503M.jpg

名島界隈でもまだまだ濃霧状態 (8:22am)

2009Nov2504M.jpg

ようやく、天神界隈まで来ると太陽の力か、少しは薄くなっていた。 (8:48am)

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今回は、「2009年11月25日に濃霧が起こった」という記録です。



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劇団・四季 の 全国での公演
2009年11月26日(木)

現在「劇団・四季」が全国の劇場で行っているミュージカルは
常設劇場で9公演と全国ツアー6公演の計15公演

これだけのカンパニーを平行して動かしているのです。

こちらは、常設劇場でのロングラン
Shiki2009NovStageListM.jpg

東京
   ライオンキング:東京 四季劇場[春](浜松町) 2010/03/31公演分まで

   ウェストサイド物語:東京 四季劇場[秋](浜松町)2010/1/11公演分まで

   コーラスライン:東京 自由劇場:(浜松町)2010/1/3公演分まで

   エビータ:東京 自由劇場(浜松町) 2010/1/16~3/14公演分まで

   アイーダ:東京 電通四季劇場[海](汐留) 2010/5/30公演分まで

横浜
   キャッツ:横浜 キヤノン・キャッツ・シアター(横浜) 2010/5/30公演分まで

名古屋
   オペラ座の怪人:名古屋 新名古屋ミュージカル劇場 2010/4/25公演分まで

大阪
   ウィキッド:大阪 大阪四季劇場 2010/4/4公演分まで

京都
   美女と野獣:京都 京都劇場 2010/2/28公演分まで

福岡
   劇団四季 ソング&ダンス 55ステップス:
          福岡シティ劇場 2010/1/3公演分まで


以下は、全国ツアー

   人間になりたがった猫

   エルコスの祈り

   アンデルセン

   嵐の中の子どもたち

   はだかの王様

   劇団四季 ソング&ダンス 55ステップス

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劇団四季 アンデルセン

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    (アンデルセン最終月・12月公演日程 クリックで拡大)
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ワルシャワ旧王宮へ
2009年11月27日(金)

【ポーランド + α 気まま旅】 第31回

 旅行記の方は、ポーランド・ワッルシャワの実質一日目の続きです。

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9月23日(水)

 ゲットー記念広場やゲットー蜂起記念碑を後にして、
旧王宮の方に歩いて行くことにしました。

 今回の旅行では、様々なガイドブックやインターネット情報を収集しましたが、
この地図が歩いて動き回るには最も解りやすかった。

WarszawaMap01M.jpg

 ただ、この地図には公共交通機関が書かれていません。

 何度もこの地図を確認しながら移動し、旧王宮に向かいましたが、
その間に多くの記念碑や建築物を見ることができました。

P9230071M.jpg
   (これも1944年の事件のメモリアル記念碑のようです)

P9230069M.jpg
   (上の写真の裏面です。1944年のワルシャワの主な蜂起の地点のようです)

2009Sep231939M.jpg
   (この博物館ではナチスの暴虐と解放後のスターリンの支配について
    展示されていましたが、写真禁止で中の写真はありません)

P9230075M.jpg
   (こちらも、1939年から1945年のナチス支配のメモリアルのようです)

 
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【ポーランド + α 気まま旅】 第31回
   【ポーランド + α 気まま旅】 第30回 へ      第32回 へ  
     この連載を最初から読む
       前振り(第1回から13回)を省略して旅行記本編の冒頭(第14回)から読む

   
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メイキング映像を本編前に垂れ流し興冷めの NHK 【坂の上の雲】
2009年11月28日(土)

 明日の日曜日から放送が開始されるNHKの3年連続上映ドラマ「坂の上の雲」

 このところ殆ど毎日連続で特集番組やスポット宣伝を流し、NHKとしての力の入れ方も尋常ではないことが解る。

SakanoUeCast.jpg
 (「坂の上の雲」キャスト 「豪華キャスト」であることは確か! クリックで拡大)

