観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 gooブログでも【JUNSKYblog2007】のタイトルで、政治・時事評論を中心に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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junsky07

Author:junsky07 2006年までgooで書いていた「観劇レビュー&旅行記」(リンクの1行目)をFC2に移転します。
私の旅行記や、観劇の感想や評論を気の向くままに書いてゆきます。



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それでもボクはやってない
ナイトショーで「それでもボクはやってない」を見ました。

2時間25分に及ぶ大作ですが、後半は法定場面の連続。
それでも、眠気をもよおさず最後まで見られたのは、緊迫感ある運びのため。

冤罪は、警察の取調べだけではなく、検察の取調べだけではなく、裁判でも造られる。
警察や、検察は被疑者の主張には耳も傾けない。
起訴されれば、99.9%有罪。
否認事件でも97%有罪。
という事実などが示されます。

なかでも、裁判長が突然代わったという場面では、
「裁判長にとって、刑事事件で無罪を言い渡すのは、国家権力が下した決定(起訴したこと)に反対し、国家権力の威信に傷をつけること。」
「だから、刑事事件で無罪を何度も出す裁判官は飛ばされることもある」
裁判官は通常数百件の事案を抱えている。だから、被疑者とされた側が積極的に動かないと真剣に取組んでくれない」

また、最初に当番弁護士の国選弁護人が「争わず、認めてしまった方が、釈放も早い」と促すところは、無償ボランティアの国選案件に熱心にならない弁護士の限界も示していて、(ドラマでは、この弁護士はこれまで積極的に冤罪事件に取組んできたが裁判に負けてショックを受けているという設定だが)さもありなんの感であった。

これを見ていると、「なんで私が犯人なの」と言った畠山鈴香さんが、言ってもいないことを警察も検察も作文してマスコミに発表し、弁護士もその線で情状だけで切り抜けようとしていた、あの事件の全過程が鮮明に「了見」された気がする。

映画は、「痴漢事件」をテーマにしているが、役所広司扮する弁護士が、「これは国家権力との闘いだ」というような意味の発言をしているところにも、現在の司法制度の問題を強く問う映画であることも確かである。

配役としては、役所広司の熱演もさることながら、最初「痴漢の弁護などイヤだ」と言っていたが、先輩(所長?)弁護士(役所広司)に促されて、疑いながらも次第に被疑者を信用してゆく女性弁護士を瀬戸朝香が好演している。
最終弁論が、原稿を手にして「棒読み」となっているのは、おそらく初めて最終弁論を述べるという設定で、演技としてだと見たい。

被疑者(加瀬 亮)の友人役の山本耕史も、友人のために大奮闘する親友役として、いい味を出している。
こんな親友が誰にでも居れば良いのだが・・・

この種の映画に必ず出る竹中直人は、ほんのちょい役だった。


ドリームガールズ
昨夜(2007/3/6)ドリームガールズを観てきた。
DreamGirls01m


菊地凛子さん Kikuchi

が、惜しくも助演女優賞を逃し、この映画に出演したジェニファー・ハドソンさんが受賞した映画である。
JenniferHudson
   (ジェニファー・ハドソンさん)

いわゆる『田舎』の3人娘が、都会に出てきてオーディションを受けながら成功してゆくと言うシンデレラ・ストーリー。
もちろん波乱万丈で、シンデレラという訳ではないが・・・

 ところで、私が見る限り助演女優賞のジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)さんは、この映画においては助演女優ではなく、どう見ても「主演女優」であった。
しかし、この映画の数々の受賞記録を見ても、彼女が「主演女優賞」となっているものはなく、全てが「助演女優賞」だった。
彼女が助演なら誰が主演女優だったのだろうか?

 関連サイトを見ると主演女優は、ビヨンセ・ノウルズ(Beyonce Knowles)さんであるらしい。
この映画の粗筋同様、容姿と美形で主役と認定されるかのようで、何か意味深である。

Beyonce Knowles 00m


 役柄の上では、ジェニファー・ハドソン扮するエフィーの方がビヨンセ・ノウルズ扮するディーナより個性もあり、力量もあり、張りもあり、(体重もあり!)リード・ボーカルを務めているのだが、時代がTVへの移行期にあたり、プロデューサーは、美形で容姿もよくグラマラスかつスリムな(本当にそうなのだ!ハドソンさんごめん)ディーナをリード・ボーカルに代える。

(それで主演女優が、ビヨンセ・ノウルズになるんだな。
何か映画と受賞が妙に同時進行みたいで・・・)

