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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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博多座で博多華丸主演【羽世保スィングボーイズ】を観る !
2021年7月25日(日)

博多華丸主演の歌の少ないミュージカル?
【羽世保スィングボーイズ】
を博多座で観てきました。

20210725_Hasebo Swing Boys_Poster-01


和太鼓とタップダンスとジャズバンドの
コラボで羽世保造船のリストラがテーマの
人情音楽付きドラマ。

結構楽しめました。

最後の大団円は実際には無さそうな展開ですが!
(ネタバレ禁止;笑)


博多華丸さんは和太鼓役でお疲れなのか
音の張りがちょっと弱く、バチを2度ほど
落とされてました。
プロローグで和太鼓を叩いたときは、片手の指先で
撥(バチ)を数回まわす『ペン回し』のような振りも
度々されていたのですが。
きのう土曜日は、マチ・ソワ2公演連続だったし
役柄上もさすがに疲れるでしょう。

20210725_Hasebo Swing Boys_Poster-02

アンサンブルの若手の方々は全てタップダンスを
マスターされた方々のようで、長い時間超高速タップを
踊っていました。
1曲終わると、演出的にみんな『キツカー』とばかりに
倒れるのですが、これはリアルな休憩タイムでもある
でしょう。 見ていてもホントにキツイと思います。

カーテンコールでは博多華丸さんも
タップダンスを披露。

3階C席縦通路横の見易い席を当日券で。
5000円。


【博多座公式サイト】 



『Hasebo Swing Boys』

逆境に打ち勝て!ビートを刻め!

博多華丸主演、笑いと感動の新作舞台が今ここに!


「明太子を作った男」、「吹奏楽部の熱血教師」、そして今回は、「造船会社の腕利きの溶接技師」!? さらにタップダンス&和太鼓に挑戦!! 常に進化を続ける博多華丸にご期待下さい!

2015年3月「めんたいぴりり~博多座版~」、2017年3月「熱血!ブラバン少女。」、2019年4月博多座・9月明治座「めんたいぴりり~未来永劫編~」と3度の主演を務めた博多華丸。
この度4度目の主演舞台に挑戦!今回も気鋭の作家・演出家であるG2とタッグを組み、完全オリジナルで新たな境地を目指します。

「めんたいぴりり」シリーズでは、明太子作りに情熱を注ぐ職人役。「熱血!ブラバン少女。」では吹奏楽部を率いる熱血教師役。福岡の名門吹奏楽部 精華女子高等学校とも共演を果たし、劇中では約40人を率い、堂々とした指揮者姿を披露したことでも話題になりました。
そんな華丸が今回演じることになるのは、なんと、タップダンスや和太鼓に励む溶接技師役!? 一見ミスマッチなこの組み合わせを華丸はどう表現するのか...常に進化を続ける博多華丸にとって、演技だけでなくタップダンスへの挑戦が今回の大きな見せ場となります。

物語の舞台は、九州のとある港湾都市・羽世保。ジャズの盛んなこの町の造船会社で巻き起こる様々な逆境。それに真っすぐ立ち向かう社員たちの姿、そして揺るぎない家族愛を笑いと涙で描く完全オリジナルの物語です。物語の重要なカギとして描かれるのが『タップダンス』や『和太鼓』。国内でも有数のタップダンサーやジャズの生バンドも登場し、音楽的な要素もふんだんに盛り込んだ新感覚の舞台がここに誕生します。 「刻め。今がその時だ!」のキャッチコピーの通り、個性豊かな出演陣が舞台上で"刻む"、パワフルな鼓動を、リズムを、どうぞご期待ください。

【ストーリ-】

九州のとある港湾都市、羽世保。五代剛(博多華丸)は、羽世保造船に勤める腕利きの溶接技師。二人の子供を育てながら、市民フェスティバルでの入賞を目指し、和太鼓部の練習に精を出す毎日を過ごしていた。だが、羽世保造船の吸収合併、子供たちとのすれ違い...様々な困難に直面する五代。そんなある夜、五代はジャズバーで出会った謎の老人と口論に。まるで子どものようなこの言い争いをきっかけに、五代は羽世保造船を救うアイデアを閃いた。五代と造船所の仲間たちは雲をつかむような五代の提案に一縷の望みをかける...

<作・演出>
G2

<出演>
博多華丸
南沢奈央、大場美奈(SKE48)、中村浩大(Jr.SP/ジャニーズJr.)
財木琢磨、斉藤優(パラシュート部隊)、椿鬼奴
幸田尚子、天津木村、松岡裕哉
坂本あきら、天宮良
大空ゆうひ、長谷川初範

<公演日・会場>
・7/16(金) ~ 7/27(火) 福岡・博多座








テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

世阿弥 【風姿花伝】
2021年7月14日(木)

 きのう浅利慶太さん関連の投稿を書いていた中で
改めて重要性を感じた世阿弥の【風姿花伝・花鏡】

2014Jan_NHK_100_FushiKaden_ZEAMI-01.jpg


 浅利慶太さんの引用として次の二つを挙げましたが
『稽古することは生きることと見つけたり』
『時分(じぶん)の花が枯れてから、真(まこと)の花が咲く』
今の世にも生きる言葉は他にも多々あります。

 それは、エンターテインメント業界の人々だけではなく、
ビジネスパーソンにも評価されて拡がっているようで。

 実は、私は世阿弥の【風姿花伝】が重要な古典であることは
知っていたのですが、原文(現代語訳付き)を読んだのは、
2014年にNHK-ETV「100分de名著」【風姿花伝】を見た後の
ことでした。

以下、紹介します。

なお、今もテキストは新訂版として販売されているようです。
2014Jan_NHK_100_FushiKaden_ZEAMI-02.jpg
NHK「100分de名著」ブックス
 世阿弥 【風姿花伝】

https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000816532015.html
 定 価:1,100円(本体1,000円) 送料 110円
 発売日:2015年02月24日



NHK-ETV 100分名著 『風姿花伝』世阿弥
 https://youtu.be/M2x7Yqpo2bY
 @YouTubeより




100分de名著  世阿弥『風姿花伝』 後編
 https://youtu.be/ctPVJNNe_vg



2014年2月1日UP

   *******

NHK「100分de名著」『風姿花伝』公式サイト
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/29_fushikaden/index.html
初回【放送時間】
2014年1月8日、15日、22日、29日(水)
午後11:00~11:25




テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」(日刊ゲンダイ)
2021年6月22日(火)

エンターテインメント全般のプロデューサーでもあり
演出家でもある宮本亞門さんが、菅政権の五輪強行突入に苦言!

 長期間に亘って続く、公演中止や断続的開催で、キャストやスタッフ
そしてそれを支える関連業種の人々は生活できない状況が続く。

 公演中止に対する直接の援助は補償は政府や自治体から無い。

 政府は将来の創造的取り組みに対して支援金を用意したと言うが
今現在、仕事が無くなって収入が途絶え稽古もできない人たちへの
支援や補償は全く無い。

 エンターテインメント業界は、大きく傷ついていて、廃業や劇団閉鎖を
行う団体も多数出ている。

 劇団四季の吉田社長も各誌のインタビューに度々登場して
苦境を訴えている。

 コロナ禍で疲弊するエンタメ業界を支えることには全く無関心な一方で、
コロナ対策予算は30兆円も使い残し。(6月24日追記)

コロナ予算、30兆円使い残し 消化はGDP比7%
 日本経済新聞―2021年6月24日


 東京五輪に投入する費用は当初予算の数倍にも膨らんでいると言う。

 上記は、宮本亞門さんの寄稿ではなく、私(ブログ執筆者)の意見。

   *******

 以下に、宮本亞門さんの日刊ゲンダイへの寄稿を御紹介します。

 但し話しの中心は、東京五輪12020を強行開催することへの苦言と
五輪憲章の精神をないがしろにした【IOC】や【JOC】そして日本政府
などの利権体質についての批判であり、私が上に書いているような
エンタメ業界の話しではありません。

 小見出しは、私の方で付けました(宮本亜門さんに責任はありません)

   *******


宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」
 日刊ゲンダイ-2021年6月20日(日)


20210620_NikkanGengai_MiyamotoAmon-01.jpg

(以下 引用)

■ このパンデミック禍でなぜ今、
 五輪をやらなければいけないのですか?

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/290718


 IOCは国民の多くが中止を求めていても知らん顔。菅首相も国会では答弁ではなく、ただ同じことを繰り返すばかりで会話を遮断。国民はそれを悶々としながら眺めている。私が一番心配しているのは、このまま何も論じ合わず、説得することもなく開催したら、国民が「どうせ、何を言っても変わらないんじゃないか」「どうせ日本はいつもこう」「いちいち選挙に行っても無駄」と無気力になったり、心が折れることです。

 私は、今年1月のある世論調査で国民の約80%近くの人が、中止か再延期、つまりNOと言ったのはとても素晴らしいことだと思っています。むしろ、日本の誇りに思っていい。


■ 五輪憲章を忘れた特権階級の利権『祭典』
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/290718/2


 57年前の東京五輪は素晴らしかった、でも、それは五輪憲章に基づいていたからです。しかし今はコロナ禍で世界的格差が進み、予選も出られない選手や練習状況も悪化した中、選考もフェアではなく、五輪憲章が言う「人類の尊厳や平和な社会の模範」とは、正反対の強引な弱肉強食で強権的な状況です。

 憲章では、IOCは模範となって、いかなる種類の差別を受けることなく、権利及び自由を享受されなければならないとあります。でも現実は、開催地の国民の意見を聞かないだけではなく、科学者や医療関係者の意見にも耳を傾けず、利権と損得を軸に、強引に開催へと進める。菅首相やIOCの行動はどう考えてもおかしくないですか。どうしても五輪を実行するなら、単なる一つの「スポーツイベント」にして、五輪憲章を外してください。

リオ五輪行きの機中で見た異様な光景

 私がIOCや五輪関係者への疑問を持ち始めたのは、2016年、リオ五輪に行ったときです。航空機のエコノミー席の周りには、五輪の選手たちが鍛え上げた大きな体を小さく縮め、リクライニングを倒すこともなく座っていた。ところが、トイレへ行こうと近くのビジネスクラスのカーテンを開けると、そこは大宴会場。選手の雰囲気とはかけ離れ、背広を着たIOCや関係者がワインボトルをいくつも開け盛り上がっていた。

■ 東京招致の裏で大金が(トップの自慢話)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/290718/3


 これは初めて言いますが、東京の招致決定後、あるトップの方とお会いした時、招致が決まった会場で、裏でいかに大金の現金を札束で渡して招致を決めたか、自慢げに話してくれたのです。驚いた私は「それ本当の話ですか?」と言ったら笑われました。

「亞門ちゃん若いね。そんなド正直な考え方で世の中は成り立ってないよ」

 それからです、透明性のない現実の恐ろしさを知ったのは。お金や利権の場所に集まる人はいます。でも、五輪は美辞麗句を盾にした、生半可じゃない利権だらけの集合体だったのです。

 途上国に対する対応や、反対意見を聞かない独裁的な判断。IOCこそが選手を守るべきはずなのに、選手も不安を感じながら、コロナ禍の強引なルールで厳しく取り締まられる。

 もう一度、言います。なぜコロナ禍の今、五輪を行われなくてはならないのですか?

■ 我々は何を学んできたのでしょう?
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/290718/4


 コロナによって亡くされたご家族の思いは、一人でも同じような悲しみを味わって欲しくないはずです。この世界中が苦しんだコロナ禍の一年、我々は何を学んできたのでしょう?

