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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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junsky07

Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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告発のとき
 2008年7月1日、今年も後半に入ったことに気付いた。 何と早いこと!

今日はファーストデイ・スペシャルの1000円で映画を見られる。
で、話題の「告発のとき」を見た。

Kokuhatunotoki01m.jpg


「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」のプロデュースしたクリント・イーストウッドの全面協力によるものとのこと。

主演は、日本の缶コーヒーの宣伝で良い味を出しているトミー・リー・ジョンズ。
相手役はシャーリーズ・セロン
スーザン・サランドンも助演している。

まだ、始まったばかりなので、ストーリー紹介は簡単に留めるが、
トミー・リー・ジョンズ演ずる主人公・ハンクの次男・マイクが、イラクからの帰還直後に行方不明になり、
米国の基地周辺で、切り刻まれた焼死体という無残な姿になって発見されるという流れ。

 父親が一人で犯人探しをしているのを見かねて、シャーリーズ・セロン扮する女性刑事・
エミリーが、公務ではなく裏で手伝うという話。 
この二人にロマンスが生まれる訳ではない。

 犯人探しの過程で謹厳実直に育てたはずの息子・マイクがイラク捕虜虐待や麻薬に手を染めていたらしいことも浮かび上がり、苦悩する姿を映し出す。

 また、同じ部隊に居たある青年(マイクとの距離感から言うと『戦友』とは言えそうもない)は語る「イラクはひどい状態だった。一層のこと原爆で壊滅させればよいのに・・・」という趣旨の発言を真顔でする。
そこには、「核兵器依存症」のアメリカ政府の影と伴に、「広島・長崎への原爆投下が日本軍の組織的抵抗を集結させ、アメリカ兵の犠牲を最小限にした」という原爆“神話”が、米兵に蔓延(定着?)していることをも示唆しているように感じた。

 マイクは、基地に携帯電話を遺留しており、これを持ち出したハンクは『ITオタク』の青年に依頼してデータの修復を頼む。 その中の画像や映像が、修復されて送られてくるのであった。

 そこに映った息子・マイクが撮影した映像は、戦争が兵士の心を破壊し、非道になってゆく様子が捉えられている・・・

【スタッフ】
監督:ポール・ハギス
撮影監督:ロジャー・ディーキンズ
原作:マーク・ボール(プレイボーイ誌掲載)“Death and Dishonor”
  (事実を調査して書かれたもの  Based on True Story

【PG-12】 に指定されているが、それらしき映像はと言えば、米兵が憂さ晴らしをするストリップ・クラブでの多少濃厚なサービス場面がある位のことで、取り立てて「成人映画」指定にするほどでもないと思うが・・・ 
あるいは、「切り刻まれて焼かれたマイクの断片」の描写の方かも・・・
または、イラクでの虐待を示唆する映像の方か・・・

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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

福田首相 を 『キムタク首相』 と比べるのも大人気ないが・・・
 このブログでも一度だけ紹介したTV番組「Change」
 木村拓哉扮する小学校教諭・朝倉啓太がひょんなことから私の地元でもある福岡から国会議員になり、あれよあれよと言う間に見せかけの『総理大臣』に担ぎ上げられ、傀儡総理にされる話。
 先々週見た段階では、傀儡を脱し、自らの理想を推進しようとするが、彼を総理にした『官房長官』が引き摺り下ろそうとしているところであった。

 前のブログでも書いたが、木村拓哉が本当に立候補すれば、必ず当選するであろう。

そのテレビの話を引用して、福田首相を冷やかした海外メディアがあったらしい。
まあ、そこまではちょっとした皮肉程度の話なのだが、これに本当の総理大臣・官房長官が反論したというのだから大人気ない話である。
あまりにも馬鹿げていて、唖然とする他ない!

「首相は情熱的」と米紙に反論=キムタクと比較され-町村長官(時事通信) - goo ニュース
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                  時事通信社  2008年7月2日(水)20:06

 「首相は一見ひょうひょうとした物言いをするが実は大変情熱的な人だ」―。

 町村信孝官房長官は2日午後の記者会見で、1日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルがテレビドラマ「CHANGE」で首相役を演じる木村拓哉さんと福田康夫首相を比較した報道に反論した。

 同紙は、ドラマで活躍する首相を紹介する一方、「福田首相の控えめな政治スタイルが国民をいら立たせている」などと指摘。
 「日本は規制緩和や社会保障制度の立て直しが求められているが、行動を起こさない首相の下、迷走を続けている」と酷評した。

 これに対し、町村長官は、福田首相が消費者庁の新設に道筋を付けたことなどを挙げ、
「やろうと決めたら猛烈な勢いで進んでいく。
情熱的な思いで政治課題に取り組んでいる」と持ち上げた。
ただ、「木村さんと比べたら、日本の政治家は誰でも負ける」と苦笑した。 

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「Change」 公式サイトは、ここをクリック
まだ最終回には、なっていないようで・・・

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テーマ:CHANGE - ジャンル:テレビ・ラジオ

6万アクセス突破
おかげさまで、遅々たる歩みでしたが、6万アクセスを
2008年7月3日午前零時過ぎ(0:11頃)に突破しました。
2007年1月に立ち上げて以来1年半の長い期間でした。

引続き、よろしく御願い致します。

5万アクセスを何時(いつ)越したかは定かではありませんでした。

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テーマ:ブログ日記 - ジャンル:ブログ

京都議定書の裏の“密約”
 テレビ朝日系「報道ステーション」の“したり顔”キャスター古舘伊知郎は好きではないが、昨日・今日の論評は、なかなか本質を突いていたと思う。

 昨日は、要旨次のようなことを言っていた。
「政府はガソリン税だとか消費税だとか年金(掛け金)だとかタバコ税だとか、担当官庁も違うので、一つひとつを別物と考えているようだが、国民側からすれば一つの財布から出てゆくものであるということを良く考えて欲しい」 細かいところは正確性に欠けます(何しろ一日前の記憶ですから)。

 今日は、地球温暖化対策に付き、「日本経団連と政府が京都議定書批准に際して、環境税を導入しない、排出量取引を義務付けない、との密約を行っていた」と告発していた。

 さらに、年金をハイリスク投機に運用しようと言う一部議員の動きに対して、「サミットでは、各国の年金基金を穀物や石油に投機しないよう福田首相は各国政府に働きかけて欲しい。年金基金が投棄して値上がりした石油や食料品が年金を払っている人や受給者を直撃している実態だ。」
と言っていた。
 これは、確かに至言である。

日本版SWFの設立を提言、公的年金を10兆円規模で=自民チーム(ロイター) - goo ニュース

原油高はインフレ助長し良くない、世界全体で工夫が必要=福田首相(ロイター) - goo ニュース

地球温暖化での『密約』の話を聞くと、レジ袋削減運動や、電気の無駄遣いを止めようというキャンペーンは、これら密約を覆い隠すための目くらましではないかと考えてしまう。


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テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

シェークスピアのたくらみ
岩波新書
「シェークスピアのたくらみ」
を読みました。

Shakespea.jpg

        シェイクスピアのたくらみ
      (岩波新書 新赤版 1116) (新書)
          喜志 哲雄 (著)


 シェークスピアが書いた戯曲の構造を解説する本ですから、
ある程度、彼が書いた戯曲を読んでいるか、あるいは演劇を観たことがないと着いて行けません。

 もちろん、こういうタイトルの本を読もうかと思う人は、全くシェークスピアが書いた戯曲に接したことがない人は居ないとは思いますが、ある意味相当なファン又はオタクでないと、意味が解らないと思います。

 内容は、殆どの戯曲に及ぶもので、悲劇は単なる悲劇ではなく、喜劇も単なる喜劇ではないという、言わば二重構造の展開を説明してくれる訳です。

 私は、蜷川幸雄氏のシェークスピア全戯曲公演のプロジェクトの相当部分を観ているので、解らないこともありませんでしたが、内容を殆ど忘れているものも多く、また全く知らない戯曲も紹介されていて「着いてゆけません」でした。

 著者の喜志 哲雄は、シェークスピアが劇中人物と観客との間に意図して作った距離感に注目して論を進め、観客が劇中で起こるであろうことをあらかじめ知っている場合(劇中人物にとっては未来のことなので知らない)場合、または劇中人物は自らの過去を知っているが観客は知らない場合など様々なケースをそれぞれの戯曲に当てはめて解説している。

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 以下は、Web上の記事の御紹介。

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四百年の朝鮮民族の 『怨』
2008年7月3日(木) 午後7時から
福岡の「ももちパレス」にて
青年劇場 の公演 【族譜】 を観る。
(すごい、この一般的用語ではない「族譜」が一発変換できた!)