JenniferHudson01
とはいえ、おデブのエフィーを演ずるためにジェニファー・ハドソンは体重を10kgも増やし、
Beyonce Knowles01
 一方スリムな美人役のビヨンセ・ノウルズは、反対に10kg減量に取組んだというから皮肉な話だ。
その顛末は、一番下のリンクをどうぞ。

さて、映画のつづき
 最初は不服ながらも従っていたエフィーであるが、キレテしまい、我が儘放題に振舞う。
結局、エフィーの代わりに別の娘を採用し、エフィーは「3人娘」からおろされてしまい、プロダクションも放逐される。
 その後、新しいユニットを組んだ「ドリームガールズ」は、成功し頂点(ランキングTOP)に上り詰めるがエフィーは子連れで貧困な生活を送っている。
 
 あっ!これ以上書くとネタバレになるので、ここまで。

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 映画の中では、彼女達黒人ユニットがランキングで上位を占めてくると、同じ楽曲を白人ユニットがリメイクして人気をさらってしまうと言う、業界の人種差別的動きも描かれている。
 また、同じように黒人シンガー間でもパクリ・横取り・リメイクが頻繁に行なわれていたことも示唆される。
 この頃(1960年代?)のアメリカでは、楽曲の著作権などはいい加減だったのだろうか?
 
さて、話変わって、
 ジェニファー・ハドソンやビヨンセ・ノウルズの歌は、映像を見る限り「吹き替え」のように見えた(というのは、喉の動きが歌のビブラートのようには全然動いていない。いわゆる演技中心の口パク)が、彼女らはれっきとした歌手なんだそうで、映画撮影では口パクをやっていたかも知れないが歌は本物らしい。それであればうまい!と言える。
Beyonce Knowles04
(Beyonce Knowles)

 さて映画は、後半ミュージカル然となってくる。前半では台詞としていっていたようなことも歌で表現され始める。
特に言い争う部分などは、殆ど歌になっている。
何?これ!ミュージカル映画じゃん!と思った私が馬鹿でした。
これはミュージカルの映画へのリメイクなのでした。
去年やった「オペラ座の怪人」とおんなじなんですね。

話はうんと変わって、
 ビヨンセ・ノウルズを見ていると、「日本のタレントに何か雰囲気の似ている人が居たよな?!〜 」
と、記憶ファイルをサーチしながら見ていました。いろいろと名前が浮かびましたが(宝塚とかミュージカルタレントとか)ピッタリ来ません。相当な時間が経ってから(まだ映画は後半が続いていましたが)ピーンッと来て顔が浮かんで来ました。しかし名前は思い出しません。
次に彼女のユニットの名前が徐々に浮かんできました。また、その相方の顔と名前も。それからしばらくしてようやく名前にたどり着きました。
NakajimaTomoko03S
 そう中島知子(オセロ・松嶋の相方です)!

皆さんは、似てると思われますか?
あくまでも私的には!と言うことですので。
NakajimaTomoko02S

この写真だけでは「似ている」かどうか微妙ですが、映画の中では「似てる!」と思うところは度々ありました。


「ドリームガールズ」とジェニファー・ハドソンさんについては、下記に恩田泰子さんによる解説がある。
「ドリームガールズ」ジェニファー・ハドソン(YOMIURI ONLINE 2/24)

主演女優?のビヨンセ・ノウルズのインタビュー(取材・文: 今祥枝)は、
ここをクリック

goo お宝映像は、ここをクリック
 ここでは、ビヨンセ・ノウルズの5分間の魅惑あふれるインタビュー映像が高精細で見られます。

Biglobe お宝映像は、ここをクリック

テーマ:映画★★★★★レビュー - ジャンル:映画

蒼き狼
「蒼き狼」を見てきた。2007年3月16日レイトショー
Aoki001

 この原作となる小説は、確か数十年前に井上靖の文庫本で読んだが、今回の映画化の原作は森村誠一氏によるものらしい。それでも、長いながいエンドクレジットの最後の方に井上靖氏の御遺族に御協力いただいたと出ていたので、ある意味安心した。

 主役のテムジンにあの人が扮しているのだが、映画最終盤になるまで、名前を思い出せなかった。
松嶋菜々子の連れ合いで大河ドラマ「利家とまつ」で鬼気迫る織田信長を演じて一躍注目されたあの人。
Aoki002
殆ど映画も終わろうとする時、思い出した!そう反町隆史。右側は母親役・若村麻由美。

さて、映画の出来具合であるが、反町隆史さんがあまりに熱演をしているので、相当不自然で、見ていて白けてしまった。

 モンゴル国軍も全面的に協力したであろう大動員はさすが。
兵士の数といい馬の数といい、それはすごくて、草原の広さも相俟って、とても日本国内では実現しそうにもないスケール!
Aoki003