 僕は、どんな宣誓が行われようと、誰が金メダルを取ろうと、何も感じないと思います。それがとても残念です。

▽宮本亞門(みやもと・あもん) 
1958年1月4日生まれ。63歳。東京都出身。
両親が新橋演舞場前で喫茶店を営んでいた影響で、幼い頃から演劇に親しむ。87年に演出家デビュー。
2004年、東洋人初の演出家としてニューヨークのオン・ブロードウェイにてミュージカル「太平洋序曲」を上演し、トニー賞4部門でノミネート。
今年4月、スペイン風邪のパンデミック禍を生きた女優、松井須磨子を題材にしたリーディング演劇「スマコ」をYouTubeで無料公開。





テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

藤山寛美さん没後30周年追悼公演を博多座で観る!
2021年3月6日(土)

今日11時から博多座で、喜劇女優・藤山直美さんによる
父・藤山寛美さん『没後30周年追悼公演』を観てきました。

20210306_HakatazaPosterL-01.jpg

冒頭(20分間ほど)、藤山寛美さんの過去映像の数々を
スクリーンに流して往年のファン(私もそのひとり)の思い出を。

その内の一本
【大阪ぎらい物語】を藤山直美さん主演で上演する方式。

冒頭の藤山寛美さんの映像の中には既に高齢となった
先代の渋谷天外さんが出ておられました。
渋谷天外さんは、NHK朝ドラで放送中の
天海天海(あまみてんかい)のモデルにもなった
方の1人と言われています。

その妻が浪花千栄子さんで朝ドラ【おちょやん】
のモデルとされています。

そう言う流れで観るのも興味深いものです。

演劇そのものは休憩なしの1時間半程度の人情喜劇でした。

今回の喜劇は『松竹新喜劇』とは題されていませんが
出演者には、その流れをくむ方が要所を押さえています。
『松竹新喜劇』は、以前『松竹家庭劇』と称していて
朝ドラの『鶴亀家庭劇』は、当然それを受けています。

公演終了後、藤山直美さんによる【口上】がありました。
藤山寛美さんの父(直美さんの祖父)は新派の俳優だったとのこと。
父は松竹新喜劇に一生を捧げ、顔が同じ私は62歳になるが
女優としてこれからも尽くして行きたい。
この没後30周年追悼公演は2020年に東京・京都・大阪などで
計画していたが『コロナ』で全日程が中止となった。
このたび、博多座さんで公演する機会を得させていただき
みなさまほんとうにありがとうございます。


博多座公式サイトより
「藤山寛美歿後三十年喜劇特別公演」

(引用)
***********************
<映像> 【偲面影】 藤山寛美

【大阪ぎらい物語】
 鍋井克之 著   舘 直志 脚色   浅香哲哉 演出

【口上】藤山寛美歿後三十年口上
      藤山直美相勤め申し候
製作:松竹株式会社
主催:博多座
***********************


出演
藤山直美
喜多村緑郎、河合雪之丞、林与一、小林綾子、大津嶺子、中川雅夫、いま寛大 他


世界の演劇史上例のない244ヵ月連続公演の記録をうちたて、日本中を笑いと涙で包んだ名優藤山寛美。
父・寛美の歿後30年を迎えて、3年半ぶりに藤山直美が、博多座の舞台に登場いたします。
亡き父藤山寛美を偲び、父の代表作『大阪ぎらい物語』を熱演!
時代を超えて人々を魅了する、藤山寛美十八番の演目で泣き笑いの人情喜劇にご期待ください。

<映像>【偲面影しのぶおもかげ 藤山寛美】

伝説の喜劇王・藤山寛美がこの世を去ってから早30年が経過しました。
令和となっても今なおその芸は、人々を魅了し続け、そのお芝居は大阪だけでなく、全国の皆様に愛され、語り継がれております。
その藤山寛美を偲んで、代表作の『桂春団治』や、本公演で上演する『大阪ぎらい物語』などの舞台映像を特集してお楽しみいただきます。

【大阪ぎらい物語】

大阪・船場の木綿問屋「河内屋」は主人亡き後、女房のおしずが実権を握り、商売も繁昌していましたが、彼女には大きな悩みがありました。
それは二人の子供のことで、長男の新太郎は性格がおとなしすぎて、目下、おしずの弟・忠平を後見にして商売を勉強させていました。問題は長女の千代子(藤山直美)の方で心根は思いやりのある優しい娘ですが、周囲の者を驚かすような風変わりなところがあり、おしずは気が気ではありません。
その千代子が手代の秀吉に恋をし、嫁になりたいと言い出しました。「河内屋」は大阪でも指折りの老舗で、風変わりと噂のある娘の千代子だけに手代の嫁にするなど、おしずは猛反対です。しかたなく秀吉には因果を含めて、里へ帰してしまうことになりました。しかし、千代子は古いしきたりや格式を重んじるおしずや忠平に反抗して家を飛び出し・・・。
まずは古き良き時代の船場のお話。

【口上】

本公演の締めくくりとして、藤山直美が、亡き父藤山寛美を偲び、みなさまにご挨拶申し上げます。

20210306_HakatazaPosterL-02.jpg



博多座に藤山直美さん 父の十八番を熱演
 KBC - 2021年3月2日(火)

(引用)
コロナ禍の重苦しいムードを笑いで吹き飛ばそうと福岡市の博多座で藤山直美さんが3日から始まるお芝居の通し稽古を公開しました。

風変わりな娘役を演じているのは女優藤山直美さんです。

20210306_Hakataza_KBC-02.jpg

3日から博多座で開催される公演を前に行われた通し稽古。

藤山さんの亡き父で昭和の喜劇王と呼ばれた藤山寛美さんの十八番演目「大阪ぎらい物語」です。

寛美さんの没後30年に合わせた演目で公演では寛美さんの名演の数々もダイジェストで上映されます。

藤山直美さん3年半ぶりの博多座公演は今月21日まで行われます。






テーマ:演劇・劇団 - ジャンル:学問・文化・芸術

イベント中止事業主に1公演あたり『最大』2500万円支援
2021年1月19日(火)

 本当に支援する気持ちがあるのかどうか?
 共同通信の第一報は、あまりにも短いニュースだったので、
どこまで支援されるのかは不明!
 
 何しろ、1公演当たり2500万円の前に『最大』と言う
修飾語が付いている。
 100万円でも10万円でも『嘘ではない』と言う話し!

 おまけに、第2回目の「緊急事態宣言」発令中の地域の公演
のみが対象なので、去年2月の安倍政権による公演自粛依頼に
真っ先に応えて2月17日から千公演を超える公演を中止した
劇団四季などには支援金の給付はゼロである。

 この支援金と引き換えに、現在公演継続中の東京・大阪などの
公演を中止することはおそらくしないだろうと思う。

イベント中止事業主に
1公演あたり最大2500万円支援

 共同通信―2021/1/19 22:23 (JST)

(引用)
 経済産業省は19日、新型コロナウイルス感染拡大による影響でイベントを中止、延期した事業主に対し、1公演ごとに最大2500万円を支援すると明らかにした。緊急事態宣言が出た11都府県で、宣言の期間中に開催予定のイベントが対象。


   *******

【関連記事】

イベント中止・延期に最大2500万円
 緊急事態宣言地域

 日本経済新聞-2021年1月19日 20:38

(引用)
政府は新型コロナウイルスの感染拡大でイベントの延期・中止をした事業主に最大2500万円を支援する。緊急事態宣言を発令した11都府県が対象。会場のキャンセルやチケットの払い戻しの費用を申請できる。感染拡大防止に協力する主催者を後押しする。

宣言の発令で中止・延期したコンサートや演劇、展示会、遊園地などに支給する。1公演あたり2500万円まで支給し、複数日にわたるイベントなら共通経費以外は追加で払う。

同じ主催者でも複数の会場で中止すればそれぞれで最大2500万円まで費用の支援が受けられる。同じ場所で営業する遊園地は休園期間にかかわらず1件だ。

宣言期間内が対象だ。1都3県は8日、後で発令した7府県は14日に遡って申請できる。中止・延期に関する動画を作成し、ネット上で流すことが条件になる。動画の作成費も支援する。

11都府県以外でも自治体の要請を受けて政府が指定すれば対象になる。感染が拡大しており、自治体が①飲食店の営業時間を午後8時まで短縮②不要不急の外出自粛③イベントの開催制限④テレワークで出勤7割削減――の4つを実施することが必要だ。

政府は宣言対象地域にはイベントの参加人数を上限5000人、定員で50%以内にするよう求めている。人数制限を守ると採算があわない事業者が要請を守らない懸念があるため、支援することにした。



(以下、1月20日追記)

イベント中止費用 2500万円上限に補助
 政府が支援策導入の方針

 NHK-NewsWeb - 2021年1月20日 3時21分

(引用)
政府は、緊急事態宣言を受けてコンサートや演劇などのイベントを中止した主催者に対し、会場のキャンセルやチケットの払い戻しなどにかかる費用を2500万円を上限に補助する新たな支援策を導入する方針を固めました。

20200120_NHK_Event-01.jpg

全国11の都府県に緊急事態宣言が出され、各地でイベントの中止が相次ぐと見込まれる中、政府は、主催者への新たな支援策を導入する方針を固めました。

対象となるのは、緊急事態宣言が出されるか、それに準じた措置がとられた地域で、期間中に予定していたコンサートや演劇、展示会、遊園地でのイベントなどを中止した主催者です。

中止に伴う会場のキャンセル料やチケットの払い戻しの手数料、PR用の動画の制作や配信にかかった費用を、2500万円を上限に国が補助します。

20200120_NHK_Event-02.jpg

イベントの規模による制限はありません。

政府は、緊急事態宣言の対象地域でのイベントに人数の上限を設けたり、開催時間を午後8時までに短縮するよう求めたりしています。

20200120_NHK_Event-03.jpg

こうした条件では開催を断念せざるをえない主催者も多いとみて、今回の支援策を導入する方針を固め、今後、速やかに手続きができるよう準備を進めることにしています。




イベント中止に2500万円
 緊急事態の負担軽減―経産省

 時事通信-2021年01月20日11時54分

(引用)
 経済産業省は20日までに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、コンサートなどのイベントを中止・延期した事業者に対し、一回当たり最大2500万円を支給すると発表した。東京都をはじめ宣言が発令された11都府県などで、宣言期間中に開催予定だったイベントが対象。2月の申請受け付け開始を目指す。
 政府は宣言発令地域の大規模興行に関し、会場収容人数の50%を上限に最大5000人までとする制限を設けている。資金を回収したい事業者が制限に応じずイベントを強行する事態を防ぐため、キャンセルに伴う費用負担を補助する狙いだ。






テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

音楽・映画・演劇業界『コロナ禍』で「死にたいと思った」人が3割:HuffPost
2021年1月16日(土)

 耳にはしていましたが、具体的な数値を見て驚きました。

 音楽・映画・演劇業界いわゆるエンターテインメント業界では
『コロナ禍』で「死にたいと思った」人が3割にものぼるとのこと。
深刻さには様々あるでしょうが、厳しい状況が判ります。

 外信系の『Huffington Post』日本版(1月15日)の記事。

 私の娘もエンタメ業界に居ますので他人ごとではありません。

コロナ禍で「死にたいと思った」人が3割。
 音楽・映画・演劇業界から悲鳴、補償を求める声相次ぐ

 HuffPost- 2021年01月15日 16時08分 JST

20210115_HuffPost-04.jpeg

(引用)
2度目の緊急事態宣言は、文化芸術関係者にも大きな打撃となることが見込まれます。
関係者が会見を開き、厳しい現状を訴えました。


7割のライブハウスやクラブで、音楽関連事業の収入が50%以上減少した。3割の俳優や劇作家、演出家などのアーティストが、「先が見えない」などの理由で「死にたいと思った」――。
コロナ禍が音楽・映画・演劇関係者にもたらす影響を調べたアンケート結果が公表された。


収入大幅減、「半年以上もつか」...
 ライブハウスの厳しい現状


アンケート調査は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、文化芸術関係者の有志が立ち上げた団体が実施した。


ライブハウスへの支援を求めるプロジェクト「SaveOurSpace」は、1月3日〜7日にかけ、全国のライブハウスやクラブ関係者、フリーランスで働く音楽関係者を対象にインターネットでアンケート調査を実施。

2019年と比較して、音楽関係の事業による2020年の収入がどのように変化したか尋ねたところ、
42.6%の人が「76%以上減少した」と回答した。
「51〜75%程度減少した」と答えたのは29.4%で、
収入が半分以上減少した人は、約7割にも及んだ。


20210115_HuffPost-01.jpeg
ライブハウス、クラブ関係者、音楽関係フリーランスの人への
アンケート調査結果 【SaveOurSpace】 (以下同様)


「SaveOurSpace」やライブハウス関係団体が2020年7月〜8月にかけて行ったアンケートでは、
4割以上が「半年もつかわからない」と回答
「1カ月もつかわからない」「3カ月もつかわからない」という回答と合わせると、6割が半年以上の運営を見通せないという結果だった。
休業要請などがもたらした厳しい現状を浮き彫りにしていた。

20210115_HuffPost-02.jpeg


新しい仕事「まったくない」、
 「死にたいと思った」人が3割


演劇界への公的支援を求める「演劇緊急支援プロジェクト」は、2020年12月31日から21年1月7日にかけて、俳優や声優、劇作家や演出家など文化芸術に関わる人を対象としたアンケート調査を実施。
5378人から回答を得た。そのうち8割がフリーランス(個人事業主)として働いている。

新しい仕事の依頼について尋ねると、回答者の
52.7%が「減っている」と回答。
「まったくない」と答えた人は31%にも上
り、
多くの人が仕事に困窮していることが明らかになった。