photo119184.jpg

  梶山季之=原作 ジェームス三木=脚本・演出
  
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 舞台は昭和15年(1940年)前後の朝鮮半島で、当時は日本の植民地として朝鮮の人々に日本語教育と同時に『皇国民』教育も行われていた。
 そして、『創氏改名』という祖先から受け継いだ名前を捨てさせ、日本化した名前を名乗らせる政策が強要されていた時代背景である。

 主人公の朝鮮の親日派実業家・薛鎮永(ソルジニョン)に日本名を名乗るように説得に来た日本の下級官吏・谷六郎は、『族譜』についての民族の誇りを聴き取るうちに、“同情”を禁じえないようになるのだが・・・
(ところが、第一幕のこの肝心な『族譜』の開陳の場面で居眠ってしまい、“共感”することができなかった。 残念! 目覚めたのは、殆ど一幕も終わりかけている場面だった)

 第二幕では、薛鎮永(ソルジニョン)の娘・薛玉順が『族譜』に書かれている「文禄の役・慶長の役」について谷六郎に語る。
 すなわち、四百年の豊臣秀吉による朝鮮民族大虐殺に対する歴史の 『怨』 をとうとうと語るのである。
如何に日本軍(秀吉軍)が戦闘員ではない婦女子も含めて残虐行為を働いたかを語る。
朝鮮民族の日本人に対する恨みは、昭和の侵略からだけではないことを谷六郎に(また、彼を通じて観客に)知らしめるのである。

この劇の結末だけを見ると、「日朝人民の間に打ち込まれた楔は、とうてい抜けることはない」と暗澹たる気持ちになる。

暗く、重く、救いのない、また希望の無い終幕だった。

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御巣鷹山に散った520柱に捧ぐ
本日公開の映画
【クライマーズ・ハイ】 
を見た。

ClimbersHigh01m.jpg


日航123便が、御巣鷹山に墜落した史上最大の航空機事故の取材に当たった地方紙の攻防を描く映画である。

 事故(事件)は、1985年8月12日の夕方6時過ぎに起こったものだ。
   ClimbersHigh02s.jpg

東京・大阪幹線ルートを飛ぶ日本航空第123便の機影が、レーダーから消え、情報が交錯。
群馬県・上野村・御巣鷹山が墜落現場であったことを確認するまでに随分時間が掛かった。

 地元消防団は、勝手知ったる地元の山中故、その日の夜の内にでも捜索に出る気概があったが、警察がこれを阻止したらしいということも表現される。

また、事故調査委員会が最終的に確認した「圧力隔壁の破壊」という話も『出来過ぎた話』という見解も表明される。

事故現場は、実写からのモンタージュやCGではなく、映画・美術部の再構成だと言うから力の入れようが伺える。 もちろんビジュアルエフェクトは使用しているところもあるとは思うが、映画の緊迫感と臨場感はVFXの存在を感じさせないものであった。

ClimbersHigh03m.jpg
    (こちらは映画・美術部の作品)

Osutakayama01.jpg
   (こちらは実際の現場写真:救出作業に従事された上野村消防団
   今井興雄氏撮影写真;1985年8月12日 18時56分)
   【航空安全国際ラリー組織委員会】より拝借

 映画のエンドクレジットでは、事故の原因は「圧力隔壁の破壊」とされているが、確証はなく、急速な減圧は無かったという証言もあることを紹介して終わる。

 映画の中では、最前線の記者が過労死や事故で亡くなる様を描いているが、一方で『吹けば飛ぶような地方紙』にも拘わらず、社長は豪華な社長室や邸宅で贅沢な暮らしをしている様も描き出されている。

 新聞業界の前線で文字通り命懸けで働く労働者と、政界に頭が上がらない経営者の立場をリアルに描いた映画であった。

 特に、この年(1985年)この時期(8月15日)に、初めて行われた総理大臣(中曽根康弘)による「靖国神社」参拝を、日航機事故と絡めて描いている手法も感心させられる。

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なお、事故原因の一つとして、航空自衛隊の訓練中に、迎撃訓練用の無人の小型「標的機」 が日航123便の尾翼に激突して、尾翼の大半を損傷したという説も当時から言われている。

原因が自衛隊にあったため、米軍・自衛隊が出動したにも拘わらず、事故現場の公表が大幅に遅れ、助かる命も助からなかったという意見も多く出ている。
生存者の証言に依れば、事故直後から夜明け前まで相当多くの乗客が生きていたということだ。

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【関連リンク】
日本航空 123 便事故 御巣鷹山 悲劇の真相
日航ジャンボ機御巣鷹の尾根墜落事故
Wikipedia
日航123便御巣鷹山墜落事故の真実
日航機123便は撃墜された?

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最近のテレビ
 「ラスト・フレンズ」が終盤にズッコケタので、TVドラマ・レビューもそこそこにしていたが、
ここ数日のドラマについて一言。

「魔王」 
 シューベルトの有名な歌曲の題名だが、ドラマはこれとは関係なし。
最近、無難な配役(露出度の高い俳優・女優)が多い中で、このドラマは(私の知らない)新人を主役と脇に配役し、キャスティングの冒険に期待したい。
主役は「若手弁護士」成瀬領(大野智)であり、藤原竜也と谷原章介を足して二で割ったような人。
おとなしそうな雰囲気で始まったが、今後の波乱はどうなるか期待!

今日(2008年7月6日)
「Tommorrow 」  陽はまたのぼる を見た。
なんか、このサブタイトル、NHKのプロジェクトXであったような
  (日本ビクターのVHS開発秘話)感じが・・・
脚本:篠崎絵里子
監修:今井寛(医療指導)
演出:山室大輔 川嶋龍太郎 韓哲
出演:竹野内豊 菅野美穂 緒川たまき 黒川智花 エド・はるみ 志賀廣太郎 田中実 六角慎司 村松利史 永島暎子 永田彬 橋本真実 有村実樹 秋田真琴 氏家恵  陣内孝則(特別出演) 岸部一徳ほか
こちらは、TVドラマに露出度の高い、竹野内豊 菅野美穂 陣内孝則 岸部一徳 などを起用。
緒川たまき 扮するアメリカ帰りの敏腕医師は、「累積赤字30億円の市民病院を、高い医療費が払える患者だけを相手にする“セレブ”病院に再建する」と言って病院スタッフを驚かせるが、心の奥では、そうならざるを得ないのは「日本政府の医療政策の問題であり、今のままでは医師が死んでゆく」と究極の事態を予測する。
第一回が明らかにするのは、全国的な産婦人科医不足の問題と訴訟問題。
妊娠直後に掛かり付け医を決めておかないと、臨月になってから病院を訪れても追い返されると言う現実をリアルに描く。
また、医師不足で救急を受け入れられない実態も・・・
今後もリアルに医療政策に切り込んで行くドラマになることを期待したい。
菅野美穂は、定評のある演技派だが、キャスティングには無難路線がみえみえで・・・

「監査法人」
実際にあった、日本最大の「青山監査法人」への東京地検の捜査を髣髴させる展開だった。
アベサダオは、ホリエモンにそっくりな雰囲気を出しているし・・・
事実がベースになっているだけに迫力がある。
「厳格監査」を信条とする塚本高史演ずる若手公認会計士と、同僚の松下奈緒演ずる大学生で公認会計士の資格を取得したエリート会計士が、「厳格な監査」を通して大手都市銀行(大和銀行か?)を破綻に追い込んでしまう。
その裏にアメリカ財界の陰謀があることは、少しづつ明らかになって行きそうであるが・・・
来週に期待!