 しかし、NHKウォッチャーの人々からは、危惧の念が表明されている。

【NHK「坂の上の雲」に学識者ら要望】 

      時事.com 2009年11月26日 18:45
 学識者らでつくる「坂の上の雲」放送を考える全国ネットワークは26日、NHKで29日から放送されるドラマ「坂の上の雲」に関して、司馬遼太郎氏の原作小説には「重大な歴史認識の誤り」があるとして、視聴者に事実との違いを伝える措置を講じるよう要望した。
 同ネットワークは、最近の研究では「当時、ロシアが日本を侵略しようとしていたことを示す歴史的事実は無い」とし、日露戦争は「祖国防衛戦争」だったとの司馬氏の認識は誤りだと指摘。著作権に配慮した上で訂正や補足を行うか、ドラマ放送期間中に日清・日露戦争の経緯の検証番組を放送することなどを求めた。(2009/11/26-18:45) 


【「坂の上の雲」に異議あり!NHKは「訂正や補足が必要」】 

       スポニチ 2009年11月26日 17:30
  NHKで29日から放送の司馬遼太郎さん原作のスペシャルドラマ「坂の上の雲」をめぐって、有識者らのグループが26日、原作に「歴史認識の誤り」があるとして、慎重に対応するよう同局に申し入れた。

 申し入れたのは「『坂の上の雲』放送を考える全国ネットワーク」など。原作について「日露戦争を『祖国防衛戦争』と記しているが、ロシアが日本を侵略しようとしていたことを示す歴史的事実はない」と指摘。「著作権に一定の配慮をした上で、訂正や補足が必要」としている。

 記者会見した呼び掛け人の醍醐聡東京大教授は「NHKは深刻な問題を扱っているという認識がない」と批判した。  

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 司馬遼太郎氏は、自らの小説の危うさ(自らの意志に反して軍国主義者に利用される危険性など)を知っていたと見えて、「映像化はしないよう」求めていたと言う。
 誰が最終的に司馬遼太郎氏の『遺言』を覆したのかは定かには知らないが、先日NHK番組宣伝に出演していた「司馬遼太郎氏記念館」だったか「坂の上の雲 ミュージアム」だったかの現在の館長が長期に亘るNHKとの交渉の結果『条件付で』許可したという話をしていた。

 司馬遼太郎氏の原作は、思想的にはリベラルに近かった正岡子規を配することで、軍国主義礼賛にはならないようにしていたと思われるが、司馬遼太郎氏の観点として、日清戦争、日露戦争は道義があったが、第二次世界大戦には道義がなかったという点があることも問題にされているようである。
 しかし、私は司馬遼太郎氏の思想を深く知る訳ではないので、そのような指摘が妥当なものかどうかは解らない。

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 それは、さておき(閑話休題)
NHKのハシャギ過ぎと「ネタバレ」は見苦しいと言わなければならない。

 予備知識として時代背景や粗筋を紹介するのはある程度許されると思うが、
キャストが俳優として役を語ったりすれば、本編でも役柄としてではなく俳優として感じてしまう可能性が高くなるではないか!
 その上、メイキング映像の垂れ流しである。
特撮やCGやロケシーンや撮影中の休憩シーンなど、こんなものを見せられては本編を見た時に、「あぁ、あそこはそういう風に撮影していたんだったな。」と思い出してしまって興冷めとなるのは必至であろう。
 特撮を本編放送前に見せるなど、「ネタバレ」そのものであり、ドラマでも映画でも演劇でも最大の「禁じ手」ではないか!

 最近のNHKは力を入れている番組ほどハシャギすぎて「ネタバレ」連発である。
今年前半に大宣伝していた「白洲次郎」もそうであった。
 白洲次郎役の俳優・伊勢谷勇介氏に役作りの苦労や留意事項などを本編放送前に語らせていた。

 古くは、大河ドラマ「宮本武蔵」の際に巌流島での決闘シーンの撮影風景をワイヤーアクションやテレビカメラの走行装置なども映して、どのような特撮が行われたかを詳細に紹介していた。
 本編放送後に、「実はあのシーンはこのように撮りました」と言うのなら解らないこともないが、これも巌流島の放送が行われる前に、何度も放送されていて本編を見たときは「決闘の緊張感」が感じられず、白けたものだった。