20210115_HuffPost-03.jpeg
演劇緊急支援プロジェクトが実施した文化芸術に携わる人への
現況とコロナの影響に関するアンケート調査より(以下同様)


また、「コロナ禍で死にたいと思ったことはありますか」との質問には、
32.5%の人が「ある」と回答。
コロナ禍が与えるメンタルヘルスへの深刻な影響も浮き彫りになった。

20210115_HuffPost-04.jpeg


休業せざるを得ないのに補償は「なし」。

2度目の緊急事態宣言が発令され、政府や東京都など対象地域の自治体は、
20時までの時短営業に協力するよう文化芸術事業者に対しても呼びかけている。

しかし、特措法に基づく要請ではないため、時短営業に応じても、飲食店やカラオケ店に支払われる協力金などの補償はない。


こうした状況を受け、「SaveOurSpace」、「演劇緊急支援プロジェクト」、ミニシアターの支援を主に行う「SAVE the CINEMA」ら3団体が1月14日に会見を開き、文化芸術業界が直面する危機的な状況を訴えた。


「SaveOurSpace」の加藤梅造(LOFT PROJECT)さんは、
時短営業の呼びかけに留まるとはいえ、ライブハウスや劇場などは「実質休業せざるを得ない状況にある」と指摘。「1度目の緊急事態宣言の時と同じ打撃を受けることになる」と述べ、早急な支援が必要だと訴えた。

3団体は経産省や財務省、文化庁などの関係省庁に要望書を提出しており、一定割合の額の給付や売り上げ減に伴う補償など、公的支援制度を拡充するよう求めている。

 




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「嘉穂劇場」運営NPO解散へ (西日本新聞)
2020年11月27日(金)

 今日の西日本新聞を見て驚いてしまいましたが、
この#新型コロナウイルス感染拡大 で利用者も観客も激減し
経費倒れになってしまったのは致し方ないことです。

 伊藤英昭さんが、NPO法人を解散されるのはやむを得ないですが
そのあとを、どのように処置するのかが心配です。

 嘉穂劇場の開場は1931年と言いますから、劇場内部は江戸風ですが
昭和初期の建築物。 しかし、何度か火災などで建て替えられているので
明治か大正期の炭鉱最盛期に炭鉱夫などの娯楽の為に建てられたそう。

 2003年7月の福岡水害の折りは1階客席はもちろん舞台全体が水没する
災害が発生し再建に近い大修復が行われました。
 その際には、旅回りの大衆芸能の人々はもちろん歌舞伎役者や歌手など
嘉穂劇場にゆかりのある人々が多額の寄付やチャリティ公演を行って
支えました!
 しかし、#新型コロナウイルス感染拡大 は、全国の全劇場を襲った為
嘉穂劇場まで大規模な支援が回ってこなかったのかも知れません。

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「嘉穂劇場」運営NPO解散へ 飯塚市、営業続け後継探し
 西日本新聞:丸田 みずほ-2020/11/27 6:02

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(引用)
 福岡県飯塚市の芝居小屋「嘉穂劇場」を運営する認定NPO法人嘉穂劇場(伊藤英昭理事長)が、経営難を理由に運営から撤退することが26日、分かった。同法人は近く理事会を開き、解散を決定する見通し。関係者は劇場存続に向けて新たな運営主体の確保を急ぎ、当面は現体制での営業を続ける。

 1931年に開場した同劇場は、江戸時代の歌舞伎様式を継承する木造建築の国登録有形文化財。建物の補修や設備の更新に多額の費用が必要な上、新型コロナウイルスの影響で公演やイベントのキャンセルが相次ぎ、集客に苦慮したことが原因とみられる。

 法人の2019年度の事業報告書によると、今年2月上旬から3月下旬にかけて開かれた人気イベント「ネコたちの雛(ひな)祭り」では、入場者数が前年の半数以下の約3700人にとどまった。4~6月は劇場の見学者受け入れを中止した。

 関係者によると、10月に法人から市に対して支援の相談があった。市は「相談を受けたことは事実。解散が正式に機関決定されるまではコメントできない」としている。

 劇場は03年7月の集中豪雨で壊滅的な被害を受けた。寄付金や助成金を円滑に活用するため、04年にNPO法人としての運営を開始。劇場主だった故伊藤英子さんの呼び掛けに演劇関係者や芸能人、市民らが支援金を寄せ、再開にこぎ着けた。17年には、寄付者が税制上の優遇を受けられる認定NPO法人になった。大衆演劇の座長が年に1度集う全国座長大会や、有名歌舞伎役者の公演などが開かれてきた。

(丸田みずほ)



【関連】嘉穂劇場をグッズで応援しよう トートバッグ、手拭いなど販売
 西日本新聞:筑豊版-2020/8/21 6:00


嘉穂劇場も4月末まで休館 再開は「状況見て判断」
 西日本新聞:筑豊版-2020/4/7 6:00




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歌舞伎座 8月1日に再開したが苦難も続く
2020年8月11日(火)

今日は、会社は業務日で出社。

きょう休めば、8月7日(金)から16日(日)まで10連休となるのですが
海外に行ける訳でもなく、県境を越えての移動も自粛ムードなので
出社して『仕事』してました(笑)!

さて、8月1日(土)から、歌舞伎座が公演を再開したとのこと。

しかし、集客が思うように行かなかったり
微熱が出た人も居て急遽公演中止となったり
中々苦難の道筋のようです。



  【歌舞伎座5カ月ぶり再開 コロナ緊張下で初日】

共同ニュース
伝統演劇の殿堂である歌舞伎座(東京都中央区)は1日、観客を入れて約5カ月ぶりとなる歌舞伎公演「八月花形歌舞伎」を開催した。東京などで新型コロナウイルスの感染者が増加する中、感染防止策を徹底し、緊張感のある再開を迎えた。



20200802_BBC_Kabuki-02.jpg
東京の歌舞伎座、5カ月ぶりに舞台再開
 客席半分などさまざまな工夫

 BBCニュース- 2020年8月2日


歌舞伎座公演再開ならびに新型コロナウイルス感染拡大防止
 および感染予防対策について

 松竹株式会社(歌舞伎美人) - 2020年8月4日(火)



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歌舞伎座、5日の公演の一部を中止
 舞台関係者に微熱 #新型コロナウイルス

 朝日新聞-2020年8月5日(水) 17時45分


歌舞伎座5カ月ぶりの再開 「4部制」のメリットとは?〈週刊朝日〉
 AERA dot. - 2020年8月5日(水) 11:30



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歌舞伎座5カ月ぶり再開も閑散ガラガラ…
 松竹の悲鳴が聞こえる

 日刊ゲンダイ-2020年8月7日(金) 9:26




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新宿シアターモリエールでの感染クラスター発生は杜撰な運営が主な原因!
2020年7月16日(木)

 先日来、舞台芸術・エンターテインメント業界への大激震となっている
新宿シアターモリエールでの#新型コロナウイルス 感染クラスター発生。

 劇場施設側も、公演主催者側も感染防止の管理が杜撰であったことが
徐々に明らかになっている。

 出演者の中にコロナ類似の体調不良を訴える俳優も居たのに所謂
PCR検査基準には該当しないと判断してそのまま最後まで出演させた
のが最悪の問題である。

 しかし、それ以外にも劇場管理および観客指導上の問題も指摘されつつある。

 その一つが、感染症対策としては絶対にやってはならない
『出待ち』『入待ち』での出演者とファンの接触である。
 それを黙認と云うより率先してやっていたらしい。


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公演後「出待ち」ズラリ 主催者黙認?
 予防指針も作成せず 新宿の劇場クラスター

 毎日新聞 - 2020年7月15日(水) 20時28分

 期間中に出演者2人が体調不良を訴えたが、抗体検査(引用者注:PCR検査ではない)が陰性だったり、所属事務所が「持病に起因する可能性が高いと診断された」と説明したりしたため出演していた。
 会場周辺では、業界団体のガイドラインが控えるよう求めていた出演者の「出待ち」が目撃され、作成を要請された感染予防の指針も作っていなかった。



 また、上演劇場の新宿シアターモリエールが協議会の定めた
感染防止のガイドラインを守っていなかったとの情報もある。


新宿「舞台クラスター」、劇場側がガイドライン守らず
 小劇場協議会が発表、濃厚接触者に千葉や愛知から訪れていた人も

 サンスポ - 2020年7月15日(水) 05:03

 東京都内の小劇場でつくる「小劇場協議会」は14日、上演劇場の新宿シアターモリエールが協議会の定めた感染防止のガイドラインを守っていなかったと公式サイトで発表した。
 (中略)
 観客には群馬県、神奈川県の他、少なくとも千葉県や栃木県、愛知県から訪れていた人がいたこともこの日分かった。



日刊スポーツ記事によると、主催のライズコミュニケーションが
別の劇場から感染防止対策の不備を理由に断られたため
シアターモリエールに頼み込んで上演したらしい。


クラスター舞台主催、他劇場断られモリエール選択か
 日刊スポーツ - 2020年7月15日(水)  04:00

主催のライズコミュニケーションも、当初予定した別の小劇場に出した上演案では、ガイドラインに沿ったソーシャルディスタンスなどが保てないと難色を示されたため、急きょシアターモリエールに変更したことも判明。あやうい公演実態だった可能性が浮上した。



新宿・舞台でクラスター「換気してたのに」
 劇場の対策どこまで守られたか

 東京新聞 - 2020年7月16日(木) 06時00分

 主催のイベント会社「ライズコミュニケーション」のウェブサイトによると、全12公演で感染者が発生し、15日までに出演者17人、スタッフ8人、観客34人の計59人の感染が分かった。
 出演した俳優山本裕典さん、原案を担当した映画コメンテーター有村昆さんらも陽性反応が出たことを公表。感染者は東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城で確認、ほかに愛知、島根、長野でも確認された。
 主催者側は、業界のガイドラインに沿って観客やスタッフのマスク着用などを実施。観劇した女性によると、開演前や休憩中は換気し、席の間隔も1席分ずつ空けて、定員186人の半分程度だった。
 公演中に出演者2人が体調不良を訴えたが、ライズ社によると抗体検査で陰性だったことや検温結果が規定内だったため、出演を続行した。



 さらに、その公演を観賞していた観客が全国に散らばっていることも。

新宿「舞台クラスター」から2次感染
 丸岡いずみもコロナ陽性、夫・有村昆に続き

 サンスポ - 2020年7月16日(木) 05:03

 サンスポなどによれば、川崎市の40代女性看護師は、勤務先の病院で担当した新生児11人が濃厚接触者としてPCR検査の対象に。これまで8人が陰性だった。群馬県の20代女性保育士の感染では65人の園児にPCR検査が行われている。
 今回のクラスターで家庭や職場など市中感染へと広がる実情が浮き彫りになった。
 とのこと。





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初の劇場クラスター発生に歌舞伎の大御所・尾上松緑さんが激怒!
2020年7月15日(水)

 シアターモリエールで#新型コロナウイルス感染クラスターが発生した。

 濃厚接触者が主催者側・約50人。観客側・のべ約800人。
計850名の巨大なクラスターである。

 そのうち77人が検査で陽性感染者と確認されたとのこと。(7月16日追記)

20200716_TheaterMoliere_NikkanSports.jpg

新たにクラスター舞台出演者が陽性、感染者77人に
 日刊スポーツ [2020年7月16日23時27分]



     題名からしてふざけている! (画像はNHKニュースより)
20200713_NHK-TheterMoriale-01.jpg

     ****************

 この事態について歌舞伎の大御所・尾上松緑さんが激怒のブログをUP!

 取分け、これまで感染者もクラスターも発生させていない劇場公演で
大規模なクラスターが発生したことに怒りを爆発されています。

 尾上松緑さんの名跡は当に歌舞伎界のTOP of TOP!
年齢的には45歳で歌舞伎界では若手ではあるが、その最高位の方が
シアター・モリエールでのでのスタッフ・キャストの杜撰な対応に
厳しい非難をしていることに多くの共感の声が出ているとのこと。

 少々品の無い表現もありますが、私も大いに共感します!