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あんどーなつ
ビッグ・コミック・オリジナル連載の人情マンガ
「あんどーなつ」
がTVドラマになって茶の間にやってきた。

ところが、今日は仕事がおそくなり見損ねた。

主人公・安藤奈津に扮する貫地谷しほり さんのブログによると、この番組はあのモンスター番組「水戸黄門」のあと番組だということだ。

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【第一話あらすじ】 (公式サイトより)

 洋菓子職人を目指している安藤奈津(貫地谷しほり)は、店主の急逝により無職の身に。

働き口を見つけようと東京の洋菓子店を回るが、ちょうど就職活動が終わった時期で、なかなか就職先が見つからない。

そんな中、奈津は江戸時代から続く老舗の和菓子屋・満月堂の存在を知る。

ベテラン職人の梅吉(國村隼)、同じく職人の竹蔵(尾美としのり)、そして女将の光子(風吹ジュン)の3人で店を切り盛りしている満月堂では、浅草・三社祭を控え“臨時バイト”を募集していた。いくつもの偶然が重なり、奈津は祭の間だけ満月堂で働くことに。

与えられた仕事は接客のみとはいえ、洋菓子のことしか知らない奈津にとって和菓子の世界はすべてが新鮮なものだった。和菓子職人の大変さを目の当たりにするも、梅吉が作る繊細な味や奥深い和菓子の世界に、いつしか心を惹かれた奈津は・・・。 


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カウラ捕虜収容所からの大脱走
日本テレビ系で7月8日(火) 午後9時から放映された
【カウラ捕虜収容所からの大脱走】

なかなか、力の入った作品だった。

ph_actor.jpg


 敗戦の1年前の1944年8月、南方戦線で補給の無いまま戦い、やむなく捕虜になった日本軍兵士達・二百数十人が、オーストラリアの「カウラ捕虜収容所」で、捕虜として暮らしている。

 飢え死に寸前で捕虜となった兵士達にとっては、衣食住が充分補償された捕虜収容所は“天国のような”暮らし。
野球や、マージャンなども楽しめるし、戦地と比べれば不安や死との直面もなく、「気楽な」生活である。

隣の収容所では、イタリア兵捕虜達が、日本兵捕虜よりも一層明るく元気に暮らしているのが見える。

それを見て、不思議がっている日本兵達に『物知り』日本兵が
「イタリア人は捕虜となって祖国に帰れば『英雄』として歓迎されるらしい」と言う。

それに引き換え日本兵が捕虜になってしまった場合は、
本人が「名誉の戦死もできなかった臆病な非国民」として蔑まれるだけではなく、
家族が村八分にあったり、家族が就職や結婚できなかったり、失業や離婚のハメに合う、
という現実が披瀝される。

「先陣訓」という、支配者が自らの都合良い様に作られた「規則」の中の
【生きて虜囚の辱めを受けず】
が、彼らが捕虜と言う立場を潔しとできない精神的呪縛となっている。

今の我々から見れば、
「何でそんな支配者が勝手に決めた規則に束縛されなけりゃならないのか?」
と当然考えるが、当時は自由も民主主義もない、天皇制独裁国家で教育を受けている。

子どもの頃から「服従こそ美徳」と教えられているのである。

そのカウラに、狂気の皇軍精神の軍曹が率いる一団が捕虜として入所してきたところから、捕虜達の生活に異変が起きる。
言わば、平和に暮らしていた捕虜達に、「敵に養われていて恥ずかしくないのか!?」
と食って掛かり、「先陣訓」を盾に収容者たちに反乱をけしかけてゆくのである。

その「狂気の軍曹」として阿部サダヲが迫真の演技で迫ってくるのであるが、
当時の日本軍における下級管理職である軍曹クラスが最も「皇軍精神」の「洗脳」に染まっていたであろうことをよく表現している。
この軍曹の「狂気」は、今の我々から見ての話であり、当時の情勢では彼は全うな軍人であったのであろう。

軍隊の上層部は腐敗し、敵に直面することも無い安全な場所で私腹を肥やしていたし、
大学卒の士官たちは、軍の規律の中で支配する側にあっても戦局を冷静に判断していただろうが、
学歴も高くない軍曹クラスの下級管理職は、教育による『洗脳』こそが「真実だと信じている」だけに始末が悪い。

その軍曹が大演説を打ち、捕虜達に暴動に立ち上がるように煽動するのである。
最初は何事が起こったかと不安げだった兵士(捕虜)達も 「先陣訓」の呪縛から
次第にその煽動に嵌められてゆくのである。

そして、脱走を「作戦」と称し、文字通り「必死」の脱走を行うのであるが、
初めから、その「脱走」作戦の結果は【生きて虜囚の辱めを受けず】を実行する
ことだけが目的であったから、全滅に近い惨状となった。

これは、事実を元にした「本当にあった歴史的事件」であるが、当時の政府は完全に
この事件を抹殺したと言う。
「捕虜が居たこと」 そのものが、「先陣訓」に背反し、不都合であったのだ。

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このドラマの脚本を書いた中園ミホさんが、叔父の実体験に取材して創り上げた涙の物語である。

戦争の無法と不条理を見事にドラマ化した力作であった。

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正義の味方
昨日の重い戦争ドラマとは打って変わって、ドタバタ喜劇である。
【正義の味方】
を見た。

【正義の味方】
と言えば、「月光仮面」の世代である。

「女王の教室」で、天海祐希扮するモンスター教師に立ち向かった志田未来が主人公で
山田優がその姉でエリート?官僚の「正義の味方」中田槇子(なかた・まきこ;
当然、じゃじゃ馬政治家・田中真紀子のパロディ)を演じている。

他愛の無い『ドタバタ喜劇』として息抜き程度に見るのが良いだろう。
原作は相変わらず「コミック」だという、お気楽作品。

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   主人公・中田容子の志田未来 と 『正義の味方』 中田槇子に扮する山田優
  画像は、SANSPO.com より拝借


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愛華みれさん 舞台復帰 8月のミュージカル(新宿コマ劇場)に
本日付け日刊スポーツによると
愛華みれさんが悪性リンパ腫克服して、8月のジャニーズ系の舞台に復帰するとのこと。

悪性と聞いていたので心配だったが、抗がん剤による治療に耐えての僅か3ヶ月余りの
驚くほど早い復帰だった。

このニュースでの愛華みれさんのコメント 

 「頑張りました。病気になる前は『舞台で死ねたら本望』と思っていたけれど、元気に復帰することだけを考えていました。
見捨てられなかったことに感謝してます。それを思うと泣きそうになります。
まだ体調に波があって、体力、精神力がどこまでついていけるか不安ですが、病気を通して『生きている』ことを実感できるようになりました。」  (日刊スポーツ)



   Aika002.jpg


愛華みれ悪性リンパ腫克服、8月舞台復帰(日刊スポーツ) - goo ニュース

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愛華みれ さん ミュージカル 「SEMPO」 を 体調不良」で降板 2008/3/16
愛華みれ さん 「悪性リンパ腫」で療養 2008/3/26
「黒サギ」は誰?! 『ペテン師と詐欺師』 2008/2/25  (療養前・最後の舞台?)

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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

博多祇園山笠の舁き山が早朝の博多を疾走
博多の街 朝山勇壮(西日本新聞) - goo ニュース

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   画像は、山笠公式Webサイト より

 博多の街 朝山勇壮
                            2008年7月11日(金)17:30

 博多祇園山笠の舁(か)き山笠七流(ながれ)が早朝の福岡市の旧市街地・博多部を疾走する「朝山」が11日あり、オレンジ色の朝日に照らされた街を舁き山笠が勇壮に駆け抜けた。

 六番山笠・恵比須(えびす)流(堀武志総務)では、午前5時すぎから舁き手が集まり同5時半、同市博多区下呉服町の山小屋前を出発。

 能の題目などである「三番叟(さんばそう)」にちなんだ人形を載せ、「1、2、3、ヤー!」と舁きだすと、普段は静かな早朝の街に「オイッサ! オイッサ!」という掛け声がこだました。

 朝山は「祝儀山」とも呼ばれ、この日の台上がりは元役員ら流の長老が担当。亡くなった功労者を追悼する「追善山」もあった。

 堀総務(52)は「最後までけが人を出さず、無事に奉納するのが願いです」と話していた。

=2008/07/11付 西日本新聞夕刊=
 


流舁き 山動く 博多祇園山笠(西日本新聞) - goo ニュース

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「釣りキチ三平」映画化
今日は“手抜き”で、さきがけOnTheWebから、「釣りキチ三平」映画化の話題を・・・

   20080711h12.jpg

       矢口さんの地元・横手市では観光ポスターに「釣りキチ三平」が
       描かれるなど、さまざまな場面で活躍している

 「釣りキチ三平」映画化で県内ロケ
     三平役は須賀健太さん


 漫画家矢口高雄さん(横手市増田町出身)の代表作「釣りキチ三平」の実写映画化が、決まった。今月中にロケ撮影が始まる予定で、湯沢市や横手市など県内数カ所で撮影が行われるという。

 東映が制作、配給する。監督は、「陰陽師」「バッテリー」などの作品がある滝田洋二郎さん。三平役は「ALWAYS 三丁目の夕日」に出演した須賀健太さん、三平の祖父一平役を渡瀬恒彦さん、魚紳役を塚本高史さんが演じる。公開は来年春ごろの見通し。

