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あけましておめでとうございます |
2008年1月1日
ブログ読者のみなさま。 今年もよろしく御願い致します。
昨夜(2007年12月31日)NHK教育TVでは「紅白歌合戦」の裏番組で、恒例のベートーヴェン「第九交響曲」(「歓喜に寄す」合唱つき)の演奏(録画)を放映していました。
一昨年(2006年)は、嘉穂劇場の「第九・其の参」に参加しましたが、2007年は仕事が立て込んであり参加できませんでした。
聴きなれ、歌いなれた第九ですが、やはり歌う度、聴く度に、このシラーの歌詞の時代を超越した普遍性を感じずには居られません。
要約すれば、 【時流が強く引き裂いた人々を歓喜の力が再び結びつけ、人類はあらゆる障害を越えて兄弟になる】ということです。
差別や分断、格差社会と言われている今こそ、このシラーとベートーヴェンの訴えは力強く響いてきます。
年末恒例の第九ですが、欧州では新年に公演されるところもあるとか。
今年の第1回目の記事は、第九の歌詞の重要な部分を皆さんに改めてご紹介することにします。
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Ludwig van Beethoven An die Freude !
Freude, schöner Götterfunken Tochter aus Elysium, Wir betreten feuertrunken, Himmlische, dein Heiligtum! Deine Zauber binden wieder Was die Mode streng geteilt; Alle Menschen werden Brüder, Wo dein sanfter Flügel weilt.
Seid umschlungen, Millionen! Diesen Kuß der ganzen Welt! Brüder, über'm Sternenzelt Muß ein lieber Vater wohnen. Ihr stürzt nieder, Millionen? Ahnest du den Schöpfer, Welt? Such' ihn über'm Sternenzelt! Über Sternen muß er wohnen.
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ベートーヴェンは、「第九交響曲」のフィナーレで、上の歌詞の中でも、取り分け “Deine Zauber binden wieder Was die Mode streng geteilt; Alle Menschen werden Brüder, Wo dein sanfter Flügel weilt. ” のところを何度も何度も畳み掛けるように繰り返しています。 上に書いた 【時流が強く引き裂いた人々を歓喜の力が再び結びつけ、 人類はあらゆる障害を越えて兄弟になる】 というところです。 最も訴えたいことが、これだったのでしょう。
新しい年が、格差や差別を解消し、人類が兄弟になる時代に一歩近づくことを期待して!
日本語訳は、続き【...read more】 をお読みください。
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テーマ:歌詞
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ナショナル・トレジャー 「リンカーン暗殺者の日記」 |
ナショナル・トレジャー 「リンカーン暗殺者の日記」 を1stDayスペシャル 1000円で見た。
まあ、1000円程度の映画である。 仕掛けは大掛かりであるが内容は薄っぺらであった。
相変わらず映画前半では無意味なカーチェイスがあり、ぶっ壊した車や屋台や建物や轢いた人々はどうなったのかという配慮も無い。
黄金の都市を見つけたあとのトラップなどさまざまな仕掛けから命懸けの脱出をするところも定番通り。
何か歴史的な問題意識を提起することもなかった。 すなわち政治・社会・歴史的なメッセージ性も何も無い。
性格が同じような映画と思っていたが、「ダ・ヴィンチ・コード」 と比べれば、ストーリー構成も伏線も低級で、レベルが全然違っていた。
鳴り物入りの3流映画と言えよう!
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二日間とも寝正月 |
2008年1月2日
今年の年末年始休暇は12月29日から1月6日まで9日間もあったのに、事前の計画を練っていなかったので、正月は“寝正月”の結果に・・・
元日は、ブログの整理とバックアップに費やし、夜は、ウィーン・フィルの生中継を教育テレビで鑑賞。 その後は「相棒」を見るなど、テレビ漬け。 将来が思いやられる暇つぶしでした。
二日も10時過ぎまで寝てしまい、「のだめカンタービレ」の再放送を見た後、 新春ワイド時代劇「徳川風雲録」を終わるまで見てしまった。
「徳川風雲録」では、吉宗の若かりし頃を内田朝陽が演じているが、長じて吉宗を演ずるのは中村雅俊である。 内田朝陽が『天一坊』を演じるからかも知れないが、同時二役でも良かったのではないかと思う。 女優陣でも、若手も起用されているとはいえ、天英院に南野陽子、月光院に桜井幸子、竹姫に田中美里など、ちょっと年の行きすぎた過去の栄光に頼る女優が配役されているのは問題あり。男優陣もまたしかり。 時代背景は波乱万丈だった元禄を映し出すように、「浅野匠上松の廊下の刃傷事件&赤穂浪士討ち入り」「江嶋・生島事件」などの歴史的事実を取り込み、 「天一坊事件」という架空の事件を配した形。 それなりに興味深い演出であった。 これを長時間に亘って提供した通信販売の「ベルーナ」ってどんなに儲けてんの?
「のだめカンタービレ」は、新作を1月4日・5日午前9時から放映されるとの事。 ウィーンなどヨーロッパ編ということで期待大!
明日は、ちょっと外出して外の空気に当たろうと思う。
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「詩写・吉永小百合」 写真展 |
2008年1月3日
今日は、午前中から行動し、昼前は福岡天神・岩田屋デパートで開催されている 「詩写・吉永小百合」と題する石川三明氏の写真展を見ました。