20200715_OnoeSyouroku-01.jpg

こちらは、投稿の反応を掲載した日刊スポーツの記事

尾上松緑 激怒ブログの反響「少々面食らっている」
 日刊スポーツ-2020年7月13日14時49分



そして、こちらが当該の尾上松緑さんのブログへのリンク

全体に同意しますが、私が共感した一部を引用して紹介
ブログ投稿全体は結構長いです。 シェア記号は付いてません。
下記のリンクから全文お読みください。
*****************
尾上松緑、藤間勘右衞門の日記
 2020.07.12 Sunday
 http://blog.shouroku-4th.com/?eid=951

(一部引用)
日本国内で初めて舞台での新型コロナウィルス集団感染が発生した公演
主催者が“体調不良の出演者が居るのを知っていながら上演を強行した”
しかも、何の手も打たずに最終日まで全行程
そして“罹患している可能性が有り、それを分かっていたのに出演し続けている者が居た”と云う事実だ
(中略;状況の紹介)
はっきり言おう
こんな奴等は劇場サイド、主催者、出演者、スタッフに至るまで、どいつもこいつも素人の集まりだ
何度も書いている様に来月には歌舞伎座も久々に開場される
新国立劇場、帝国劇場や劇団四季、宝塚歌劇団、他にも様々な舞台が漸く再開されようとしつつある
そこに元来、舞台業界でのルールも知らない、弁えない素人と言っても過言ではない者達が考え無しでした軽率な振る舞いで集団感染が出た
全舞台業界のプロフェッショナル達が血を吐き、涙を流しながら、臍を噛む思いで此処まで我慢して、踏ん張って、踏み留まって来た事が今、水泡に帰したらどう責任を取ってくれるんだ
取れるのか、素人共
(中略)
物凄く、物凄く、病的な位に、批判が出ない様、批判を少なくする様、リスクを減らそうとこちらは気を付けているのに
また「だからまだ観客を入れてのイヴェント、ライヴや舞台はやめておいた方がいいのではないか」と云う、至極御尤もな意見が再燃して来る羽目となる
我々の業界にとって他人事ではない甚大なるダメージを残してくれたな
話は多少擦れるけれども、こう云う輩が無尽蔵に湧いて出て来るから「諸悪の根元は東京」なんて、呆け老人に寝言をほざかれる事になる
しかも、その老い耄れのしたり顔にすら碌に反論出来なくなるじゃないか
(中略)
覚悟もへったくれも無い世間知らずの小僧共が生半可な気持ちで遊び半分に首突っ込んで掻き回していい世界じゃない
そんな奴等に箱の大小、ジャンルは様々に分かれていても舞台、ステージに命を懸ける志に関しては一致する我々の気持ちが分かる訳等断じて無い
慎め、餓鬼
舞台を舐めるなよ





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劇場で初めて #新型コロナ・クラスター発生!シアターモリエールで
2020年7月12日

初の劇場での#新型コロナウイルス感染 クラスターが発生。

シアターモリエールでの公演
「THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!」で。

公演主催者側18人。
観客側2人とのこと。
観客が劇場で感染したかどうかは不明。
その場に居た観客の話しでは
座席間隔は取られておらず、物販にはファンが密集していたと言う。

また別の報道では、楽屋ではマスク無しで密な状況で会話していたらしい。

管理が相当緩かったように見受けられる。

7月13日のNHKニュースでは、『濃厚接触者』は主催者側50名、
観客側延べ800名におよび、全員で850名になると報道。(追記)

7月14日から順次公演を再開する劇団四季の公演ほか
宝塚歌劇や各劇団の公演に影響しませんように!🙏

******

山本裕典舞台コロナ感染14人
 全キャスト濃厚接触

 日刊スポーツ―2020年7月10日

(引用)
6月30日から今月5日まで新宿・シアターモリエールで上演された舞台
「THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!」
の出演者やスタッフ計12人と観客2人が新型コロナウイルスに感染していたことが、10日までに明らかになった。主催者が発表した。
同舞台に出演した俳優山本裕典(32)の所属事務所はこの日、公式サイトで山本が新型コロナ検査で陽性と診断されたことを発表。
同公演をめぐっては7日にダンスボーカルグループ「Super Break Dawn」のTAKUYAに陽性反応が出たことが判明し、出演者やスタッフがPCR検査を受けたという。
その後相次いで「イケ家!」の松村優、「AIRPEN」のKOCKYとRYOらの感染が明らかになっていた。
9日には同舞台の公式サイトで、6月30日の昼公演、7月4日の昼夜公演を鑑賞した2人の観客からも感染報告を受けたことを明らかにしていた。
主催社は「保健所から、全キャスト及び全スタッフが濃厚接触者と指定された旨の連絡と、全員に対し、自宅待機の指示がありました」と説明。
発熱など症状がある観客は保健所などに相談するよう呼びかけた。公演は検温やマスク着用、座席間隔を空けるなど対策を講じていた。劇場は全館消毒を実施したという。



アイドルの舞台で集団感染、出演者と客ら14人 新宿
 朝日新聞 - 2020年7月10日 20時41分

 東京都は10日、新宿シアターモリエール(新宿区)で6月30日~7月5日に上演された舞台で、出演者や観客ら少なくとも14人が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。都は、クラスター(感染者集団)が発生したとみている。

 都によると、出演者らの感染がわかったのは、『THE★JINRO―イケメン人狼アイドルは誰だ!!―』。8日に出演者1人の感染が都に報告され、9日に3人、10日には20~50代の男女10人の感染が確認された。劇場では公演時、マスクの着用や検温などの対応をとっていたという。




【7月13日追記】

新宿の舞台公演 出演者や客約850人が濃厚接触者 新型コロナ
 NHK News Web - 2020年7月13日 22時34分

20200713_NHK-TheterMoriale-01.jpg

(引用)
東京 新宿区の劇場で行われた舞台公演で発生した新型コロナウイルスの集団感染について東京都は、保健所の調査で、
▽出演者やスタッフが50人程度、
▽観客が800人程度の、
合わせて850人程度が
濃厚接触者にあたると説明しました。

都と保健所は全員に対してPCR検査を受けるよう呼びかけています。

都によりますと、この劇場は観客の定員が186人で、劇場は、定員の半分の93人で開催するよう公演の主催者に要請していたということです。

公演は6日間、一日2回行われていたということで、1回の公演で観客が何人いたかなどについて、都が主催者に聞き取り調査を進めています。

また、劇場などの業界団体が定めた感染防止対策のガイドラインには、公演の前後や休憩中に会場内の換気を行うことが記されています。

これについて主催者は、公演と公演の間に換気を行っていたと話しているということです。

このほか主催者は、最前列の観客には飛まつを防ぐためフェイスシールドを渡していたということですが、実際に客が使ったかどうかは調査中だと説明しているということです。

都は主催者や劇場に対してさらに聞き取り調査を行ったうえで、再発防止策を提出するよう要請することなどを検討することにしています。





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舞台でマスクする時代、工夫重ねたその形は:朝日新聞
2020年7月11日

 朝日新聞が『舞台でマスクする時代、工夫重ねたその形は』
と題して#新型コロナウイルス感染 下での新しい舞台演出の
新しい形をレポートしている。

 口元だけを覆う方法の模索が続いているとのこと。

 能舞台でシテは基本的に能面を付けているからフェイスシールドのようなもの
であるが、音曲担当の地方(じかた)の人々は声を出すのが基本なので
大きな違和感の無いようなマスクを試しているとのこと。

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   能「野宮」で顔にマスクを付けてうたう地謡=辻井清一郎氏撮影
   7月5日に東京・千駄ケ谷の国立能楽堂で

 一方、演劇・ミュージカルなどでは、透明な『マウスシールド』?を付けて
公演を行ってみているとのこと。

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   舞台「願いがかなうぐつぐつカクテル」で、口に透明のマウスシールドをして
   演じる北村有起哉さん(右)とあめくみちこさん=引地信彦氏撮影

 これも『新しい日常』の一つの在り方なのだろう。
 
     ***************

演劇も能も…
 舞台でマスクする時代、工夫重ねたその形は:

 朝日新聞デジタル:伊藤綾・井上秀樹 ―2020年7月11日10時35分
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200711000782.html

(引用)
 新型コロナウイルスの影響に苦しむ舞台・演劇界。状況を注視しながら数カ月ぶりに公演を再開した劇場では、新たな試みが行われていた。舞台に現れたのは、つばが飛ぶのを防ぐため、個性的なマスク姿となった俳優らだ。

 新国立劇場(東京都渋谷区)で9日、「願いがかなうぐつぐつカクテル」が開幕した。北村有起哉さんら俳優は全員、舞台上で透明のマウスシールドや衣装で口元を覆って演じる。

 全国公立文化施設協会が5月に出した劇場などにおける感染拡大予防ガイドラインは、公演関係者に対し「表現上困難な場合を除き原則としてマスク着用」を求めており、これに沿った対策という。ネコやカラス役はそれぞれ動物をかたどったマスクを着用し、ミヒャエル・エンデ原作のファンタジーならではの工夫をする。

 能楽では、地謡が「演者マスク」と呼ぶポリエステル製のちりめんで顔を覆って謡をうたっている。奈良市の春日若宮おん祭で奉納される芸能「細男(せいのお)」から着想したという。金春流能楽師の本田光洋さん(77)は「マスクよりも密閉されていないので、声を出すのは自由だったようです」。

 5日に東京・千駄ケ谷の国立能楽堂で催した「轍(わだち)の会」は、間隔を空けるため地謡を普段より2人減らして6人にした。本田さんは「多少ボリューム感に欠けたかな」。大鼓や小鼓の奏者に飛沫(ひまつ)がかからないよう、笛の奏者の座る位置を普段より後ろにずらした。
(伊藤綾、井上秀樹)





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“イベント自粛”の波紋 文化を守れるか 【NHKクローズアップ現代+(4月22日)】
2020年7月4日(土)

 #新型コロナウイルス感染 防止の観点から公演自粛を求められた
芸術・文化・音楽イベント分野などの窮状を積極的に取り上げた
【NHKクローズアップ現代+第1弾】(4月22日放送)を
NHK自らが文字起こしされ画像や映像を貼り付けた記事を
見付けましたので、再度ご紹介致します。

なお、当時この番組をリアルタイムで見て書いたブログ記事はこちら(↓)
【“イベント自粛”の波紋 文化を守れるか】 NHK クローズアップ現代+
 JUNSKY blog - 2020年4月25日(土)


なおNHK クローズアップ現代+ では、芸術文化分野の窮状紹介の
第2弾として【劇団四季】を取り上げるようで、現在取材中とのこと。
これは秘密情報ではなく、劇団四季公式 Twitter が NHK番宣を
引用して紹介しているものです。

NHK クローズアップ現代+で取材中です。
 【再起のヒント】劇団四季 公演再開までの舞台裏

 NHK-2020年7月3日

 (放送日は未定です。火・水・木の午後10時から)
20200703_NHK-Kurogen-01.jpg

NHK番宣から一部引用
年間公演数 約3,000回、観客動員数 約300万人。
日本を代表する演劇集団の「劇団四季」。
新型コロナウイルスの感染拡大で、今年2月末から公演の中止を余儀なくされてきましたが、7月14日(火)から約5か月ぶりとなる公演の再開を決めました。
しかし、最大の課題は、観客や俳優などの感染リスク。
そこで行ったのが、飛まつのリスクを可視化するための「実験」です。実験では意外な結果も明らかになり、未知のウイルスとの向き合い方がわかってきたといいます。

“「満員の客席がリスクに・・・」 創設以来 最大の危機”
劇団四季は、全国に8つの専用劇場を持ち、
抱える俳優・スタッフは総勢1,400人以上にのぼります。

中止公演の総回数は、6月時点で1,000回を超え、売り上げの3割、約85億円を消失する事態となったのです。
(以下略;この番宣も結構長いです!予告編映像付き)



“イベント自粛”の波紋 文化を守れるか
 NHKクローズアップ現代+(4月22日)

20200422_NHK-Kurogen-01.jpg

(引用:リンク先で読むと画像と短い映像が見られます)

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全国各地で音楽コンサート、演劇などのイベントの中止が相次いでいる。中止・延期となったイベントの数は少なくとも81000。5月末までにライブ・エンタメ市場9000億円のおよそ4割が消失するという試算もある。多くのアーティスト、イベントを支えるスタッフたちが生活困窮に追い込まれ、文化の衰退を危惧する声が各界の著名人から発信されている。どうすれば事態を打開できるか。ネットを駆使し新しいイベントのあり方を模索する音楽プロデューサー・つんく♂さん。安全を確保しながらコンサートを行うためのモデルケースを作り始めた音楽プロダクション…。番組は、苦境に追い込まれた現場を取材、文化を守るためにいま何が必要か考える。

出演者
平田オリザさん (劇作家)
合田 文さん (WEBメディア「パレットーク」 編集長)
武田真一 (キャスター) 、 栗原望 (アナウンサー)


新型コロナ “イベント中止”の波紋
去年、2年連続で紅白出場を果たした純烈。
新型コロナウイルスの影響で、2月末から一度もライブを行っていません。
純烈のリーダー、酒井一圭さんは悩んだ末にライブの中止を決めました。