 県内の撮影地のうち、湯沢市では雄物川の支流・役内川で釣り大会のシーンを撮影する予定。アユの友釣り経験者で、道具一式を持っている人を対象にエキストラを募集している。

 「釣りキチ三平」は、釣り好きの少年三平がさまざまな魚釣りに挑戦しながら、ライバルや仲間と出会い成長していく物語。1973年から10年間、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された。現在も「平成版・釣りキチ三平」として続いている。県産あきたこまちのパッケージに描かれたり、「三平バス」が秋田市内で運行されるなど、県内でもなじみの深いキャラクターとして知られている。

(2008/07/11 12:27 更新) 


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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【第1回】 シネテリエ天神で 8/15まで
待望の映画
【YASUKUNI】 を見てきました。
以前、「靖国 YASUKUNI」 と、書きましたが、
映画を見ると、「YASUKUNI 靖国神社」 と「神社」が付いていました。
福岡では、天神・親富孝通りの シネテリエ天神 で、昨日封切りでした。
次週上映作品は「ネルソン・マンデラ」を描いた映画【マンデラの名もなき看守】にすでに決まっているようです。(「靖国」と3回づつ交互の上映です。)
(観るつもりの方は、お時間を確認の上、早めに行かれます様に)
上映スケジュールは、ここをクリック

YASUKUNI_main.jpg
   (画像は、 CinemaCafeNet より借用)

 この映画、妨害した右翼の完敗です。
映画の内容が、右翼を批判しているからではありません。 
それどころか、批判は何も(左も右も)全くしていません。

 何を言いたいのかお解かりと思いますが、 
右翼が妨害して社会現象にならなければ、こんなに多くの人が見に来なかっただろう
ということです。
話題にはなっていますが、ハッキリ言って「地味なドキュメンタリー映画」です。
(すみません、何ヶ所か居眠りしてしまいました。)

【右翼の妨害がどのようなものだったかは、ここをクリック

 右翼が問題にするような表現は(私には)見当たらず、
むしろ全体からすると右翼の人が好むであろう光景が大半を占めています。

YASUKUNI012.jpg

(軍服姿での参拝風景や、式典での「君が代」や「海ゆかば」斉唱、小泉首相の公式参拝・・・) 
反靖国派の運動の模様は極一部に過ぎません。
監督のスタンスは、「観る人が判断して欲しい」という意図が良く解ります。

 もし、右翼がこの映画を推薦・宣伝していれば、観に来た人は逆に殆ど無い という状況になったことは間違いないと思います。
観てもらいたくなければ、「右翼様御推薦!」の証書でも差し上げれば良かった。

自民党の議員達が騒いだことも、聴衆を圧倒的に動員する効果を果たしました。

私が見に行ったのは福岡市内親富孝通り(おやふこうどうり;昔は文字通り「親不孝」と書いていました)にあるシネテリエというミニシアター。
9席並びの7列で63人の席に補助イスを出して70人ほどの満員状態。
床の傾斜が緩いので、前の人の頭が多少視線を遮っています。

映画の主人公は、靖国神社に奉納する「御神刀」の刀鍛冶・刈谷 直治 さん
この方のお話や刀を鍛える様子を一つの流れにして、靖国神社の例大祭で進行している事象を重ねてゆきます。

公式サイトは、ここをクリック
スタッフ・キャストは、ここをクリック

長くなりそうなので、レビュー記事は、次回 とします。

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福岡市・天神・親富孝通りの シネテリエ天神 で、8月15日まで上映予定。
但し、今週は4回だった一日の上映回数は徐々に減ってゆく予定(他の映画と併映となる。


【関連リンク】
ペガサス・ブログ版
にも同じような言及が
『有村治子,稲田朋美の両議員は,国会議員としては失格だが,この映画の広報宣伝担当としては抜群の業績を上げてくれた.彼女らの活動は,広告宣伝費に換算すればいったいいくらになるだろう.』
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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【2回目】 刀鍛冶・刈谷 直治 さんの場合
 昨日は、概要紹介に終わったので、今日は少しだけ中身に入ります。

しかし、今から見る人のために、粗筋を追う事は避けます。

今日は、主人公の靖国神社に奉納する「御神刀」の刀鍛冶・刈谷 直治 さんの表情について・・・

 「御神刀」の刀鍛冶と聞くと厳格な人格で近寄り難い威厳があるように感じますが、
映画で応対している 刈谷 直治 さんは、気さくで人の好い、言わば「好々爺」と言う感じの方です。
もちろん刀を打っている時には近寄り難い厳しさが見えますが、仕事を離れてインタビューを受けている姿は市井の老人と言ったところです。

YASUKUNI003.jpg
     (刀を打った後、水戸光圀作の詩吟を朗する刈谷 直治 さん)

 私が特に感じたのは、「戦争はいけません」という趣旨のことをひとしきり述べられた部分で、そこでは真剣な表情で語られました。

 一方靖国神社のあり方などについて応える時は、つねに照れ笑いをしながらお茶を濁している感じで、あまり靖国神社の理念を強く信じている様子は見受けられませんでした。

 また、「御神刀」が戦場でどのような役割を果たしたかについて感想を求められた時は、「そういう使われ方(映画で確認してください)をされたことを知っている」とした上で、長い沈黙が続きました。
やはり心の底で深く思う所があるのだろうと思います。
私なりに感じ取れたことはありますが、監督は観客一人ひとりの捉え方を求めていますので書きません。

 もう一つ特徴的だったのは、そのインタビューの時期が(そしてこの映画の中心的時期も)小泉首相による靖国神社公式参拝と重なる時期であったので、インタビュアーが訊くつもりであったのを先取りして、
刈谷さんの側からインタビュアー(監督本人?)に向かって 「あんたは、小泉さんの公式参拝を如何思いやりはんの?」と訊ねたことです。
インタビュアーは、この質問には応えないと言う不誠実な対応をしながら、同じ質問を刈谷さんに投げかけて回答を求めようとしたのです。
刈谷さんは、例の照れ笑いをしながら、「戦争で亡くなった人に哀悼を評するんやったらええのんと違いますやろか?」という趣旨の、「条件付支持」でした。

 終演後、ロビーで若い女性が、「インタビュアーのやり方がひどい」「笑いで誤魔化しているような編集をしている」と、刈谷さんに同情的な憤りを横の彼氏に話していました。

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福岡では、天神・親富孝通りの シネテリエ天神 で、上映中。

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窮地の朝倉啓太首相が衆議院を解散 総選挙へ
フジテレビ系テレビドラマ【CHANGE】

 正直言って、この番組がまだ続いているとは知らなかった。
ネタ切れではないかという感じが3回目くらいからしていて、その後見ていなかったほど。

 閣僚のうち8人が未公開株の利権に預かっていて、総理退陣に追い込まれ掛けているという Situation らしい。 今日も途中から見た。

 退陣の準備をしているキムタク首相に中村敦夫扮する先輩議員が、「総辞職という責任の取り方は従来型であり、あなたらしく無い。」 と助言する。

 キムタク首相は、小学校で担任していた子ども達の寄せ書きをみながら、子どもたちとの約束を振り返ってみる。

 支えてくれたスタッフたちとのやり取りも思い出しながら下した、朝倉啓太首相の下した結論は、「解散・総選挙」だった。

 彼がTVを通して国民に訴えるロングスピーチは、(担任していた)小学5年生にも解るように噛み砕き解きほぐしたもので、極めて初歩的な民主主義の原理を述べながらも、だからこそ選挙で世の中を変えることができると力強く訴えるものであった。
 この名演説は、TVドラマ初の大胆なチャレンジだという。
また、現実の政治の世界でもかつて無かったもののようだ。

 ドラマだと解ってはいても、木村拓哉の真に迫った、演技とは思えないようなリアルな演技は見るものを引き付けずにはおかない。

 もっとも、総理大臣にだからこそ許された公共の電波の独占であり、どの政党にもこれだけの時間を保証した政見放送や番組を組むことはできないであろう。

 そういう面では、政権党に有利な構図になっている側面も裏にはある。

なお、解散後、朝倉啓太は総理大臣を辞職し、一候補者として政権与党から選挙に打って出るのである。(もっとも解散されているので、正確には元・与党であろうが・・・)
朝倉候補が当選したかどうかの判断は、視聴者に委ねられている。

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最終回の、あらすじ。 (公式サイトより)
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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【第3回】  式典に乱入した青年の場合
 第3回目の今日は、それぞれの団体の動きの取上げられ方を御紹介します。