午後からは、そこから西鉄電車に乗って、大宰府の九州国立博物館に行き、 「京都五山 禅の文化展」 を鑑賞しました。
今回は、「詩写・吉永小百合」写真展を紹介します。 この写真展は、主として『三井ホーム』のCM撮影時に撮られた(CM未使用写真を含む) 吉永小百合さんの写真33枚を展示するものです。 1990年代の写真が中心ですので十数年前となります。 小百合さんの40代後半から50代に入る頃でしょう。(1945年3月生まれ)

それぞれの写真には、10万円前後の『チャリティ価格』が付いており、福岡県夜須高原にある民営の社会福祉施設「やすらぎ荘」や「ドイツ平和村」へ寄付されることになっているようです。 絵画ではないので、再生が何枚でもできる写真についている値段としては、ちょっと手が出しにくい値段設定でした。 素人考えでは、10分の一位の価格設定で、より多くの人々の協力を得た方が良いのではなかろうかという気がします。 岩田屋本館7階大催事場にて 1月7日(月)まで開催。
【関連Webサイト】 「詩写・吉永小百合」石川三明氏の写真展 岩田屋
その写真展の横では、石踊達哉日本画展が行われていたが、こちらは、チャリティではなく、2百万円前後の値段が付いていました。 誰が買うんでしょうか? 岩田屋本館7階ヂャラリーにて 1月8日(火)まで開催。

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九州国立博物館へ 「京都五山 禅の文化展」 其の壱 |
2008年1月4日
昨日か今日の内にアクセス数が3万を超していました。 御訪問の皆さまありがとうございます。 ランキング・クリックの方もできましたらよろしく御願い致します。
(前回の続き)
午後からは、そこから西鉄電車に乗って、大宰府の九州国立博物館に行き、 「京都五山 禅の文化展」 を鑑賞しました。 *********************************
今回から数回に亘って、「京都五山 禅の文化展」 を御紹介します。 開催期間:2008年1月1日(火・祝)〜2月24日(日)
この展覧会については、【大晦日の記事】 で御紹介しました。
大宰府駅から大宰府天満宮を通って、九州国立博物館に行くルートを取ったのですが、 まだ正月三が日ということで、参道は多くの人々で埋まり、境内に入る手前からは、動きが完全に止まっていました。 正面からではなく、横から入るルートがあるようなので、そちらから入りました。
本殿の前では、正面から拝観したい人々は、幅広い帯列で並んでいますが、両サイドからの拝観も可能で、そちらは殆ど並ぶことなくスムーズに拝観できるようでした。

私は、信心深くないので、通り抜けて裏側を回って、九州国立博物館に向かいました。 裏側には、こういうものがありました。

『飛び梅を歌った歌碑』 飛び梅や 筑紫の春は 初かをり みやこの母と父まいらせる・・・か?(判読不能)