純烈 リーダー 酒井一圭さん
「やっぱりお客さんのことを考えると、健康と命が一番大事なので。純烈である前に、人としてという部分で判断させていただいて。」


90年代後半から、CDの売り上げが低迷している音楽業界。収入の柱になっているのがライブです。
純烈も全国各地のスーパー銭湯などで、ファンとの触れ合いを大切にしながらライブを開催してきました。

収入の中心がライブだった純烈の事務所。大きな損失を受けています。

純烈 マネージャー 山本浩光さん
「(2月27日が)最後の、お客様の前でやらせていただいたイベントの最後ですよね。あとはこんな感じで、赤字のところは中止、もしくは延期。もうダメージは計り知れなく大きい。コンサートとかディナーショーがなくなる、イコール、収入がなくなる。事務所的にもやっぱり厳しくなってきます。」


ファンからは、再開を心待ちにする手紙が数多く寄せられています。


純烈 リーダー 酒井一圭さん
「励みですよ。SNSのメッセージもそうですし、ファンあっての純烈なので。」

しかし、この状況が続けば、グループの存続すら危ういと感じています。

純烈 リーダー 酒井一圭さん
「純烈を続けていくというストーリーと、純烈を続けていけないストーリー、いま自分はふたつ走っているっていう状況。当然、純烈を続けたいっていう思いはあるんですけど、僕らも収入がないと生きていけなくなっていく。その時に家族を守るっていうことを考えると、できなくなりますよね、必然的に。」


新型コロナウイルスの影響は、イベントを支えるさまざまな企業にも及んでいます。

イベント音響会社 取締役 藤岡正博さん
「こちらが音響機材ですね。現場がないので、全部 倉庫に残った状態です。」


コンサートや舞台の音響システムを請け負う会社です。
ほとんどのイベントが中止になり、売り上げは9割以上減りました。


休ませている15人の社員の給料は、資金を切り崩して何とか払っています。

イベント音響会社 取締役 藤岡正博さん
「本当にこの状態だと、半年はしんどいと思いますね。転職を考えている人もいると思いますし、われわれの業界自体も人が減少していく、大きい損失だと思うんですよ。」

相次ぐ音楽ライブや演劇などの中止。
この状況が5月末まで続けば、市場規模9000億円のおよそ4割が失われるという試算もあります。



エンターテインメントを担う業界団体のトップたちも、かつてない危機感を抱いています。

コンサートプロモーターズ協会 会長 中西健夫さん
「現実的な解釈としては、どんなに早くても6月いっぱいまではできないだろうなって。(経営が)もたない会社の数は半端なく出てくると思うんですよね。」


日本音楽事業者協会 会長 / ホリプロ 社長 堀 義貴さん
「エンターテインメント全体がもう、ちょっときついな。」


コンサートプロモーターズ協会 会長 中西健夫さん
「本当に産業として、膨大なジャンルの方々が関わっているんで、そのことまで含めると、どうしていいか分からないぐらいの広い範囲で、今やれないことが増えているということです。」


相次ぐイベントの中止によって、文化そのものが廃れかねないという懸念も広がっています。

その一つが、オーケストラです。
50年近い歴史を持つ、新日本フィルハーモニー交響楽団。


このホールで毎月公演してきましたが、2月末から一度も行っていません。
この状況が続けば、楽団を解散せざるを得ないといいます。

新日本フィルハーモニー交響楽団 専務理事 林 豊さん
「(公演する)場すらなくなるということですから、消滅するという話ですよね。そういった文化がなくなる、文化もなくなるということですよね。」



演奏者たちも、これまで経験したことのない事態に追い込まれています。
パーカッショニストの石橋知佳さん。これまでのように練習ができなくなりました。

パーカッショニスト 石橋知佳さん
「集まっちゃいけない、人と接する機会を減らさなきゃいけないので。だけどオーケストラって たくさんの人数で、真逆なんですよね、今の状況と。」


オーケストラは楽器が奏でるハーモニーを大切にするため、演奏者たちが集まって練習を行います。しかし、感染のリスクがあるため、それができないのです。

自宅での練習を余儀なくされている石橋さん。ほかの演奏者と息を合わせることができず、技術が落ちないか不安を抱えています。


パーカッショニスト 石橋知佳さん
「ちゃんと復帰できるかどうかとか、そういった悩みとか かなり強くあります。考えるだけで胸が押しつぶされるような状況なので、自分たちとしては技術が落ちないように待つしかない状況。」

1人で練習せざるを得なくなった演奏者たち。それぞれが自分の演奏を撮影し、1本の動画に編集。インターネットで配信しました。


オーケストラの文化が失われかねないことを知ってほしい。
演奏者たちの思いです。

イベント中止の波紋。
どうすればよいのでしょうか。


武田:ステージであれほど輝いていた人たちが、今、笑顔を失っている現状に衝撃を受けました。今夜は劇作家の平田オリザさんに中継で伺います。平田さんご自身の劇団も公演が中止に追い込まれたということですけれども、当事者として、今の現状をどう受け止めていらっしゃいますか。

ゲスト 平田オリザさん(劇作家)

平田さん:演劇を始めて35年たつんですが、初めての経験ですね。私たちの劇団も3月のフランス公演を皮切りに、もう7会場ほど公演中止になりました。演劇は最低でも1か月、2か月稽古しなければならないので、準備期間も含めてのことなので。私が聞いている範囲では、10月ぐらいまで公演中止が決まった劇団もあります。1~2週間とか1か月我慢しろという話でもない。半年公演がなくなってしまうということですね。

武田:経済的な打撃だけではなくて、文化がなくなってしまうと訴える声もありましたね。本当にそういうふうになってしまうんでしょうか。

平田さん:経済と文化は連動していまして、今回、小規模の劇団なんかですと、借金を300万とか500万 全部を劇団主宰者が負わなきゃいけない。演劇をやめる人も出てくるでしょうし、先ほどVTRにあったスタッフの方なんかでやめる方も出てくると。私たちは長い文化の営みの中で、連続性を持ってやっているわけですね。例えば、カラオケでストレスを解消するにしても、そのカラオケは何かの楽器で演奏されて、それが楽譜によって記録されて、長い営みの中で大衆文化もあるので。最終的に社会全体の文化がやせ細っていってしまうということなんですね。

武田:みんながその文化の恩恵を受けている、それが途絶える危機にあると。

平田さん:気が付かないうちに、文化って非常に広い範囲なんですよね。

栗原:今回分かった中止や延期となったイベントの数、8万1000件。これは1か月前に集計したものなので、実際はもっとはるかに多い数になっているとみられています。影響が及んでいるのは音楽や演劇だけではありません。例えば、来場者70万人を超える漫画やアニメ文化の祭典、コミックマーケットも中止になりました。また、地域で受け継がれてきました、伝統文化、京都の祇園祭のハイライトとなる山鉾巡行や青森のねぶた祭も中止になっているんです。さらに、イベントが中止されたことで、周辺のホテルや飲食店などへの打撃も大きく、その経済的な損失は計り知れない状況になっています。

武田:もう一方、ウェブメディアの編集長を務め、ベンチャー企業の経営もされている合田文さんにもコメンテーターとして加わっていただきます。合田さんは、このイベント自粛によって、経済的にも文化的にも今、危機に陥っている現状をどうご覧になりました?

ゲスト 合田 文さん(WEBメディア「パレットーク」 編集長)

合田さん:演劇や音楽って、作品を楽しむだけじゃないんじゃないかなと私は思っていて。同じ思いを持った人たちが気持ちを共有し合うようなものだと思うんです。ライブも一体感があったりだとか、そういったイベントだけでなくて、例えば、ジェンダー平等を掲げる「国際女性デー」のイベントであったり、性的マイノリティーの人たちがもっと自分らしく生きられる社会を掲げる「東京レインボープライド」なんかも、オフラインでは中止せざるを得なくなってしまったんですね。そうなると、そういったイベントで語り合ったりだとか、エンパワーメント(湧活)し合ったりという機会を失う人も多くて、経済的だけではなく精神的に傷ついてしまったり、孤独感を感じてしまう人も多かったりするんじゃないかなと思っています。

武田:こうした現状に、国はどんな支援を考えているんでしょうか。

栗原:国が取りまとめている主な支援がこちらになります。感染対策のために「文化施設にサーモグラフィーを設置する費用」や「中止になった公演をインターネットで動画配信をする費用」などの助成を行うことにしています。しかし、文化活動に関わる人たちの生活を支えることに特化した策というのは、今のところ用意されていないんです。個人や中小企業向けの給付金などで対応する形になっています。


では、ヨーロッパはどういう状況なのか。ヨーロッパでは各国、アーティストの生活を支えるためのさまざまな支援策が打ち出されています。イギリスでは最大で34万円。フランス最大30万円。ドイツでは、一部の州で すでに24万円を支給しているんですね。


平田さん、こうして比較してみますと、ヨーロッパでは手厚い支援が行われているように感じるんですけれども、この違いはどんなところにあるのだと思いますか。

平田さん:もともと日本の文化予算は先進国平均の4分の1。先進国で最もGDP比では低いと言われていて、もともとが少ないんですけれども。ヨーロッパでは劇場とか音楽ホールというのは教会に準ずるような、人々の社会生活を支える、社会的なインフラの一つとして考えられています。あるいは、人々がそこで集まって議論する、民主主義を支える場としても意識されているんですね。それから、アーティスト個人で言いますと、例えば、フランスは「アンテルミタン」という保障制度があって、ふだんから年間900時間ぐらい働くと、残り働いていない月でも最低所得保障が20万円ほどあります。これはふだんからあるので、こういうことになってもあんまり慌てないで済むんです。アーティスト、才能のある人が、経済的な理由でほかのジャンルに行かれることは国益を損ねるという、社会的なコンセンサスがあるというのが前提になっていますね。

武田:本当に苦しんでいる方がたくさんいらっしゃる中で、どうしていくかということなんですけれども、合田さんはどう考えますか。

合田さん:SNSでもかなり話題になったんですけれども、「クラウドファンディング」、民間から基金を集めてミニシアターを守ろうという基金があったんですけれども、本当に数日で1億円ぐらい集まって、国内最速記録だったそうで。自分たちが応援している企業に民間からお金を集めるのはすばらしいと思いつつも、こういった自粛の体制をどう整えていくかというのは、民間ではなく、あくまで国でやってほしいなと思っています。

武田:このイベント中止の波紋、危機をどう乗り越えていけばいいのか。現場でも模索が始まっています。

“イベント中止”文化は生き残れるのか
ライブを活動の中心に据えてきた、BiSH(ビッシュ)です。
新型コロナウイルスの影響でライブを中止しています。
BiSHが所属する音楽事務所です。

「換気して。」

感染が収束したとき、いち早くライブが再開できるよう、アイドルたちが練習に取り組んでいます。感染を防ぐため、歌は歌いません。振り付けの練習を何度も繰り返します。

豆柴の大群 ハナエモンスターさん
「パフォーマンスでお客さんに元気になってほしいというのもあるので、そのためにも私たちは、今こうやって練習をしています。」

BiSH セントチヒロ・チッチさん
「収束して、またライブができたときは、それまでの思いを全部ぶつけるしかない。(コロナを)ぶっとばす気持ちでやります。私たちは変わっていないんで。」

この音楽事務所の代表、渡辺淳之介さんです。
ライブの再開に向けて、感染リスクを徹底的に抑える方法を考えています。


WACK 代表 渡辺淳之介さん
「(いつ再開できるか)分からないから、準備していないと どうしようもない。メンバーをアクリル板に入れた中で、マスクしたり消毒したり。2000人規模のところを30人くらいならいけるんじゃないか。状況が落ち着いてきた段階では、こういうこともできるのかもしれない。」


渡辺さんは、これを足がかりに、以前のようなライブに戻していきたいと考えています。

WACK 代表 渡辺淳之介さん
「やっぱり絶やせない、絶やしちゃいけないと思っているので、そこは採算が取れまいが何しようが、やっぱり続けていく姿勢を見せることが希望になっていくと考えている。」


がんの手術で声帯を摘出した、音楽プロデューサーのつんく♂さんです。
今、新しいイベントの形を作ろうと模索しています。

6年前から母校・近畿大学の入学式のプロデュースを任されてきた、つんく♂さん。コンサートさながらの派手な演出で新入生たちを楽しませてきました。


しかし、ことしは会場に人を集めることができません。
そこで、つんく♂さんはインターネットで8000人の新入生に向けて、入学式を生配信することにしました。さらに入学式の後、トーク番組を配信。つんく♂さんと近畿大学OBのお笑い芸人が、SNSに寄せられた新入生たちの声を紹介しました。