軍服の恰好をした集団の参拝
 入場から退場まで、殆ど全てを淡々と撮している。
 私がうっかり居眠りしてしまったのは、このシーンで、目覚めた時は、この映画の紹介映像で多く使われている“軍服” の “上官” が両手を大きく開いて柏手を打つところだった。
 
日本会議他の団体の式典
 「海ゆかば」 も 「君が代」 も そのまま撮している。
 ただ、こちらの方には「小泉の靖国公式参拝反対」を叫ぶ青年二人が『乱入』し、反対のスローガンを叫び、主催者に取り囲まれ、会場から追い出されるありさまを殆ど編集することなく、長々と撮し続けている。
 その追い出し過程で、一部の『靖国派』から集団リンチのような暴力を受け、別の『靖国派』は暴力を止めようと制止するが、激昂した他の『靖国派』が暴力に加わるなど混乱した状況を捉える。
 また、年配の『靖国派』が、「中国人は帰れ!」と馬鹿の一つ覚えのように何十回も執拗に(まさに耳障りという表現がピッタリ)叫んでいる。 反対している青年は中国人ではないのに、「反対するのは中国人」 と決めて掛かっている『靖国派』の排外主義・差別主義の典型である。

YASUKUNI002.jpg

 暴力を受けた若者は、警察に保護され、救急車が呼ばれるが、彼は「救急車は不要だ」と叫ぶので、警察は今度はパトカーの中に“保護”しようとするのであるが、彼は「不当逮捕しようとしています」と叫んでいる。
 そういう状況でも主張を続ける意気は買うが、ある意味滑稽でもあり、映画の観客から失笑が少なからず漏れていた。

 ここのところの描写は、まさに長回しで目の前で起こっている事実をそのまま伝え、どちらの行動が「より滑稽であるか」 を観客に考えさせようと思っているようだ。

私が見た主観的評価であるが、
中国人の張 雲暉 監督は、靖国をめぐって日本人達が争っている事柄のどちらが正しいかを突きつけるのではなく、
靖国派のいう「大東亜戦争」で、中国人達アジア諸国の人民が受けた屈辱と惨害からみれば、
『靖国派』 と 『反靖国派』 の争いは、全く馬鹿げたくだらないことである
と思っているのではないだろうか?

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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【第4回】 台湾高砂義勇隊・遺族の場合
 今日は、日本軍に協力させられ、意思【遺志でもある】に反して、靖国の“英霊”にされた、台湾高砂義勇隊の遺族の行動のところに触れよう。

 長らく、遺族との面会も断ってきた靖国神社であるが、映画の撮影を気にしたこともあったのか、ようやく「広報部長」が遺族との対面に応じた。
 このシーンも、極力編集カットを避けた長回しである。

YASUKUNI011.jpg

 代表者らしき男性が『合祀をやめて欲しい』など、幾つか要望事項を述べたあと、別の遺族が話をしようとすると、広報部長は会見を終了するかのように立ち去ろうとする。
 そこで、遺族たちは激昂し、大きな声でガナリ立てる。 
すったもんだの揚句ようやく対面を続けることを決めた広報部長に、遺族の子孫である中年の女性は、冒頭次のように言う。
 「私たちは日本軍に二度殺された。 一度は私たちの郷里に日本軍が侵略してきて略奪し殺戮したとき、二度目は、子ども達に皇国教育で洗脳し、義勇隊として日本軍に組み込まれて戦闘の最前線で殺されたとき」
 そして、三度、魂まで“靖国の英霊”として奪ってしまった。
「国も宗教も違う。 魂を返して欲しい」 と、強く訴えたのである。
(上記表現内容は、日本語字幕を正確に書き写したものではありません。 私が受け取った印象を文章にしたものです。 しかし、趣旨は変わっていないと思います。)


この映画の中で最も説得力を持って私に迫ってきたのは、右翼の式典での決意表明でもなく、反靖国派の若者のアジ演説でもなく、この台湾高砂義勇隊の遺族の訴えであった。

これが、この映画の中心テーマかも知れない。
すなわち・・・ おっとっと私の考えを押し付けるところだった。
監督はあくまでも観客一人ひとりに考えてもらおうとしているので、是非見に行ってください。

福岡市・天神・親富孝通りの シネテリエ天神 で、8月15日まで上映予定。
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【シンデレラtheミュージカル】
 映画 「YASUKUNI」 とは、打って変わって明るい話題

 愛華みれ さん(43) の復帰公演になると目されるミュージカル
  【シンデレラtheミュージカル】 の
    制作発表記者会見が行われたと言う。

愛華みれ さんは、このイベントには参加しなかったそうだが、宝塚同窓生の麻路さき(43)が「だいぶ元気になっていました」と代弁されたそうだ。
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宝塚から学ぶ!高橋愛、シンデレラ役に気合(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 宝塚から学ぶ!高橋愛
   シンデレラ役に気合

          サンケイスポーツ  2008年7月16日(水)04:01

 モーニング娘。と宝塚歌劇団がコラボする舞台「シンデレラtheミュージカル」(演出・酒井澄夫)の製作会見と公開けいこが15日、都内のスタジオで行われた。

 主演するリーダーの高橋愛(21)は「大ファンだった宝塚の方々から学ぶことがたくさんあって、吸収したい」と気合十分。王子様役のサブリーダー、新垣里沙(19)は「男役なので、どうやってシンデレラの愛ちゃんをリードできるかが課題」と、グループとは逆の立場に張り切っていた。

 悪性リンパ腫のため治療に専念していた元宝塚トップスター、愛華みれ(43)が14日のけいこから復帰したことも発表。会見は欠席したが、同僚の麻路さき(43)が「だいぶ元気になっていました」と代弁していた。8月6日から25日まで東京・新宿コマ劇場で上演される。 


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       新宿コマ劇場・8月公演

「モー娘X宝塚」が夢共演!団結力が違う(スポーツニッポン) - goo ニュース  

 「モー娘X宝塚」が夢共演!団結力が違う
           スポーツニッポン  2008年7月16日(水)19:18

 スポニチ創刊60周年記念ミュージカル「シンデレラ the ミュージカル」(8月6~25日、東京・新宿コマ劇場)の公開稽古が14日、東京・新宿村スタジオで行われた。「モーニング娘。」、宝塚歌劇団の現役とOGによる夢共演。タカラジェンヌにあこがれて8歳からバレエを習ったモー娘のリーダー、高橋愛(21)は「夢見心地です」と感激しきり。“女の園”同士の団結力にOGたちも熱が入った。

 モー娘の9人に宝塚歌劇団の現役、OGを加えた計32人が集まった稽古場は、まさに“女の園”。猛暑の中、Tシャツ姿で稽古する姿は、さわやかな色香と熱気に満ちている。

 最も目を輝かせているのが高橋。幼少時、宝塚の“娘役”を目指してクラシックバレエを習った。王子に助けられるシンデレラの役だが、「普段の癖でついついリードしちゃう。今度生まれ変わったら男性の方がいいかも」と、どうしてもリーダーとして染みついた姉御気質が出てしまう様子。それ以上にハートを燃やす理由は、あこがれのトップスター(男役)たちとの共演だ。

 妖精の女王役の麻路さき(43)は“流し目のマリコ”の異名でファンを魅了した元星組トップ。息子と同世代のメンバーに「モー娘ちゃんはアニメから飛び出したみたいに可愛らしいだけでなく、元気でパワーが爆発している」と団結力を評価。「私の息子が、共演していることをうらやましがっているのよ。稽古場に連れて来ちゃおうかな」とノリノリ。専科(現役)の光あけみも「不思議なくらい溶け込んでいます」と強調した。

 多くのタカラヅカ作品を手掛けている演出家の酒井澄夫氏もこの一体感を肌で感じている様子。「タカラヅカの原点は家族ミュージカル。このメンバーだからこそ家族愛、親子愛をお見せできそう」と自信たっぷり。新宿コマ劇場では観賞チケットも家族向けに複数枚購入すると安くなる「ファミリー料金」を用意。今夏、家族そろって楽しめる最高の舞台になりそうだ。

 <複数枚購入でチケットお得!>
チケットはS席9500円、A席5000円。
複数枚購入で安くなる「ファミリー料金」は
S席2枚で1万7000円、3枚で2万5000円、
A席2枚で9000円、3枚で1万3000円。
スポニチ創刊60周年記念のお得なチケットもあり、お求めは「ドリ★スタ」まで。   


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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【第5回】 浄土真宗の僧侶の場合
 映画 「YASUKUNI」 のレビューも 5回目となりました。