「梅干の種」 納め所 天保15年(1844年)建立 
(その碑文)
途中に宝物館があったので、ちょっと立ち寄りました。 
九州国立博物館に行くには、この入り口から長いエスカレーターに乗り、 “山上”まであがります。

こちらが、エスカレーターを上がった出口から見える、九州国立博物館の『勇姿』。 ガラス面が借景のように山肌を映しています。

展覧会の内容は、今後掲載予定。
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ミュージカル「エリザベート」の舞台機構 (続き) |
ウィーン一人旅−第37回 ************************************************
お久しぶりです。 前回は2007年12月28日の掲載となります。
舞台は、まだ(2004年) 5月1日 の続きです。 気長にどうぞ!
ミュージカル「エリザベート」の舞台機構 (続き)
つまり、舞台中心からV字の谷になったり、反対に山になったり、片流れになったり、もちろん水平になったり、全体が昇降したりするのである。 【下の写真で、床面が分割されて傾斜しているのが少し解るが、実際にはもっと大きく傾斜・上昇・回転する。】

(この写真は前回も使用しています。公演パンフからのコピーです)
機構を要素に分ければ、それほど複雑なものではないが、これらを高速で稼動し、それ自体が昇降もし、回り盆のなかに設置されているので回転もする。 これにより、自由度の大きい動きが可能となって、全演目を通じて同じ動きが感じられないような複雑な動きをする。もちろんそのパタパタ翼の下には効果照明が仕込んである。
これ以外にも、舞台上をリモコンで動き回る、小さな二重回しの回り舞台(直径6m位)数台。 舞台上手袖に支柱を設置しているであろう、大ブリッジ。このブリッジは舞台間口の7割位の幅を占める大きなブリッジで、高速で傾斜する。そこをトート(Tod)やルケーニ(Lucheni)が走り回る。また、傾斜・昇降するパタパタ床とリンクする。

************************************************ ウィーン一人旅−第37回 この連載を1回目から読む 第36回へ 第38回へ
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九州国立博物館へ 「京都五山 禅の文化展」 其の弐 |
2008年1月6日
「京都五山 禅の文化展」 の続きです。 開催期間:2008年1月1日(火・祝)〜2月24日(日)
この展覧会のポスターを再掲します。

上の方に、いわゆる『金閣寺』『銀閣寺』が配されていますが、これらは直接「京都五山」の 内の二つを示すものではありません。
説明地図によると、この二つは『相国寺』の仏舎利塔(鹿苑寺・金閣)と観音殿(慈照寺・銀閣)なのだそうです。
展覧会の方も入ってすぐに『鹿苑寺・金閣』の模型と屋根の守護神「鳳凰」が展示してありました。 (写真撮影禁止であり、画像は九州国立博物館より配信されたものです)



金閣寺を建立した足利義満坐像

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Wikipedia リンク (写真も) 【鹿苑寺・金閣】

【慈照寺・銀閣】

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NHK大河ドラマ「篤姫」 始まる |
鳴り物入りの前宣伝(番宣)が繰り返しくりかえし放送された、NHK大河ドラマ 「篤姫」 が、始まった。
初回は、なかなか良かったんじゃないか?
下記の読売新聞によると、視聴率は2割と言う所だからまずますの滑り出しのようだが、 過去3番目の『低さ』だという。
宮崎あおい という女優をどう評価するかによって見たい人と見たくない人の差が 大きいんじゃないだろうか? 私は、結構評価している方。

NHK大河ドラマ「篤姫」開始にリンクして、地元鹿児島では「篤姫館」が、鹿児島市本港新町にオープンした。小型テーマパークというところだろう。
***************************** 話は変わるが、年末から年始に掛けて 【幕末の大奥 天璋院と薩摩藩】 岩波新書(2007年12月初版・出版) を読んだ。