“おうちで入学式”
“さすが近大 やることがちゃうわー”
“ある意味 特別な入学式やった”

お笑いコンビ 霜降り明星
「『今日出会うはずやった友人がおったのにな』『早く大学生活をおう歌したい』」

音楽プロデューサー つんく♂さん
「出会うべき人はいつか出会う!」

新入生がそれぞれの思いを自由に発信できる、これまでにない入学式になりました。

全国で相次ぐイベントの中止。
つんく♂さんは“アイデアを出せば できることはまだたくさんある”と考えています。

音楽プロデューサー つんく♂さん
「自粛の要請という枠組みの中で、どう判断していくか。なんでもかんでもストップするのではなく、例えば現場に人が来られなくても、楽しめるアイデアも並行して考えていくべきだと思います。このような状況でも我々クリエーターはもの作りを止めてはいけません。」



栗原:新しいイベントの形としては、こうしたものも今あるんです。


今、音楽業界では無観客のライブをネットで有料配信する動きが広がっているんです。あるバンドがライブを中止したかわりに有料配信をしたところ、5000人以上がお金を払って視聴しました。もともと予定していたライブよりも8倍集客ができて、予想以上の結果になったということなんです。ネットを活用した新しいビジネスモデルの誕生が期待されています。

武田:平田さんは、こうしたアイデアいかがですか。

平田さん:映像化を嫌う演出家の方もいらっしゃるんですけれども、私は、あんまりアレルギーがないほうで。実は、うちの5月の北米ツアーのニューヨーク公演も中止になってしまったんですけど、プロモーターの方が私の過去の作品に英語の字幕をつけて世界に向けて発信をしてくださったりしていて。今のバンドのように、やっぱりインターネットを通じてのほうが広がりますのでね。チャンスでもあると思うんです。映像配信というと、ニューヨークの「メトロポリタン・オペラ」が非常に力を入れていて、ライブビューイングもやっていて、非常にクオリティーが高いんですね。ただアンケート調査を取ると、9割の人が「本物が見たくなった」というふうに答えるんですね。ですから、私たちステージに生きる人間としては、最終的に、いろんなネットとかを駆使しながら、やっぱりこのウイルスが収束したら本物を見に行きたいよねって思わせるようなコンテンツを作るというのが、私たちのやらなきゃいけないことだと思っています。

武田:こうした現状を知って、何かできないかと思うファンも多いと思うんですけれども、私たちにできる事ってないんでしょうか。

栗原:中止になったコミケですけれども、今回、販売される本の印刷会社が窮地に陥りました。そこで、ファンたちが始めたのが「エアコミケ」というバーチャルなイベントなんです。会場で売られる予定だった本をネットで買おうと呼びかけているんです。


ふだん文化や芸術を楽しんでいる人たちが支えようということも大切かと思うんですけれども、合田さん、私たちにできる支援はどんな形があると思いますか。

合田さん:バーチャルというのもあると思うんですけど、コロナの影響で食品の買い占めとかがあったじゃないですか。もしも余裕のある方がいらっしゃったら、1~2週間後とか直近のことじゃなくて、コロナが終わった後の先の楽しみに投資するような形のお金を払っていく。そして、企業もその受け皿を作っていけたらいいんじゃないかなと思っています。

武田:いつ再開するか分からないけれども、今お金を払える仕組みを作るということですね。平田さん、同じ空間で感動を共有する体験が今できなくなっていますけれども、こうした中で私たちが心に留めておくべきことってどんなことでしょうか。

平田さん:もちろん命は大切ですよね。それから例えば、お金とか、なくてはいけないものというのは議論がしやすいと思う。だから10万円給付とか30万円給付という話になるんですけど、文化というのは人々それぞれ大事にするものが違うので、音楽が本当に大事な人もいれば、演劇で救われた経験がある人もいれば、スポーツが生きがいの人もいれば、何か映画を見た後に友達といいお酒を飲むのが大好きという人もいると思うんですね。一人一人違うから、その違う楽しみを理解する、相互理解する、寛容になるということがとても大事だと思うんですね。実は、この他者理解、異なる文化とか異なる価値観を持った人の気持ちを理解するのも芸術の役割なので、そういう皆さんが今、ストレスがたまっていると思う。ぜひ私たちが、それを早く届けたいというのが本当に一番の願いです。

武田:私も本当にそういうふうに思っています。命も大事で経済も大事なんですが、私たちの心を救ってくれるようなさまざまな表現も絶やしてはいけないなというふうに思います。きょうはどうもありがとうございました。
最後に、演出家の宮本亞門さんが作った この動画をご覧ください。



俳優・アーティストなど600人が歌った「上を向いて歩こう」。
社会に閉塞感が広がる中、少しでも前向きになって欲しいと企画された。
感動や勇気を与えてくれる“音楽の力”が必要。
宮本さんは考えた。

演出家 宮本亞門さん
「一番危険なのは、芸術家、工芸家たち、あらゆる文化に関わる人たちが自分で自分を否定してしまうことです。踏ん張っていきたい。なぜなら、その後 最も必要になるのが、演劇・アート・音楽・文化だと思うからです。今とても試されている、次の生き方を。文化は最も必要なものだと思っています。」





テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ

購入済みのチケット代を払い戻さず寄付することで減税措置が受けられます!
2020年6月24日(水)

購入済みのチケット代の払い戻しをしないで寄附することで
確定申告で寄附控除の減税措置が適用されます。

但し、この措置の適用を受けることを劇団などが申告する必要があるようです。

「劇団四季」が、この制度の対象になったことが6月20日に公表されました。

但し、その減税でチケット代が満額返ってくるかどうかは不明です。

しかし、たとえば4割返ってくるとして1万円のチケットなら、
6千円の負担で1万円寄付できます。
と云うか、1万円寄付したら国から4千円返ってくると考えれば・・・
(なんか【ふるさと納税制度』に似てたりして・・・笑)

但し、減税控除額が5割か4割か3割かは不明ですよ!
文化庁のホームページ(下記)などで確認してみてください。
詳しくは、最寄りの税務署にお問い合わせください。
もしかして年収によって変わるかも知れません。

いずれにせよ、チケット代満額寄附できて幾らかでも自らに国から
払い戻されるなら、手数料を定率でとられる『クラウドファンディング』
よりも劇団にとっても観客にとっても良いかも知れません。

     ***************

   こちらは、2020年6月24日午後4時頃のクラウドファンディング到達点
202006241600_SikiCloudFunding-02.jpg
    支援者:1万人超え! 支援金:1億3千6百万円超!

     ***************

取分け劇団四季みたいに首都圏の公演は満席完売が殆ど
の場合だと、チケット代金寄付も馬鹿にならない莫大な金額になり
当面の資金繰りの役に立つかも知れません。


なお、別の劇団でも、制度に申請して文化庁に認可されれば
適用されるようなので、払い戻しをされていないチケットの劇団に
お問い合わせください。

しかし、この制度は音楽・文化・芸術関係者や野党の要求で
4月末?頃には実施すると安倍政権は言っていたようですが、
劇団四季でも適用のニュースが6月20日付けになっているなど
#新型コロナウイルス感染対策 での政府の『のろま』さには驚きます!

   *****************

【受付中】チケット料金「寄附」制度(文化庁)申請についてのお知らせ
 劇団四季ニュース - 2020年6月20日(土)

(引用)
このたび、文化庁より、チケットを払い戻さず「寄附」することにより、税優遇を受けられる制度が創設され、劇団四季の公演につきましても、同制度を利用できるようになりました。

この制度は、新型コロナウイルス感染症に関する政府の自粛要請を受けて、中止等となった文化芸術・スポーツイベントについて、チケットの払い戻しを受けない(放棄する)ことを選択された方は、その金額分を「寄附」と見なし、税優遇(寄附金控除)を受けられるものです。

詳細につきましては、文化庁ウェブサイトもご覧ください。

新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(文化庁)

チケットを払い戻さず「寄附」することにより、税優遇を受けられる制度が新設されました

イベントチケット等の寄附をお考えの皆様へ


   文化庁公式サイト 2020年5月11日UP
20200511_Bunkacho-01.jpg
  
   ➡ 裏面はこちら

*********************

新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(文化庁)
チケットを払い戻さず「寄附」することにより、税優遇を受けられる制度が新設されました
イベントチケット等の寄附をお考えの皆様へ

【寄附金控除までの具体的な流れ】

(1)下記受付フォームより仮登録をお願いいたします。
   
    寄附受付フォーム

(2)仮登録後、1週間以内に劇団四季より本登録のご案内メールを配信いたします。
   メールに記載のURLから寄附に関する必要事項をご登録ください。

(3)劇団四季より、「払戻請求権放棄証明書」「指定行事証明書(写し)」を郵送いたします。

   ※紛失などによる各種証明書の再発行はいたしかねますので、確定申告時まで大切に保管してください。

(4)お客様の確定申告の際に、上記2点の証明書とともにご申告ください。
   寄附金として税優遇の対象となります。

   ※詳しくは最寄りの税務署にご相談ください。
※お手持ちのチケット金額と同額、またはチケット金額未満のご希望額を寄附いただけます。
 チケット金額を超える寄附はお受けできません。

※すでにチケットの返金が完了している方でも、銀行振り込みにて寄附いただくことが可能です。
 詳細につきましては、仮登録後のご案内メールにてご確認ください。


これまで数多くのお客様より、寄附のご相談を頂戴しており、心より御礼申し上げます。
ぜひこの制度をご活用くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。

6月20日(土)更新

 
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劇団四季の下記の公演につきましても、
同制度の対象として指定されております。

【チケット料金「寄附」対象公演】


『キャッツ』東京公演(2月27日~8月30日)

『アラジン』東京公演(2月27日~8月30日)

『ライオンキング』東京公演(2月27日~8月30日)

『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』東京公演(7月14日~8月27日)

『マンマ・ミーア!』横浜公演(3月28日~8月10日)

『リトルマーメイド』札幌公演(2月27日~3月15日)

『ライオンキング』名古屋公演(4月1日~8月30日)

『リトルマーメイド』大阪公演(2月27日~8月30日)

『パリのアメリカ人』京都公演(2月27日~5月17日)

『ノートルダムの鐘』福岡公演(2月27日~6月14日)

『パリのアメリカ人』福岡公演(7月12日~8月30日)

『コーラスライン』全国公演
所沢(4月25日)、府中(4月27日)、八王子(4月29日)、札幌(5月3日~7日)、前橋(5月15日~17日)、広島(5月19日~5月22日)、三次(5月23日)、名古屋(5月25日~28日)、大阪(6月3日~7日)、北九州(6月10日)長崎(6月11日)、川崎(6月17日)、相模原(6月19日~20日)、横須賀(6月21日)、三軒茶屋(6月22日)、静岡(6月26日~28日)、菊川(6月30日)、浜松(7月2日~3日)

『ジョン万次郎の夢』全国公演
相模原(4月18日)、仙台(5月3日~4日)、調布(6月6日)、福山(7月20日)、廿日市(7月22日)、広島(7月23日~24日)

『人間になりたがった猫』全国公演
座間(5月5日)、館林(7月4日)





テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

平田オリザさんが文化芸術の危機に演劇人の立場から警鐘!
2020年6月22日(月)

劇作家で演出家であり幾つかの劇場の芸術監督をしている
平田オリザさんが、先週の朝日新聞【&M】のインタビューに応えている。

前編・後編に分かれていますが、それぞれ相当長い記事なので
リンクのみ掲載します。

御一読頂きたいインタビューでした。

**************


平田オリザ「文化支援が要るのは劇団ではない、国民だ」
 “生”の芸術への人々の渇望は消えない

朝日新聞−20206月15日

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平田オリザ「下り列車の先にこそ光がある」
 身を賭した文化分散戦略の未来図は

朝日新聞−2020年6月16日

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テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

大所帯の『劇団四季』も大変だが小規模劇団は更に苦境!
2020年6月6日(土)

 以下は、『京都民報』の記事からですが、#新型コロナウイルス感染対応で
政府や地元自治体から公演停止を求められた劇団は全国に多数あります。

 『#劇団四季』や『#宝塚歌劇』も大勢の劇団員やスタッフを維持しなければ
ならず、日々億単位の費用が掛かって大変ですが、小規模・中規模の
それぞれの劇団やカムパニーは、当に存続の危機にあることと思われます。

 ドイツをはじめとする欧州では文化芸術は市民にとって『不要不急』ではなく
必須のものとして、積極的な補助が行われていますが、安倍晋三政権は、
劇団などにチケット代の返金を求めなかった市民に減税すると云う消極的な
政策を打ち出したのみ。
 それも、どれだけ実行されているか国会などでの報告もありません。