今日は、靖国神社への合祀の取り下げを訴えている、浄土真宗の僧侶の発言を取上げてみよう。
(例によって、台本を書き写している訳ではないので、聞き覚えの内容である)
その僧侶は確か父親を戦争で亡くしているとのことであった。
父親も住職であり、人の生死の問題を最も大切に考えている宗教者が戦争に徴兵され、人殺しをすることを強要した日本軍部とその象徴である靖国神社に憤りを感じている。
浄土真宗の住職であったにも拘わらず、国家神道の神社に祀られていることは、耐え難いことである。

YASUKUNI010.jpg

しかし、彼の怒りはそれだけには留まらない。
彼が次に問題にするのは、勲章の授与である。
遺族は勲章をもらうことによって、戦争に徴兵されて殺されたことに対する怒りの行き場を失ってしまうというのだ。
政府の側から見れば、形ばかりの「勲章」を(天皇陛下から)賜下することによって、国民の批判が政府に向くことを抑える大きな効果があった訳だ。 そしてそれは、今に至るも続いている。

「名誉の戦死」としての『勲章』の授与は、遺族達に文句を言わせないと伴に、政府の戦争責任をうやむやにするのである。

この方の淡々とした話も、この映画の中では珠玉の名場面(政治的・思想的に大切なシーン)であったと思う。


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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【第6回】 小泉首相の場合
 この映画の主役は刀鍛冶の刈谷 直治 さんであるが、
影の主役は、「小泉首相(当時)」である。

 インタビューの一つの側面は、小泉首相の靖国神社公式参拝に賛成ですか?
という切り口であった。
映画の中では、発言者の話を出来る限りカット・編集せず捉えている。

TVニュースの街頭インタビューなどでは、発言者の話の極一部の数秒を編集して使うから
編集の仕方によっては、発言者の意図から外れていたり、全く反対の意図になったりする。

この映画は全編に亘って、できるだけ生の声を伝えるように努力している。

それゆえ、発言者の話の方向が最初の出だしから徐々に変わってくることもある。
小泉首相の公式参拝に反対していると思っていた婦人の話が、戦争で亡くなった方の慰霊に来ると言うことであればいいのではないか・・・となったり、その反対だったり・・・

賛成の声も、反対の声もコメント無しの長回しで撮っている。

小泉氏本人の記者会見での発言もそのまま伝えている。

ただ、カット・編集しないというスタンスでは、侵略戦争を今も『聖戦』として是とする政治団体の施設への内閣総理大臣の公式参拝という「政治的性格」があいまいになるような気がしないでもない。

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芥川龍之介の遺書4通 公開
 朝日新聞などによると、昭和の始まりとともに自殺した
         芥川龍之介

Akutagawa_Ryunosuke_photo.jpg

の遺書が4通見つかり、複製が公開されると言う。(写真はWikipediaより)

 作家らしく、遺書も二百字詰め原稿用紙に黒インクで書いてあるという。

記事によると、遺書なのに何度も推敲した経過が見えるという。
何事にも緻密に取組む人だったんだ。

      TKY200807180123.jpg
  (あらたに発見された芥川龍之介が子どもたちにあてた遺書
   =18日午前10時30分、東京都目黒区駒場の日本近代文学館、
      筋野健太撮影       asahi.com より拝借)

「人生は死に至る戦ひ」芥川龍之介の幻の遺書4通発見(朝日新聞) - goo ニュース  

 「人生は死に至る戦ひ」芥川龍之介の幻の遺書4通発見
              朝日新聞  2008年7月18日12時15分

 35歳で自殺した作家芥川龍之介の遺書4通の現物が、東京都目黒区の遺族宅から見つかった。芥川の遺書の内容は6通分が全集に収録されているが、一部を除いて焼却処分されたと思われていた。同区の日本近代文学館に寄贈され、19日から複製が一般公開される。

 芥川の遺書6通のうち、友人の小穴隆一あてと妻文子あての断片が同文学館に保管されていた。今回新たに現物が見つかったのは、妻あての2通と「わが子等(ら)に」と題された子供たちにあてた1通、友人の菊池寛にあてたと思われる1通。

 愛用していた松屋製の200字詰めの原稿用紙に、黒色のインクでしたためられている。芥川らしい細い字体で、「人生は死に至る戦ひなることを忘るべからず」(子供たちあて)など、一字一字楷書(かいしょ)で丁寧に書かれている。推敲(すいこう)の跡も見える。

 妻にあてた遺書の中に「この遺書は直ちに焼棄せよ」と遺言されていたことから、処分されたと思われていた。この春、孫の耿子(てるこ)さんが自宅を整理していて発見した。

 芥川は、作家としての絶頂期にあった1927年7月、「将来に対する唯(ただ)ぼんやりした不安」との言葉を残し、東京・田端の自宅で服毒自殺した。  



竜之介の遺書4通発見 焼却免れ、遺族が寄贈(共同通信) - goo ニュース
PN2008071801000320.jpg
  (この写真は共同通信Web版より拝借)

芥川龍之介自筆の遺書4通(産経新聞) - goo ニュース

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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【第7回】 私の場合
 私は、2006年9月11日に 「千鳥ヶ淵墓苑」 と 「靖国神社」 を 訪れた。
「千鳥ヶ淵墓苑」 では、慰霊のお参りをしたが、 「靖国神社」は視察であった。

その様子は、以下のブログ記事に書いた。
「千鳥ヶ淵墓苑」 と 「靖国神社」
靖国神社「遊就館」
「私達は忘れない」:靖国神社のプロパガンダ
靖国神社の展示

                (軍事博物館「遊就館」の正面玄関)
YuShukan.jpg
    
 これらの記事に書いたように、靖国神社は、宗教法人の殻を被った軍国主義団体であり、
「遊就館」は、「軍事博物館」そのものである。

 そこには、彼らの言い回しである「大東亜戦争」に対する反省の念は何もない。

 特攻で無念な死をとげた若人の遺影や遺書は展示してあるが、それは言わば見る人の思考を停止させるための舞台装置であって、何故将来を担う優秀な若者達が特攻と言う展望の無い悲惨な作戦の犠牲にならなかったのか?という問いかけは何もない。

 戦争が一部の利権集団を超え太らせるためのものであることは、今も昔も変わることはない。
第二次世界大戦だって、国民が窮乏のどん底にある中でも肥え太る軍需産業があったことは歴史的事実である。 山本薩夫が撮った映画「戦争と人間」には、その辺りがリアルに描かれている。

 そういう実態から見れば、この映画 「YASUKUNI」 は、そういう靖国神社のイデオロギーを表現していないし、批判も肯定もしていないところに 私達からみれば“弱さ”があるかも知れないが、これだけセンセーションを巻き起こした力は、逆にそういうイデオロギーを超越した描き方にあるという考え方もできる。

 このシリーズの前にも書いたが、
【中国人の張 雲暉 監督は、靖国をめぐって日本人達が争っている事柄のどちらが正しいかを突きつけるのではなく、
靖国派のいう「大東亜戦争」で、中国人達アジア諸国の人民が受けた屈辱と惨害からみれば、
『靖国派』 と 『反靖国派』 の争いは、全く馬鹿げたくだらないことである
と思っているのではないだろうか?】
という私の感覚は、シリーズを書いてゆく中でますます確固としたものとなってきた。
映画が捉えた両派の争いは、全く「滑稽さ比べ」というほか無い。

たとえば、靖国国家護持派の式典に乱入した若者の姿に  (第3回) 、
「勇気ある行動」と賞賛する人もあれば、「なんて馬鹿なことをしているのか」と思う人も居るだろう。
私はどちらかと言うと「左翼」だが、後者であった。
警察が保護するところも、「これ以上暴力に晒されないようとった安全のためにやむを得ない措置」と考える人も居れば、「官憲による不当な弾圧だ」と捉える人もいるだろう。
私は前者である。

また、この青年達に暴力を振るう光景をみて、「なんと短絡的な群集心理的な流れで暴力をふるうのか」と言う人も居れば、「あの状況で乱入すれば覚悟しての行動だろう」と思う人もいるだろう。 私は前者。
「中国人は帰れ!」と何十回も叫ぶ老人を見て、「やんやの喝采を送る人」も居れば、「他に言う言葉を知らないのか?」と馬鹿にする人もいるだろう。 私は後者。

そういう「捉え方」全体を否定しているのが張 雲暉 監督のスタンスなんだと思う。

民主派も左翼も国粋主義者も右翼も否定している。
「なんと滑稽な争いをやっているんだ」と・・・(一言も言わずに)