大奥ものといっても、テレビドラマの『大奥』ものではない。 大奥の各居室の配置図の詳細や、役職の位階層性などを詳しく解説している。 学術論文的で読みづらかったというのが本音。
また、多くの大奥役職者や「お女中」の名前や薩摩藩の藩主や取り巻きの名前、徳川家の歴代将軍や御台所と側室そして取り巻きの人々の名前が時系列的ではなく出てくるので、これらの名前を覚えるのが苦手な私には、読んだ後も相関関係がイマイチ良く解らない。 篤姫=天璋院 や 和宮 の動きは追っているのだが、小説のような武勇伝ではないので、彼女らが果たした重要な役割はもう一つ印象に残らない。 紹介の仕方が、実際に残っている記録、すなわち手紙や日記によっているからであろう。 小説家は、それら記録の行間を、読者の期待を高めるようにフィクションで埋めてゆけるが、 岩波新書にはそれを期待してはいけないのだ。 『e−hon』の紹介文は下記 [要旨] 外様大名島津家(薩摩藩)分家の出身であった天璋院(篤姫、一八三五‐八三)がなぜ十三代将軍徳川家定と婚礼を挙げることになったのか。また婚礼の前に近衛家の養女となり、近衛家からの嫁入りという形式をとったのはなぜか。薩摩藩と江戸城大奥の歴史的なつながりを解き明かし、将軍家最後の大奥を取りしきった波乱の生涯をたどる。 [目次] 序章 天璋院とは;第1章 大奥の世界;第2章 薩摩藩と将軍家;第3章 篤姫から天璋院へ;第4章 天璋院と和宮;終章 江戸開城とその後
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NHK大河ドラマ「篤姫」、初回視聴率20・3%(読売新聞) - goo ニュース 読売新聞 2008年1月7日(月)12:30 6日に始まったNHK大河ドラマ「篤姫」の初回視聴率が関東地区で20・3%(関西地区19・8%)だったことが7日、ビデオリサーチ社の調べでわかった。
過去10年間では、2001年「北条時宗」(関東地区19・6%)、06年「功名が辻」(同19・8%)に次いで3番目の低さ。
鹿児島に篤姫館オープン 江戸城の居室再現(共同通信) - goo ニュース
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「エリザベート」の演出 |
ウィーン一人旅−第38回 ************************************************
ミュージカル「エリザベート」の演出
ストーリーの展開は、基本的には日本での公演と同じ。日本版が本場と同じと言う方が正確。
舞台機構の動きが決定的に違うのと、日本ではトートはそれほどアクティブではないが(静かにエリザベートに近づく)、こちらのトートはブリッジに飛び乗ったり、すべり降りたりと極めてアクティブで、かつ何か明るい(声質も高いメリハリのある声で、全然暗くない)。
宝塚「花組」公演(2002年)で春野寿美礼トート役に書きおろされた「わたしが踊る時」(Wenn ich tanzen will) のナンバーも早速ウィーン版に取り入れられているという、おいしいところもある。
 (休憩時間中のオーケストラピット)
役人や女官たちの動き(画一的動きを風刺)は、宝塚版と良く似ていた。
決定的に異なる演出は、時代を超越したところがあるのだが、ナチスと思わせる集団がユダヤ人排斥の狂信的な行進を見せるところ。この集団の歌は、唄うと言うより、ラップというか、掛け声というか大声で叫んでおり、象徴的な表現でナチスを批判しているわけである。
その紋章が「日の丸」の中に「鈎十時」の4辺を3辺にデフォルメしたマークが入っているというもの。ナチスだけではなく、その協力者であった日本帝国主義も批判しているように見える。 背景の時代は19世紀末、第一次世界大戦前であるからナチス台頭までにはまだ数十年あるのだが・・・。 パンフレットには「20世紀のファシズムが早くも暗影を投げかける」と説明している。 “Der Faschismus wirft seine Schatten voraus. ”
皇太后ゾフィーが、終盤で「こんなにも帝国や皇帝やエリザベートのためを思って尽くしてきたのに・・・」と淋しく嘆き悲しむ(ドイツ語はわからないので雰囲気で、ですね)シーンがあり、日本版では、ただ憎たらしい「姑」で一生を終えるのとは少し違う演出であった。 このシーンは、その後の東宝版「エリザベート」でも挿入されていたが、内容は上記の私の感じた説明と相違なかった。
楽曲では、フレーズの繰り返しが増えているところが多かった。せりふや状況を強調しているのであろう。
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