 劇団や俳優・スタッフ、それを支える技術者や機器等を提供している業者に
至るまで隅々まで直接補助を行うべきです。
 10兆円もの『予備費』を確保したからには是非それを活用して欲しい!
 おそらく1兆円もあれば足りるのではないかと思われます。

 ここまでは私の意見で、以下に『京都民報』に掲載された一例。

     ***************

休業解除も・・・本格再開見通せず
 劇団・劇場経営危機に/“秋公演ないと年越せない”

 京都民報 - 2020年6月1日

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     東京で公演する予定だった人形劇団京芸の創立70周年記念作品
       「あっちこっちサバンナ」(各場面の合成写真)

 京都府による劇場の休業要請は解除(23日~31日)されたものの、本格的再開、劇団の公演実施のめどは立たっていません。劇団や劇場の存続、演劇関係者の仕事の継続が危ぶまれています。

 #人形劇団京芸 #創立70周年記念作品 #あっちこっちサバンナ

 「秋も公演が出来なければ、年は越せない」と語るのは昨年10月に創立70周年を迎えた人形劇団京芸の事務局長、小林洋介さん。同劇団の収入の柱である1月~3月の幼稚園・保育園公演、5、6月の小学校公演が3月以降ほぼ中止に。4月には、昨年京都公演で盛況だった創立70周年記念作品の東京公演が、完売していましたが中止になりました。

 同劇団では近年、学校での鑑賞授業が減少してきたことにより、赤字が常態化。今回の公演中止で経営は危機的となり、劇団の「解散」も考えざるを得ない、と言います。

【稽古や公演に多数の制限が】

 劇団の会合、稽古が再開したものの、多くの制限があります。

 稽古場として利用されている京都芸術センターは20日に再開しましたが、使用定員は3人~10人に抑えられ、大声の発声、他者との接触などは避けるよう求められています。

 京都府の劇場に対するガイドラインでは▽混雑時の入場制限▽2㍍(最小1㍍)を目安にした間隔の確保▽演者の発声による飛まつ感染対策として前方席の使用を控える―ことなどを求めています。

 「子どもたちが舞台の近くにひしめき合って、肌を触れ合わせながら鑑賞することが楽しいのに、距離をとって公演が出来るのだろか。せめて収束後、行政の支援による鑑賞会を企画してほしい」。一人で全国の幼稚園、保育園、親子劇場での人形劇公演を続ける「くわえ・ぱぺっとステージ」の主宰者・つげくわえさんは言います。

 人間座スタジオで4月に予定していた広田ゆうみさんとのユニットの公演が延期となった二口大学さんも、「客席の半数以下しか使えず、それでもお客さんが来てくれるか分からず、とても収支が合わない」と話します。

 劇団とともに、舞台を支える、フリーランスのスタッフも厳しい状況に置かれています。

 音響の技術者、道野友希菜さんは「7月まで仕事はなくなり、8月以後も不透明。搬入用の車を売る人、転職の話をする人も出てきています。国の補償があればありがたいが、国はせめて国民がどう困っているのか真剣に実状を聞き、すぐに対策を考えてほしい」と話しています。

【運営めど立たず、賃料補塡を】

■THEATRE E9 KYOTO芸術監督 あごうさとしさん

 「THEATRE E9 KYOTO」(京都市南区)の芸術監督・あごうさとしさんに劇場の実状と、支援のあり方などについて聞きました。



 6月、7月はごく少人数の企画をやり、8月から始められるかどうか、出演を予定していた劇団と話を始めている段階です。

 劇場は、貸館業だけでは赤字なので、カフェやオフィスにスペースを貸し、公演の技術指導、企業協賛などの収入でやりくりしてきました。4月からほぼ営業できず、経営は非常に厳しい状態です。

 現在、国や府から客席の間隔を確保するために、使用客席数を事実上、半分以下に減らすよう求められています。そんな状況で今後も利用してもらえるのかめどが立っていません。利用してもらえたとしても劇団の状況を考えると貸館料を下げざるを得ないでしょう。

【小劇場連携しCF(クラウドファンディング)スタート】

 国や府の要請には積極的に応えたいと思います。みなさん本当に厳しい状況にあると思いますが、劇場に対して貸館料の補塡をしていただければありがたいです。そうすれば、貸館料を下げ、劇団も利用しやすくなりますから。

 3年前から全国の小劇場のネットワークを構築し、各自が地域と協力しながら経営を改善し、劇団を支援していく方策を模索してきました。コロナ禍のもと、このネットワークを軸に、20日から、地域と共に歩む文化拠点、全国の小劇場の「再開」に向けて、1000万円を目標に、クラウドファンディングを始めました。期日は7月末までです。協力いただけるとありがたいです。

   クラウドファンディングのサイト





テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

エンタメ業界の損失は数百億円超!?
2020年5月21日(木)

#COVID19 #コロナウイルス感染対策 で2月26日に安倍政権が
大規模イベントを標的にして真っ先に公演の自粛を求めてから
間もなく3ヶ月になろうと言うのに、政府からの損失補償は一切ない!

 ドイツでは直ちに芸術文化分野で働く人たちを救済したが、日本では
一律1人10万円と『個人事業主』としての人々に対する100万円のみ。
その100万円を受給するには様々な書類を提出したうえで審査があり
そのうえ申請が通ったとしても、いつになったら給付されるか判らない。

 芸術文化の場で働く人々も黙っている訳では無く、様々な団体が要請を
続けているのに、『暖簾に腕押し』状態とのこと。

 以下のニュースは先週のものだが、演劇系の大手も含む40を超える
団体・会社・カムパニーが窮状を訴えたと言うもの。

 見出しの『2団体が30億円超』と云うのは、1団体当たり「30億円超」
の損失があった団体が2団体と言う意味であり、全団体の損失総額が
30億円と言う話しではない!
また「30億円超」の意味は50億円でも100億円でも、その範疇となる訳!

 例えば【劇団四季】では全国の6常設劇場で月間30公演行うとして
ひと月180公演。それが3ヶ月続くと540公演。(数値は仮数値)
1ステージの入場料収入が500万円とすると・・・
 入場料収入だけで、540公演×500万円≒27億円の収入減。
 (判り易くするため計算を簡単にしています。正確ではありません)
これに劇場の維持費や俳優やスタッフなどへの賃金も払わなければ  (-_-;)
【参考】

劇団四季・吉田智誉樹社長が読売新聞に寄稿 #新型コロナで
 観劇レビュー&旅行記 - 2020年4月28日(火)

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     **************

演劇2団体が30億円超損失「倒産、休眠」窮状訴え
 日刊スポーツ[2020年5月14日15時54分]

 東宝、松竹、劇団四季、ホリプロ、東急文化村、パルコ、吉本興業、明治座、アミューズ、シス・カンパニー、NODA・MAP、劇団☆新感線、大人計画など演劇関係の約40の会社、団体、劇場が新型コロナウイルスによる公演の中止や延期に伴う演劇界の危機的状況を受けて「緊急事態舞台芸術ネットワーク」を組織し、14日、中止や延期による損害などについての緊急アンケート結果を発表した。

 アンケートは4月10日以前に中止・延期を決めた5月末までの公演を対象に実施し、数万人から数十万人を動員する規模の演劇イベントを主催する16の主催団体が回答を寄せた。
(以下、判り易くするため随時改行は引用者による)
それによると、損失額が
「30億円以上」が2団体、
「10~30億円」が3団体、
「5~10億円」が2団体、
「1~5億円」が7団体、
「1億円未満」が2団体となっている。

中止・延期となったステージ数は
「200以上」4団体、
「101~200」2団体、
「51~100」5団体、
「1~50」5団体。

また、現状の支援策を利用した場合の事業継続可能性については、
「可能」が8団体、
「困難(大幅縮小不可避)」が6団体、
「どちらともいえない」が2団体で、

「困難」と答えた6団体に、予想時期を質問すると
「半年以内」1団体、
「1年以内」が2団体、
「無回答」3団体だった。

自由記述では
「年内の興行が難しければ、会社の休眠、あるいは倒産も致し方ない」
「21年4月には事業継続が不可能」などと危機的な状況を訴えている。

また、装置・照明などイベントスタッフの6つの会社も回答を寄せ、
事業継続可能性については
「可能」2社、
「困難」3社、
「無回答」1社と、
同様に厳しい状況にあることが明らかになっている。





テーマ:コロナウイルス感染症 - ジャンル:ニュース

場当たり安倍首相 大型イベント自粛「10日間程度」継続を要請
2020年3月10日(火)

 場当たり的な対策をゴテゴテで『実施』しコロナウイルス感染防止に
大失敗した安倍晋三は今日3月10日、大型イベント自粛「10日間程度」継続
を要請した。 3月10日に『抜本的対策』を国民に提示するのではなかったか?

他の『抜本的対策』と言えば「緊急事態法」に相当する法案を
国会に上程することを例の『閣議決定』で決めたこと位。

安倍晋三は、今回のような事態に対応できるように
「緊急事態」を宣言できる法律が必要と言う訳ではなく
この事態を絶好の機会にして『火事場泥棒』的に
独裁政治を完成させることが目標なんでしょう!

首相、大型イベント自粛継続を要請 「10日間程度」 専門家会議の見解踏襲
 毎日新聞:堀和彦 - 2020年3月10日 18時20分
 

 安倍晋三首相は10日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、大型イベントの自粛期間について「(政府)専門家会議が判断を示すまで、10日間程度はこれまでの取り組みを継続していただく」と述べ、少なくとも今月中旬ごろまで継続するよう呼びかけた。政府の専門家会議が9日に示した「当面感染者の増加傾向が続くと予想され、警戒を緩めるわけにはいかない」との見解を踏襲した。【堀和彦】



私の facebook 投稿から

 エンタメ業界には「多人数集まるから」を理由に自粛を要請し
 当初は先週末までだった処を2週間たった3月9日に改めて
3月19日頃までは対策の効果が判らないからとさらに延長!

 なのにパチンコ業界など「安倍友」業界は「指名」されず
営業を継続している様子。「ハンドル等を消毒している」から?
 パチンコパーラーより劇場の方が余程清潔でしょう!

 宝塚歌劇は昨日(2020/3/9)から公演を再開したが、
劇団四季は現在公演中の9カムパニーが3月8日までだった休演を
政府の要請を受けて3月15日まで全公演休演。
政府が3月19日まで延長を要請したので再び休演延長かも?
 入場料収入だけでも十数億円の喪失になるだろう。
一方で劇団の維持運営と劇団員の生活維持に掛かる費用は出てゆく。

 政府は言うだけで済むが、これを受けた各業界や国民は
莫大な実害を被るのである。既に倒産する業者も実際に出ている。

 安倍晋三が思い付きを述べて「専門家会議」がこれをフォローする
と言う、国会答弁同様の形の『後付け』が行われているように見える。
 国会での官僚答弁同様、昨日の『専門家』の記者会見も理解不能!
とても専門家の説明や質問への回答とは思えない稚拙なものだった!
   **********

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   私の行き着けのスポーツクラブのプール(プログラムレッスンは全て中止)

パチンコ業界に「ハンドル消毒など対応要請済み」
 菅官房長官会見詳報

 毎日新聞 - 2020年3月10日 14時37分 最終更新;会員限定有料記事)

(一部引用)
 新型コロナウイルス感染症などを巡って、10日午前の菅義偉官房長官の記者会見で質疑があった。
 菅氏は、パチンコ業界への対応について「警察庁が、遊技機のハンドルなど不特定多数の人が触れる場所を消毒するなど感染防止措置を業界に要請している。業界の自主的な取り組みとして、集客目的の広告宣伝の自粛を各営業所に求めたほか、感染拡大を受けて休業日を設けた営業所もあると聞いている」と述べた。
 その上で「警察庁が引き続き、政府の基本方針を踏まえ、業界において適切な対応がとられるよう指導する」と述べた。



私の facebook 投稿から

 この見出しにこそ『パチンコ業界』等が自粛対象に名指しされて
いないことに対するマスメディアの違和感を示すものであろう。

菅官房長官の『釈明』は何の説明にもなっていない。

「警察庁が、遊技機のハンドルなど不特定多数の人が触れる場所を
 消毒するなど感染防止措置を業界に要請している。」
と言う程度で営業を継続できるなら、劇場やスポーツクラブなど
今回『名指し』されている大半の業界で営業可能である!