「日本人全体がアジア諸国の人民に危害を加え皆殺しにしたことを忘れるな!」
とは、一言も言わずに訴えているようである。

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広島で響け平和の音色
 靖国神社の生々しい話題が続いたので、今日は心温まる話題を
東北で発行される【河北新報】のメルマガニュースから御紹介します。

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広島で響け平和の音色
     聖霊女短大付属高ハンドベル部

             河北新報  2008年07月20日日曜日

     20080719018jd.jpg
     広島での演奏に向けて練習する聖霊女短大付属高のハンドベルクワイア

 世界平和の願いを込めてハンドベル演奏を続けている聖霊女短大付属高(秋田市)の「ハンドベルクワイア」が21日、広島市で開かれる「広島平和祈念ハンドベルコンサート」に出演する。2000年に続き2度目で、生徒たちは「被爆地の広島で、平和を祈る人々の心に響くような音を鳴らしたい」と意気込んでいる。

 1―3年生のメンバー13人が、ヒット曲「千の風になって」など4曲を演奏する。顧問の熊谷恭孝教諭(59)の指導を受けながら週3回、約1時間半の練習に打ち込んでいる。

 1991年に結成されたハンドベルクワイアは、県外での平和祈念の演奏のほか、イラクの人々や北朝鮮による拉致被害者家族に自作CDを寄贈するなどしてきた。神戸市を訪れた際には、音色に励まされて自殺を思いとどまった阪神大震災の被災者もいたという。

 一行は20日に出発し、23日まで広島に滞在。広島市から特別に許可を得て原爆ドームの前で演奏するほか、広島原爆資料館を見学し、市役所で秋葉忠利市長へのメッセージを手渡す。

 部長の渡部塁さん(17)=3年=は「原爆による被害を知ることは怖い面もあるが、貴重な機会。広島で学んだことを演奏を通じて秋田の人に伝えられるようにしたい」と話している。

 本年度で定年退職する熊谷教諭は、「生徒たちには戦争の悲惨さや恐ろしさを知り、平和の尊さを感じ取ってほしい」と強調する。

 8月9日には、秋田市の「アルヴェ」で、中国・四川大地震やミャンマーのサイクロン、岩手・宮城内陸地震を支援するチャリティー演奏会を開催する予定。連絡先は同校018(833)7311。
2008年07月20日日曜日
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幻の源氏物語写本を発見
 今日の文化面の話題は、断然これにつきる!
「源氏物語」 の オリジナルに迫る「大沢文庫」が再発見されたという話である。
第2次世界大戦を挟んで、70年近くも紛失扱いとなっていた重要文化財級の書物だという。

今後、詳しく比較検討され文学者や科学者によって分析されてゆけば、よりオリジナルに近づくことができるであろう。

当時は、当然コピー機も電子メールもインターネットも無いから、和紙に墨書という手段で伝えてきたわけであるが、今回の資料は虫食いもほとんど無く、極めて保存状態の良いもので、その上、藤原定家が校正した本よりも一層古いと言うことだ。

大いに期待したい。

ところで、私は高校の古文で勉強した以外は、源氏物語を読んだことはない。
これを題材にした映画や宝塚ミュージカルは見ているが・・・

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幻の源氏物語写本を発見 重文級、独自の文も(共同通信) - goo ニュース

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      (この写真も共同通信Web配信より借用)

幻の源氏物語写本を発見 重文級、独自の文も
                        共同通信  2008年7月21日(月)23:56  

  源氏物語の写本の一つで約70年間、行方が分からず幻の存在だった「大沢家本」が見つかり、国文学研究資料館の伊井春樹館長が21日、大阪府内の講演会で発表した。

 54帖がすべてそろい、国学者小杉榲邨による1907年の鑑定書なども添えられており、重要文化財級という。所有者の意向で、所在場所などは明らかにされていない。大沢家本は鎌倉時代から室町時代にかけて書き写されたとみられる。 


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源氏物語の写本見つかる
   =鎌倉中期と見られる大沢家本

(時事通信) - goo ニュース

                        時事通信  2008年7月21日(月)22:30  

  「源氏物語」の全54帖(じょう)がそろった写本「大沢家本」が奈良県の旧家で見つかり、調査した伊井春樹国文学研究資料館長が21日、大阪府堺市内で開いた講演会で実物と確認できたことを明らかにした。現在読まれている源氏物語にない表現もあり、貴重な資料という。

 同本は、鎌倉時代中期のものと見られ、各帖縦横約16センチ。室町時代末期に整えられた。大沢家の先祖が豊臣秀吉から拝領したという伝承があり、1940年ごろまで同家が所蔵していたが、その後約70年間所在不明になっていた。 


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源氏「大沢本」 28帖もの別本、紫式部の原本に迫る
(産経新聞) - goo ニュース

                        産経新聞  2008年7月22日(火)08:15  

 
 源氏物語千年紀の今年、姿を現した「大沢本」は、源氏物語研究に新たな道筋を開く可能性に満ちている。何より国文学者たちが注目するのは、これまでの研究では非主流だった「別本」と呼ばれる写本が54帖中、28帖もあることだ。

 日本を代表する古典として有名な源氏物語だが、紫式部の自筆原稿(原本)は残っていない。必要に応じ、書き写すことにより読み継がれてきた。だから、筆写を重ねるうちに相違点も積み重なっていく。


 紫式部から約200年後の鎌倉初期、歌人の藤原定家が、さまざまな写本の中から54帖をまとめたのが表紙の色からそう呼ばれる「青表紙本」で、4帖が現存する。私たちが目にする源氏物語の多くは青表紙本系統の「大島本」をもとにしている。


 また、鎌倉中期に源光行父子が校訂した「河内本」も室町中期まで広く読まれたが、定家の名声の高まりとともに廃れた。


 一方、大島、河内の両系統に属さず、これまで「別本」と呼ばれてきた写本群がある。代表は「陽明文庫本」。源氏物語の最古の注釈書「源氏釈(しゃく)」(平安末期)と近似し、古い表現が残り、平安期の源氏物語に迫る手がかりとなるという。


 “定家以前”の別本研究は最近、新発見が相次ぐ状況にある。そのタイミングで今回、54帖そろった大沢本が出現した意味は大きい。大沢本の系統別内訳は、青表紙本系統が22帖、河内本系統4帖、別本28帖となっている。「夕霧」の巻末に「なにはの浦に」という一文が記されるなど、これまでの写本には見られなかった数々の相違点があるという。


 池田和臣・中央大学教授は「源氏物語の研究は、これまでの概念にとらわれず、文献学に基づいて本文を読み込み、洗いざらい初めからやり直さなければならない時期に来ている」と話す。大沢本の公開が、その画期となることは間違いない。(牛田久美) 


「源氏物語」 幻の写本確認 「大沢本」 独自の記述(産経新聞) - goo ニュース
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山田洋次監督がシネマ歌舞伎に初挑戦!
山田洋次監督と中村勘三郎のファンにとっては、今更の話だが、本日付のWebニュース
【シネマトゥデイ】 に記事が出ていたので、改めて引用して御紹介!

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山田洋次監督がシネマ歌舞伎に初挑戦!中村勘三郎とコラボ!! - goo 映画


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 山田洋次監督がシネマ歌舞伎に初挑戦!
              2008年7月23日(水) 13:30 シネマトゥデイ

 22日、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2008の招待作品として映画『人情噺 文七元結』が上映され、山田洋次監督と主演の中村勘三郎が登壇した。本作は山田監督が初めて手掛けたシネマ歌舞伎で、昨年行われた新橋演舞場公演を8台の高性能HDカメラでとらえ、映像化したもの。

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 上映中は、舞台の臨場感そのものを感じることのできる本作に、客席から歌舞伎ではおなじみの掛け声や拍手が巻き起こった。舞台の演出自体が初挑戦となった山田監督は「皆さんと一緒に観るのは初めてで、舞台のときと同じようなお客さんの反応があって楽しさが倍増しました」と安堵(あんど)した様子でコメントした。また、本作を作ろうとしたきっかけについて「テレビの歌舞伎中継を見て不満に思っていた。ただ撮るのではなく、舞台の演出家の視点に加え、映像作家の視点がほしかった」と語り、演出家としてのこだわりを感じさせた。

 一方の中村は山田監督に絶対の信頼を置いていたが、古典歌舞伎の台本を山田監督自らアレンジするなど大胆な挑戦もあったと語る。「慣れているものとはまったく違ったものになりました。慣れずに戸惑っている役者もいましたが、結果的にはこちらの方が新鮮だし良かった」と“山田歌舞伎”に大満足した様子。また中村は「この物語に出てくる文七はまるで寅さんのような人物でもあるので、ぜひとも山田監督に撮ってほしかった」と熱烈なラブコールをしていたことも明かした。