 とにかく、NHKは視聴者サービスのつもりで、どんどん「ネタバレ」をやってくれるので、「ドッチラケ」の今日この頃である。

  メイキング映像の放映は、本編放送後に願いたいものだ。

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METライブビューイング ベルディ作曲 【アイーダ】
2009年11月29日(日)

 今日朝10時から福岡市の中洲大洋劇場(映画館)で、
METライブビューイング 今シーズン第2作 
【アイーダ】(ベルディ作曲)」を観ました。

METライブビューイングM


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MET上演日: 2009年10月24日
日本上映日:11/28~12/4
出演: ヴィオレタ・ウルマーナ(アイーダ)
    ドローラ・ザジック(アムネリス)
    ヨハン・ボータ(ラダメス)
    カルロ・グエルフィ(アモナスロ)
指揮:ダニエレ・ガッティ
演出:ソニヤ・フリゼル

【チケット】
・各演目 3,500円均一(税込)
・お得な特別鑑賞券3枚セット  9,000円(税込)
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 この【METライブビューイング】とは、アメリカ・ニューヨークにある世界最高水準の
メトロポリタン歌劇場 (Metropolitan OPERA) で公演されるオペラを
生で全世界に中継し、各地の映画館で上映する というものです。
欧米では、まさに生中継ですが、日本では日本語字幕を付けたりするので、
1か月遅れ位で上映されます。(通常1週間上映)

 この取り組みは、昨年から始まっているようです。

 オペラ公演には多額の費用が掛かるので、一日の公演で2千人や3千人の
観客を集めても、とても採算が採れるものではありません。
 そこで、これを全世界に中継して数万人・数十万人の人々に鑑賞してもらい
小口の鑑賞料を集めることで、劇場での観客収入を大きく上回る収入を得ようと
いうものです。(日本では3,500円)
 昨日(二日目)も朝10時からの上映にも関わらず、
中洲大洋劇場に百人近い観客が来ていました。
根強い人気があるようです。

 今回の【METライブビューイング】の中休み後にもナビゲーターのルネ・フレミングさん
が説明していましたが、それでもプロダクションに必要な経費の半分にしかならず
個別の募金を訴えていました。

MetAida01M.jpg

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 オペラを劇場で観る迫力には及ばないかも知れませんが、ライブビューイングならではのメリットもあります。
 まず、序曲や第2幕への前奏曲などの際に、指揮者や演奏者などオケピット内の表情がアップで見ることができることです。
 次に、劇場ではオペラグラスを通してしか見ることができない歌手の表情や細かい演技が、背景や他の歌手の動きと一緒に見ることができること。
 また、字幕は劇場ではオペラの視界外部に設置されていて、字幕に集中すると歌手の演技が見られない場合が多いのですが、こちらは映画の字幕なので同時進行で内容を知ることができることです。
 さらに、幕間の休憩時間(今回は第一幕後15分、第二幕後10分)に舞台裏の状況を大道具や吊物や迫りのセッティング変えまで含めて詳しく見せてくれ、出演者やエキストラへのインタビューもあったりして興味津々。 大道具方のみなさんは、腰ベルトに大工道具をぶら下げてタラップを登ったりと鳶職さながらの軽快な動き。幕間の転換とあって大声で叫ぶわけでもなく粛々と転換作業を行っていました。

 そして、何よりもメトロポリタン歌劇場という世界最高水準のステージで、【アイーダ】という大掛かりな仕掛けのオペラを3500円でゆったりしたリクライニングシートで観ることができるということです。
 取り分け、アイーダでは、舞台の額縁高さに匹敵するストローク(昇降行程)を持つ大迫りがフルストロークで動くなど、そのスペクタクルは壮大なものでした。


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 ところで、スリムな“美人”若手オペラ歌手が多くなっている昨今、今回のキャストは数十年前形のソリストでした。
 「豊かな声量で歌うためには肉付きが良くないとダメなのよ」という迷信がまだまかり通っていた頃にオペラ歌手になった方たちでしょう。
 日本のプリマとして今も売れっ子の現役女性歌手は、その迷信を信じて若い頃は太ることを目指してある程度太ることに成功したそうですが、ある時「脂肪が歌を唄う訳ではない」ことに気付き、それからはダイエットに務めて体形も顔も美しく変身したそうです。