 最初は、これだけの兵士や馬は手前の数百人くらいは実物でも、後方の数万人はCGで作っているのだろうと思っていたが、(もちろんCGの部分もあるのではあろうが)それぞれの軍団が一人ひとりの動きを伴って動き出すので、「こりゃCGの方が却って手間取るわいっ!」との思いを強くした。
Aoki004
 
 戦闘シーンが、この映画の大半を占めると言っても良い。その上、それら戦争が、現在の感覚で見れば(それは無茶だが)何か大義名分に掛ける「略奪戦争にすぎない」というイメージ。略奪するものは、敵の物資や宝物だけではなく、女性もその一部であり、女性は男の快楽と子どもを作る道具でしかないという(柳沢厚労相が聞けば喜びそうな)位置づけである。

 テムジン(反町)の妻に扮するのは松嶋菜々子ではなくて、菊川怜。
Aoki007
熱演なのだろうが、いま一つ。

 敵に略奪されテムジンを宿す母親役に若村麻由美。
Aoki005
 18歳から63歳までを演じている。最初は20歳前後の場面であるが、UPでも充分通用するからさすが。公式サイトでも生年月日が書いていないので年齢不詳だ。NHK朝ドラ「はっさい先生」でデビューして20周年というから、40歳前後ではあろうが、まだまだ20代の役はできる。実は私は「はっさい先生」で、溌溂とデビューした頃から彼女に魅せられている。無名塾出身でも在り、演技はさすが。
公式サイトは、ここをクリック

 敵ながら度胸の良い女性兵士として、新人Araさんが好演している。
Aoki006
日本人離れしたAsian Beauty なのだが(近年の中国・韓国女優的)日本語のせりふを違和感全くなく、普通に話しているから日本人らしく見えた。この映画の影の主役と言えるかも知れない。
Ara001
(上、二つの写真は公式ブログより転載)
公式ブログ(2007年2月21日開設したばかり)は、ここをクリック 
 実は韓国の17才の高校生です。

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 映画のストーリーは、ここには書きません。公式サイトを御覧ください。ここをクリック
リレーインタビューでは、出演者の皆さんのインタビューが映像で楽しめます。Araさんの映像も充分楽しめますよ。
ここをクリックしてサイトに入ってから、「リレーインタビュー」をクリックしてみてください。

さて、サタすま風の私の映画の評価は、1200円!
レイトショー割引価格(1200円)程度の値打ちはあったが、作劇はいまひとつというところ。
人間描写にもう一歩深みが欲しかった。
テーマ:蒼き狼 地果て海尽きるまで - ジャンル:映画

Queen the Movie
Queen を見た。

 ひと言でいえば、ダイアナ妃の“事故死”の後の王室と首相府の駆け引きを描いた実録物と言える。

QueenMovie01m.jpg


 冒頭、取材攻勢や“パパラッチ”に見舞われるダイアナ妃(実写)を映し出す。
そして、“パパラッチ”を引き払おうとして?トンネルに激突する瞬間を暗転と消音という手法で描く。

 映画の中では、このニュースはトニー・ブレアの労働党が圧倒的大差で選挙に勝利し、英国女王(エリザベス女王)に首相として任命される儀式に出向いたその時に、執事が女王に耳打ちする形で王妃の事故を伝える、という時間的関係を描く。

 首相就任当日に事故が起こり、その日の内に「事故死」が確定する。
その後の1週間が、この映画の舞台設定だ。

(5月2日追記:本日の朝日新聞に「ブレアの10年」と題する1面全部使った記事が出ていた。それによれば総選挙に勝利したのが1997年4月、ダイアナの死が8月と数ヶ月のズレがあり、この映画の『同日』との設定は単に印象深くする演出らしい)

 しかし、王室はダイアナが既に民間人(チャールズとは離婚成立後)であるとして、黙殺をはかり英国民と世界の民衆の猛反発を買う。

 この映画で初めて知ったのだが、王室はダイアナ王妃の子ども達の心のケアのためとの口実で、ロンドンを逃げ出し、郊外の王室の領地で「鹿撃ち」猟をするという有り様。
 日本的メンタリティでは、元親族が亡くなっているのに『殺生』に出るなど絶対にありえないが、英国王室では「狩猟が子ども達の慰めになる」という考え方だ。

 また、エリザベス女王が自らジープを運転して、領地の城と狩猟場を往復するというのも、日本の皇室では考えられない。

 さて、ブレア首相は、女王や王室が国民の総スカンに会い、王室の存続を望まないものが国民の1/4に迫る中で、エリザベス女王に度々電話を掛けて説得し、王室存廃の危機打開に奮闘する。