 今後もシネマ歌舞伎に合う素材があれば制作していきたいと語る山田監督に中村も賛同。「古典ではなく、山田監督オリジナルの新作歌舞伎を書いてほしい」と中村から次回作のオファーを受けた山田監督も「中村さんを主演に映画を撮ることができたら間違いなく魅力的な作品になるでしょうね」と遠まわしにオファー。二人の今後のコラボを願うように、満席となった客席からは大きな拍手が鳴り響いた。

映画『人情噺 文七元結』は10月18日より東劇ほかにて全国公開

映画 『人情噺 文七元結』 オフィシャルサイト
  【http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/】  



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新国立劇場の芸術監督交代に異議申し立て!
 さる2008年6月30日に、新国立劇場の次期芸術監督の変更が一方的に発表されてから、演劇やオペラに関与する人々(いわゆる芸術家)の間から、強い憂慮の声が上がっている。

 大元は、新国立劇場・運営財団の遠山敦子理事長(官僚出身らしい)が、一方的に人事変更を発表したことにあるようだ。
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   (運営財団 遠山敦子理事長)

 オペラ部門の芸術監督予定者として発表された指揮者尾高忠明さんは、新聞記事を読んで 「え、僕に決まったの?」 驚いたという。
 本人も知らない内に勝手に決めているらしい。

 演劇部門では、07年9月に就任したばかりの演出家の鵜山仁監督の退任について、疑問が相次いだという。 

 内定した芸術監督からは、「辞退の可能性もある」との声が出ているらしい。

 これまで、井上ひさし氏や蜷川幸雄氏ら日本を代表する国際的に活動する演劇人など多くの芸術家が声を挙げ行動を起している。
 蜷川氏は1週間ほど前の朝日新聞に長文の異議申し立て記事を掲載していた。
  (Web検索にHITしなかった! 残念)

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 昨日の、しんぶん「赤旗」でもこの問題が取上げられていた。

 そのしんぶん「赤旗」記事を以下に引用する。
2008年7月23日(水)「しんぶん赤旗」 

 新国立劇場の芸術監督交代
    詳細開示 再度求める
 演劇人など
                   2008年7月23日(水)「しんぶん赤旗」
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 演劇人十四氏と日本劇作家協会など三団体は二十二日、新国立劇場芸術監督の交代問題にかんし、「芸術監督選定プロセスの詳細開示を、再度求める声明」を発表しました。これは十四日に十二氏と三団体が「詳細開示を求める声明」をだし、新国立劇場が十七日に「回答」を出したことにたいし、「回答にはなっていない」として、再度声明をだしたものです。

 前回の声明には井上ひさしさん、蜷川幸雄さんら十二氏と、日本劇作家協会、日本演出者協会、国際演劇評論家協会日本センターの三団体が名を連ねましたが、今回これに島次郎、扇田昭彦の二氏が加わりました。永井愛新国立劇場運営財団理事が会議の内容を公開したことを、運営財団側が「守秘義務」に抵触するとしていることについて、声明は「私たちはそのようには考えません」とのべています。

 声明は「問題になっているのは、鵜山氏やその後任者についての『個人の資質、評価』ではなく、新国立劇場運営財団執行部の進め方、手続きの踏み方の『プロセス』の正当性です。こうした財団執行部の対応は、問題の本質をすり替えるもの」と批判しています。

 「内部からの告発があった経緯こそを、重く受け止めるべきです」と声明はのべています。 



7月14日の声明 は、ここをクリック PDF:100KB

7月22日の再声明【芸術監督選定プロセスの詳細開示を、再度求める声明】 は、ここをクリック
  上記引用元は、http://fringe.jp/topics/2008/07/221.html より。
FringeBlog「新国立劇場芸術監督人事について制作者として思うこと」  2008年07月20日


以下は、関連の朝日新聞記事
蜷川氏ら情報開示求め声明 新国立劇場芸術監督人事
        2008年7月14日

次期芸術監督の人事迷走 新国立劇場
        2008年7月9日

オペラと演劇部門の2氏発表 新国立劇場の次期芸術監督
        2008年6月30日16時53分


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映画 「敬愛なるベートーヴェン」 と 「大フーガ」
記念すべき、第600号の記事である。

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前にも、どこかで書いたと思いますが、私が
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 「大フーガ」
を初めて聴いたのは、
映画 「敬愛なるベートーヴェン」 (原題:Copying Beethoven)の中でした。

Copying Beethoven TopM

         「敬愛なるベートーヴェン」公式サイトは、ここをクリック

子どもの頃からBeethoven おたくのつもりでしたが、そう言えば弦楽四重奏曲は殆ど聞いたことがなかった訳です。

その映画で聴いた印象は強烈でした。
最初はベートーヴェンさんの音楽とは思わず、現代作曲家による「映画音楽」を、ベートーヴェンの曲を弾く弦楽四重奏団の映像と重ねてあるのか思ったほど。

なにしろ映画の冒頭に流れるのですが、ベートーヴェンの臨終のシーンなものですから・・・

映画が終わる頃に、それがベートーヴェンさんのオリジナル楽曲であることが解り、なおさら愕然としたものです。

映画の表現はこうです。(映画の終盤です)

 サロンで新曲(おそらく弦楽四重奏曲第13番と大フーガ)の初演が行われている。
公爵や伯爵のような“高貴な”人々や評論家らしき人、音楽学生のような人々が聴き入っている。

演奏する弦楽四重奏団も顔をしかめて弾いている。

 観客は、そう長く聴かないうちに一人、また一人と立ち去ってしまう。最後は数人になってしまう。
前からベートーヴェンの贔屓だったらしい老人は、「ベートーヴェンもいよいよおかしくなったらしい」というようなセリフを吐いて(正確には覚えていないが)、立ち去る。

 演奏後、ベートーヴェンは唯一の理解者である(音楽学生で若く美人の女性)写譜師の アンナ・ホルツ に感想を聞く。
ホルツは、「私の考えは違う」 と 「大フーガ」 を否定する。
ベートーヴェンは「それで良い。私の真似をせず、自分の音楽を創りなさい」とうなずく。  

 およそ、こういう話でした。

「敬愛なるベートーヴェン」 公式サイトは、ここをクリック
私自身この公式サイトは、今日初めて訪問したのですが、
何とこの公式サイトのTOP画面の 【Enter】 をクリックすると、BGMとして「大フーガ」が流れはじめ、そのまま聴いていたら全曲演奏されてしまいました。 映画のサイトのサービスとしては破格です。
なにしろ映画本編でも全曲は演奏されませんでしたから。
これを聴いていただくと、如何に難解な曲かがお解かり頂けると思います。

長くなりましたが・・・

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【大フーガ】 第1回     第2回へ

こちらは、【RUDOLF2006】 さんの記事

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ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 「大フーガ」
前の記事 の続きです。

 その後私はグワルネリ四重奏団のCDを買って何度も聴きましたが、
導入部の飛躍した音形や、フーガのテーマの“異常さ”等、まるで現代音楽そのもので、
ちょっと理解ができませんでした。

 映画のように、当時の聴衆が付いて行けなかったことは疑いも無く、誰からも理解されなかったことでしょう。
映画 「敬愛なるベートーヴェン」の公式サイトのTOP画面から 【Enter】 をクリックすると、BGMとして「大フーガ」全曲演奏をお聴きいただけます。

中間部で、申し訳程度にメロディライン的なところも出てきますが、それもすぐに否定されて、元の異常なフーガが次々と変奏されてゆきます。
 ベートーヴェンお得意のフーガと変奏の複合した音楽です。

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 「後期弦楽四重奏曲集」の楽譜も買ってみましたが、楽譜もいかにも現代音楽のような様相でした。

GrosseFuga001M.jpg
  (この最初の1ページで主要なテーマ3つが提示される、そして・・・
   第4主題「フーガ」は、冒頭の1.5小節のみで、次のページに流れ込んでゆく)
GrosseFuga002M.jpg

 (引用した楽譜は、William and Gayle Cook Music Library より)

 しかし、そのずっと後コダーイ四重奏団の演奏をCDで聴いた時、少しは解り易いように思えました。
あの音形をどのように演奏するかで随分変わるものであることが解りました。


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【大フーガ】 第2回
              第1回へ    第3回へ

こちらは、【RUDOLF2006】 さんの記事

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