 それが迷信だと言うその女性歌手の実践が功を奏したのか、その後「ブクブクに太った歌手」は少数派になりました。

 で、今回のアイーダ役のヴィオレタ・ウルマーナと、アムネリス役のドローラ・ザジックの二人の女性歌手も、エジプトの将軍ラダメス役のヨハン・ボータの主役三人共が、迷信時代タイプの方々で歌はうまいがアップには耐えないタイプでした。

     MetAida02M.jpg
         アムネリス役のドローラ・ザジック

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松竹METライブビューイング公式サイトは、http://www.shochiku.co.jp/met/


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TVドラマ 【JIN 仁】 再び
2009年11月30日(月)

 およそ一月前(10月29日)に、記事を書いた、時空を超越した医学時代劇 【JIN 仁】

その後も、可能な範囲で見続けているが、なかなか味があるドラマである。

ここでは、坂本龍馬(内野聖陽)が言わば『狂言回し』を務めているように見える。
彼は、人の意見に耳を傾け、自説に拘らない自由人として描かれている。
また、金策もなかなかのものだ。

JinTop.jpg

 ここのところ数回は、青カビからペニシリンを抽出したり、そのペニシリンの効き目を強くするために純度を高める技術を手さぐりで「開発」してゆく様が描かれている。

 昨日の放映では(前回も社名は出たようだが)、JINが「ヤマサ醤油」当主の濱口儀兵衛に対して、ペニシリン開発に必要な400両の資金を貸してくれないか相談して、これが実現するかどうかというイキサツを描いていた。
 種痘研究所の火災後の再建に「ヤマサ醤油」が300両提供したことを「7代目当主」の言葉として言わせ、「300両あれば多くの人々を助けられる。まだ確立していない技術の開発に400両を使うことは有効なのかどうか?」と問う場面があった。

 「ヤマサ醤油」とは、現存する醸造企業であるあの「ヤマサ醤油」のようだ。

 多くの視聴者が同じことをしたようで、早速インターネットで「ヤマサ醤油」の公式サイトにアクセスしてみた。先週は過剰アクセスでサーバーダウンしたようだが、今回は比較的楽に公式サイトに辿り着くことができた。

 そして、「ヤマサ醤油」の歴史のところを見ると、【種痘研究所の火災後の再建に「ヤマサ醤油」が300両提供した】 ことは事実であった。
 ヤマサ公式サイト ヤマサの歴史 7代目・濱口儀兵衛(濱口梧陵) 参照
 ただ、ペニシリンのくだりは見つけられなかったが、機材や図書の購入にさらに400両を提供したことは書かれている。
 その部分を公式サイトより引用すると、

 1858年(安政5年)、江戸(神田お玉ヶ池)にある種痘所が火災にあい、焼け落ちたときは300両を寄付し再建。
 また、濱口梧陵傳によると、図書及び機械類の購入費のため更に400両を寄付し、その種痘所は、のちに西洋医学所と称し江戸唯一の西洋医学研究所となりました。
(現在の東京大学医学部の基礎となる。) 



 このドラマがコミックが原作ではありながら相当な時代考証と医学考証をしているものであることが解った。
 見応えがあるのは、このためだろう。


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【スタッフ】
原作 … 村上もとか『JIN-仁-』(集英社「スーパージャンプ」連載中)
   村上もとか と言うと満州事変と日本の中国侵略を題材に「龍(RON)」を書いた方である。
脚本 … 森下佳子
演出 … 平川雄一朗/山室大輔/川嶋龍太郎
プロデュース … 石丸彰彦/津留正明
音楽 … 高見優/長岡成貢
主題歌 … 「逢いたくていま」MISIA(アリオラジャパン)
音楽プロデュース … 志田博英
医療指導・監修 … 酒井シヅ(順天堂大学 医学部医史学 名誉教授)
冨田泰彦(杏林大学医学部 医学教育学 講師)
歴史監修 … 大庭邦彦(聖徳大学 人文学部 日本文化学科 教授)
土佐弁監修 … 橋尾直和(高知女子大学 文化学部 教授)
時代考証 … 山田順子
製作著作 … TBS

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