 元々「王室廃止論者」のブレアの妻シェリーは、「1週間前まで労働党の党首だった人が、今は王室存続の英雄になろうとしている」とトニーを冷やかす。

 あまり書くとネタバレバレになるので、この辺で内容紹介は終わるが、英国王室がダイアナに生前も死後も極めて冷たい仕打ちをしていたことが次々に明らかになってくるところは、事情を知らない私にとっては興味津々であった。 エリザベス女王が電話を受けた親族の言葉として「生きているときも死んでからも厄介を掛けるヤツだ」と話すところがあったが、それが王室のダイアナに対する考えの“最小公倍数”というところか?

 なお、ダイアナの映像は終始実写。それ以外は俳優人の演技である。
もちろんニュース映像などは当時のものを使っているようだが、一部モンタージュ手法を使用しているようであった。

 女王役のヘレン・ミレン(Helen Mirrem)は、アカデミー最優秀主演女優賞を獲得したとのこと。

私の評価:1200円/(1800円)
まあ、そこそこと言うところでしょうか?!

公式サイトはここをクリック

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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

バベル
バベルを2007年5月1日午後8:55から、
 ファーストデイ・スペシャル(すなわち1000円)で見た。


 私的には、前評判ほどの映画とは思えなかった。
公式HPでは、山田洋次監督が高く評価したようなコピーが踊ってはいたが・・・

Babel.jpg


 アカデミー最優秀助演女優賞を撮り損ねた菊地凛子さんは、言わば主演のような位置づけである。
「ドリーム・ガールス」で最優秀助演女優賞を取ったジェニファー・ハドソンも主演のような位置づけであったが、何故彼女らが『助演』なのかは良く解らない。

 映画は、異なる時間と空間が平行して展開する。
 それらは、全く異文化の世界であり脈絡無く突然シーン・チェンジするので(フェード・イン・アウトも無く突然切り替わる)、見ているものはあっけに取られる(昔の映画館ならフィルムを繋ぎ間違えたのではないかと思っても不思議ではないほど)。
 これらの3本の線がどのように交わるか交わらないかは、この映画を最後まで見ないと解らない。

アフリカ北西部・モロッコ
 まずは、中東かどこかの中年男性が肩に荷物を担いで歩いてゆく姿。
彼は、自分が持っていた「猟銃」を、コヨーテの被害に悩まされている遊牧民に売りにゆくところだ。10才前後の3人の子持ちの男がこれを買い、息子兄弟に、今日中にコヨーテを5・6匹仕留めておくように(殆ど期待はせず)と言って預ける。
 ここが、モロッコであることが、映画の中盤でわかる。

東京
 舞台は突然、東京の新宿当たりに変わる。
遊びまわっている若者の生態の一面を切り取って映す。
バレーボールの試合に競じる高校生たち。
そのチームは、聾唖者の女子チームである。
試合後、飲食店でその一人(菊地凛子)は、見知らぬ男に性的挑発をする。スカートの間からノーパンの股間を見せるというものだ。
何故、そういう挑発をしなければならないのかが意味不明。
聾唖者として馬鹿にされたことの腹いせか?
彼女の父親(役所公司)は結構な高額所得者のようで、都心の見晴らしの良い超高級・高層マンションの31階に住んでいる。
母親は亡くなっているらしい。

LA・メキシコ
 舞台は、また突然切り替わって、今度はメキシコ国境近いアメリカの街。両親が旅行に出かけ、子ども達(幼い兄妹)を乳母というか家政婦のようなメキシコ系らしき中年女性に預けている。
 その父親(ブラッド・ピット)から家政婦に電話があり、母親が事故か何かにあったらしいことを示唆する。

交点
 この全く無関係の話が、最後に一定の関連性を見せるのだが、何故かわざとらしい設定に思えた。
 その関連性は、それぞれのステージで起こっている事態ないし事件を関連付けるものではなく、単にそれら事件の当事者間に多少の関わりがあるに過ぎない。
 モロッコとアメリカには、一定の関連性を認められるが、それらと日本のつながりは、単に「猟銃」の出所という一点にすぎない。

聾唖
 前評判(試写時に日本語に字幕が無いことが「聾唖者のことを考えていない」と、問題になった)から、聾唖者に対する激励のメッセージがあるのかと思ったが、露出狂気味の聾唖者役の菊地凛子が、脈絡無く突然全裸になって男(刑事)に迫るなど、却って冒涜することになっていないかと心配した。

