『 国宝 天神さま 』 - 菅原道真の時代と天満宮の至宝 - その参
今日は、福岡の繁華街 「天神」 のいわれを 今回の展覧会の解説から
「天神」地名のルーツは水鏡天神 - 神木「飛梅」で作った渡唐天神
 渡唐天神立像(ととうてんじんりゅうぞう) 正慶(しょうけい)作 木造彩色 江戸時代・享保元年(1726) 福岡・水鏡天満宮所蔵
展覧会の場でも説明を読んで「なるほど」と思ったが、正確を期すため、公式サイトの説明を引用すると
天神さまが一夜の内に中国へ渡り、高名な禅僧・無準師範(ぶじゅんしばん)に師事し禅の教えを修めて帰ってきたという渡唐天神の彫像。その際に無準師範からもらった衣を安置した場所が、太宰府天満宮の隣にある光明寺(こうみょうじ)である。この像は、太宰府天満宮の神木である「飛梅(とびうめ)」の古木で作り、水鏡天満宮に奉納されたものである。九州一の商業地「天神」の名はこの水鏡天満宮に由来している。
*********************** 続いて、メトロポリタン美術館から里帰りした「北野天神縁起絵巻」
 The Metropolitan Museum of Art,Fletcher Fund,1925.(25.224a-e) Photograph・999 The Metropolitan Museum of Art
これも公式サイトの説明文を引用すると
北野天神縁起絵巻(きたのてんじんえんぎえまき) 紙本著色 鎌倉時代・13世紀 アメリカ・メトロポリタン美術館所蔵
日本太政威徳天(にほんだいじょういとくてん)となった道真、地獄の業火に焼かれる醍醐(だいご)天皇など、他の天神縁起絵巻には見られない独自の場面が満載である。国宝の根本縁起とならぶ天神縁起絵巻の名品といわれる。特別にアメリカニューヨークのメトロポリタン美術館から里帰り公開される。かつて井上馨が愛蔵していた遺品としてもよく知られている。
九州国立博物館の公式サイトは、ここをクリック
これらの画像も公式サイトからのコピペです。
************************************ ランキングの応援をよろしく ⇒  ************************************
「国宝 天神さま」 その弐へ 「国宝 天神さま」 その四へ
- 関連記事
-
テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。
- ジャンル:学問・文化・芸術
|