私の評価
 映画としての出来と、メッセージ性、ストーリー全てが理解し難いものであったと思う。

 私の独断での採点:800円/(1800円)
ファーストデイ・スペシャル価格の1000円に届かない。

公式ホームページは、ここをクリック

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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

眉山
「娘だから、聞けなかった。
 母だから、言えなかった。

 そして、今私は
 母の想いにたどり着く。」

 
 この映画のキャッチ・コピーです。

原作は、さだまさし。

Bizan.jpg


舞台は、徳島。
背景は、眉山。

底流は、阿波踊り。
主題は、母の愛。


 スパイダーマン3など、賑やかな映画が世の中を席捲している中で、静かな映画です。
阿波踊りのシーンを除いては・・・

 いわゆる、メッセージ映画でもなく、エンターテイメントとも言えず、ひたすら母・娘の確執と情愛、父探しと再会など肉親との関係を中心に物語りは展開します。

 淡々とした進行です。
宮本信子の演技力に支えられた映画とも言えるでしょう。

 この手の映画をお好みではない方には、ちょっと退屈するかも知れません。
 私は、不覚にも、娘が捜している父を見つけ出す『肝心なシーン』で居眠ってしまい、父捜しで歩き回っているところの次のシーンは、見つけ出した父と再び別れるという、中抜きの繋がりとなってしまいました。

 最終盤の阿波踊りのシーンは、結構ディティールに至るまで描いていました。このシーンだけが唯一活きいきとした躍動を見せてくれます。

 私的独断の評価は、¥1500/1800 というところでしょうか? 

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公式サイトは、ここをクリック
宮本信子HP
映画「眉山」支援委員会

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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

『舞妓Haaaan!!!』
50147s.jpg

映画 『舞妓Haaaan!!!』を見て来ました。

23:25-25:25 の2時間たっぷり。
理屈抜きで笑える映画でした。

冒頭のブログでのコメントでブログ「荒らし」とのやり取りが面白く引き込まれました。
この主人公と「ブログ荒らし」が後々究極のライバルとなる訳ですが。

 お茶屋の魅惑的な女将が宝塚男役TOPだった『真矢みき』さん。
この女将が、突然まさに唐突に始まるレビューショーで、ラインダンスに参加し、和服で脚上げをやっているのは断然面白い。
ラインダンス(ロケット)をやるのは宝塚でも若手の仕事なので、真矢みきさんにとっては十数年ぶり位かもしれませんが、ちゃんと頭の高さまで上がっていたので感心することしきり。
女将としても好い味を出していました。
一方、置屋の女将は吉行和子さん。
舞妓たちに思いやりの厚いやさしい女将を演じています。

阿部サダヲさんは、釣りバカ日誌のハマちゃんこと西田敏行を彷彿させました。
癖のある役が多かったので、こんな飛びぬけた喜劇ができる人とは思いませんでした。

OLから転進する柴咲コウは舞妓さんの化粧より、OLの化粧の方が美人でしたね。舞妓さんの化粧は特に意識しているのかも知れませんが、ブスで滑稽な感じでした。
他にも書きたいことが一杯ある“優れて”ハチャメチャな映画でした。

あらすじのご紹介は、大津留公彦のブログ2をどうぞ。

bn468_60.gif
  公式サイトは、ここをクリック

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

「憑神」(つきがみ)を見てきました
ちょっと前になりますが、2007年7月6日(金)午後9時から、降旗康男監督の「憑神」(つきがみ)をレイトショー1200円で見ました。
原作は「鉄道員(ぽっぽや)」の浅田次郎

Tukigami.jpg


 同級生だった榎本武揚の出世が「みめぐり稲荷」への願掛けによるものだったという噂を耳にした主人公・彦四郎(妻夫木聡)は、そんな噂を馬鹿にして信じようとしていないにも関わらず、酔っ払った勢いで、河原の茂みから現れた「三巡稲荷」の祠を見て、思わず出世を祈ってしまう。

 早速、「福の神」が現れた。
ところが、この「福の神」と思ったふっくらした神は『貧乏神』(西田敏行)だった。貧乏神が彦四郎に同情してウルトラCである「宿替え」して立ち去るが、その時に「三巡」に意味を示唆して去ってゆく。

次に現れたのは関取であったが、これが実は『疫病神』(赤井英和)。

『疫病神』が去った後には、可愛いおませな女の子(森迫永依)が現れるが・・・

っと粗筋はここまでにしておきましょう。

先だってみた「舞妓Haaaan!」に続いて理屈抜きに笑える映画でした。

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テーマ:憑神 - ジャンル:映画

「夕凪の街 桜の国」