また「感染拡大を受けて休業日を設けた営業所もあると聞いている」
も大甘の対処であろう。

宝塚歌劇は昨日(2020/3/9)から公演を再開したが、劇団四季では
7劇場と2本の全国ツアー(合計9カムパニー)が3月15日まで
全て休演しているのである。(3月19日までになるかもしれない)
1日当たり数千万円(?)に及ぶ入場料収入を喪失しているのである。
入場料収入は喪失するが劇団員や劇団を運営する経費は毎日出てゆく!

そう言う劇団は他にも多々あり、劇団の継続さえ困難に陥っている。

エンタメ業界ばかりではない。
さまざまな業種で休業に協力しているのに『パチンコ業界』等が
何故「免除」されているのか? (安倍友業界からだろうが?)
説明責任を果たして頂きたいものだ!

     ************
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【劇団四季】全ての公演の休演を当初の3月8日迄から3月15日(日)まで延長
 観劇レビュー&旅行記 - 2020年3月9日(月)
 

「劇場閉鎖は『演劇の死』」野田秀樹さん : 毎日新聞
 観劇レビュー&旅行記 -  - 2020年3月1日(日)
 

【劇団四季】全ての公演を休演:2月27日(木)~3月8日
 観劇レビュー&旅行記 -  2020年2月26日(水)
 


 
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「劇場閉鎖は『演劇の死』」野田秀樹さん : 毎日新聞(2020/3/1)
2020年3月1日(日)

 今日の毎日新聞WEB版のエンタメ欄に
東京芸術劇場の芸術監督を務める劇作家で演出家、俳優の野田秀樹さんが
政府が『コロナウイルス対策』としてスポーツ・文化イベントの自粛を要請
していることに対して異議申し立ての『意見書」を公開したとのこと。

(なお、私はこの「意見書」に全面賛成と言う訳ではありません。
 「感染症」を甘く見てはいけませんから!)

 しかし、記事をよく読むと、野田秀樹さんは、この「意見書」を政府に届けた
訳では無く、演劇企画製作会社「NODAMAP」のウェブサイト上で発表した
と言う話で、やや腰砕けの感は否めない。

 それでも、東京芸術劇場の芸術監督の肩書を持つ野田秀樹さんが
閉塞状況に「一石を投じる」声を上げたことは、演劇史には残るだろう。

 以下、その毎日新聞の記事と野田秀樹さんの「意見書」を引用して紹介します。


「劇場閉鎖は『演劇の死』」野田秀樹さん
 新型コロナで公演中止相次ぐ現状に一石

 毎日新聞:油井雅和 - 2020年3月1日 18時30分

(記事引用)

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【毎日新聞によるリード文】

 新型コロナウイルスの感染拡大によるスポーツ・文化イベントの自粛が相次ぐ中、東京芸術劇場の芸術監督を務める劇作家で演出家、俳優の野田秀樹さん(64)が1日、「公演中止で本当に良いのか」と題した意見書を発表した。「演劇人として劇場公演の継続を望む」としている。

 安倍晋三首相が2月26日に、スポーツ・文化イベントの開催を2週間自粛するよう要請したことを受けたもの。演劇企画製作会社「NODAMAP」のウェブサイト上で発表した。

 意見書の中で野田さんは、スポーツイベントのように無観客では演劇は成立しないことから、「ひとたび劇場を閉鎖した場合、再開が困難になるおそれがあり、それは『演劇の死』を意味しかねません」と主張。さらに「もちろん、感染症が撲滅されるべきであることには何の異議申し立てするつもりはありません」とした上で、「けれども劇場閉鎖の悪(あ)しき前例をつくってはなりません」と述べた。公演を目指す演劇人への風評被害への危惧や、公演収入が途絶える関係者の生活にも触れ、公演中止は「最後の最後の苦渋の決断であるべきです」と訴えている。

 この意見書を見た劇作家、演出家の平田 オリザさんが、さっそくツイッターで「私も連帯を表明します」とつぶやいた。演劇関係者や演劇ファンの間でも野田さんの意見書に賛同する声が広がっている。
【毎日新聞:油井雅和】



【野田さんの意見書全文】

(適宜改行などは引用者による;毎日新聞ではない)

【意見書 公演中止で本当に良いのか】

 コロナウィルス感染症対策による公演自粛の要請を受け、一演劇人として劇場公演の継続を望む意見表明をいたします。
 感染症の専門家と協議して考えられる対策を十全に施し、観客の理解を得ることを前提とした上で、予定される公演は実施されるべきと考えます。

 演劇は観客がいて初めて成り立つ芸術です。スポーツイベントのように無観客で成り立つわけではありません。
 ひとたび劇場を閉鎖した場合、再開が困難になるおそれがあり、それは「演劇の死」を意味しかねません。

 もちろん、感染症が撲滅されるべきであることには何の異議申し立てするつもりはありません。
 けれども劇場閉鎖の悪しき前例をつくってはなりません。現在、この困難な状況でも懸命に上演を目指している演劇人に対して、「身勝手な芸術家たち」という風評が出回ることを危惧します。

 公演収入で生計をたてる多くの舞台関係者にも思いをいたしてください。劇場公演の中止は、考えうる限りの手を尽くした上での、最後の最後の苦渋の決断であるべきです。
 「いかなる困難な時期であっても、劇場は継続されねばなりません。」
使い古された言葉ではありますが、ゆえに、劇場の真髄(しんずい)をついた言葉かと思います。 
 野田秀樹



     *************

 この意見書については、応援する立場の方からも
 「目に見えないウイルスには勝てない」
 「観劇者や関係者から感染者や死者がでたらどう責任を取るのか?」
 など、様々な意見が出ているようです。

 先日、このブログにも書いたように【劇団四季】では、2月27日から当面3月8日まで
7劇場で公演中の全ての劇場を閉鎖し、2演目の旅公演(ツアー)も中止しました。
 それによって、数億円の損失が出るだろうと思われますが、感染を発見した場合には
観客はもちろんのこと、俳優やスタッフも長期に隔離されることになり、一層重大な
事態に陥る可能性があるためでしょう。

【劇団四季】全ての公演を休演:2月27日(木)~3月8日(日)
 観劇レビュー&旅行記 - 2020年2月26日




 
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博多座市民檜舞台公演【五島崩れ】観て来ました!
2019年12月13日(金)

今日1日だけマチソワで2回博多座で上演された博多座市民檜舞台公演
「五島崩れ」観て来ました!

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豊臣秀吉時代以来続いてきたキリシタン弾圧が明治時代にも続き
明治政府は長崎をはじめ各地で調査と弾圧を強行していた事実。

長崎の平戸や島原で多数の処刑者を出した弾圧が五島列島まで迫って来た。

この演目は、五島でのキリシタン弾圧を描くものです。

ここで言う『崩れ』とは「信仰を棄てた」と言う意味ではなく「弾圧」を意味します。

去年潜伏キリスト教徒の歴史的遺産が『世界歴史遺産』に認定された
ことを記念する取り組みとのこと。

正確には【長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産】と言うらしい。

今日の演目の題名は

『五島崩れ』 椿の島のアヴェ・マリア

そして、私をこの舞台に招待(と言っても前売り料金で有料)頂いたたのは玄海椿さん。

椿さんは主役のミツ(春日遥香さん)の母親・ヨモ役。

まさに題名(副題)にある『椿の島』にちなむ配役かも。

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   左側から2番目が玄海椿さん、その右はヒロインの春日遥香さん
      長崎新聞 - 2019年10月7日付より

演目がキリシタン弾圧と、これに抗して『隠れキリシタン』として信仰を守った
人々の話しなので、面白かったり楽しかったりする明るい内容ではなく、
終始、悲しく暗いストーリー展開でした。

玄海椿さんは、演目の冒頭と終盤に母親として出演される展開でした。

市民檜舞台は例年福岡や周辺で舞台活動している人々が多数出演します。

今回は、特に五島で『オラショ』を保存維持している生月島壱部の
「隠れキリシタン」(禁教が解かれた今も現存される)の4名が
伝統的『オラショ』を披露されていました。
『オラショ』は、織田信長の頃に「ラテン語」で伝わったものを口伝で伝承し
取り分け禁教期は紙に記録して残すこともできず、人々の記憶の中だけで
口伝されて受け継がれてきたもので、今やラテン語とも言い難い『念仏化』
これをラテン語と照合しようとする研究も進んでいるようです。

同じく冒頭と終幕には、福岡市を拠点にルネサンス音楽の合唱の活動している
【コーロ・ピエーノ】と言う合唱団が当時の『讃美歌』のようなコーラスを演奏。

ソロではタキを演じた MOMOHA さんが済んだ清楚な声で美しく上手かった。

演目のエピローグに一抹の清涼剤のごとく、五輪真弓さんが作詞・作曲された
『時の流れに~鳥になれ~』に合わせて、バレエ的ソロ・ダンスが謂わば
悲劇的な演目とは場違いにパフォーマンスされました。

五輪真弓さんは生演奏される予定だったようですが、都合で不可能になり
開演前にメッセージが披露されました。

この場違いにも思える美しいダンス・パフォーマンスは
暗い話だけで終わると観客に重い心だけを残すことになるからでしょうか?

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  写真は西日本新聞WEB記事(2019/12/17)より

しかし、その後のカーテンコールで、そのバレエ的ダンスを踊っていたのは
ヒロイン・ミツを演じていた春日遥香さんであったことが判りました。

*************

さて、演出ですが、これには大いに疑問と云うか問題がありました。

演技の演出の話しでは無く、舞台転換のやり方についてです。

と言うのは、「暗転幕」による転換があまりにも多く辟易さえられたのです。

それも、暗転幕に時代背景や歴史的展開などのクレジットを入れるなら
まだ理解できるし退屈もし難いのですが、そうではなく毎回全く同じ形状の
雲形の照明が当てられてBGMにパイプオルガン的音楽を流すだけ。
それが、1回や2回ではなく、数えてはいませんが、おそらく20回ほども。

おまけに、舞台で展開されるストーリーが平均すると僅か数分で、その都度
暗転幕が降りて、その上降りている時間も数分?もあるので、ウトウトと!

それ故、暗転幕が上がっても舞台に集中できず散漫に・・・

謂わば、テレビの2時間ドラマの後半でCMとドラマがほぼ同じ尺で
頻繁に入れ替わるのと同じような展開。 うるさい限り!

博多座には回り舞台や大迫り・中迫り・小迫りなど数々の舞台機構があるのに
それを使ったのは最後のエピローグでバレエダンサーが出て来る部分だけ。

観る側の退屈を全く考慮していない最悪の舞台転換でした。

それ故、演目としての全体の出来は私的には、よろしくない結果でした。

観客の入りは結構よく7割くらいの入りではなかったでしょうか?

このため、開場前のエントランスホールは満員で熱気ムンムンでした!

     ************

【関連記事】


【劇評】自分を裏切らない、潜伏キリシタンの女性描く 「五島崩れ」
 西日本新聞 - 2019/12/17 17:00/span>
 
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禁教下に生きた潜伏キリシタン描く舞台
 「五島崩れ」12月、博多座で 森禮子さんの小説を舞台化

 西日本新聞 - 2019/10/15 6:35
 

 キリシタン禁教・弾圧下、家族愛と自身の思いを貫こうと懸命に生きた長崎県・五島列島の潜伏キリシタン女性の生涯を描いた演劇「五島崩れ―椿の島のアヴェ・マリア」が12月13日、福岡市博多区の博多座で上演される。同市出身の芥川賞作家、森禮子さん(1928~2014)の同名小説を舞台化する。

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録を記念し、市民有志が「森禮子さんの小説『五島崩れ』を舞台化する会」(会長=G・W・バークレー西南学院理事長・院長)を結成し、ふくおか県民文化祭福岡県実行委員会、福岡県などと主催。長崎県五島市も共催する。

 物語は、幕末から明治初年にかけて五島列島で数多くのキリシタンたちが拷問に遭い、処刑された「五島崩れ」の史実に基づく。主人公のミツは、同列島・久賀島で生まれ育った潜伏キリシタンの少女。運命の巡り合わせから取締側の福江島の武家に嫁ぐが、家族ら久賀島の人々が狭い牢屋(ろうや)に押し込められ拷問を受けていると知り、帰郷する。
 ミツ役は、福岡市を拠点にバレエをはじめ幅広くダンスに取り組む春日遥香さん。ミツの母親役を玄海椿さんが演じる。舞台で心象を表すコンテンポラリーダンスも披露する春日さんは「弾圧下、ミツは自分の気持ちに素直に生きて、家族愛に従って行動する。すてきなミツの生き方を全身で表現したい」と語る。
 出演者約50人は9日、福岡市中央区の中央市民センターで初顔合わせ、台本読みに取り組んだ。
 生月島(長崎県平戸市)の人たちによるかくれキリシタンの祈り「唄オラショ」の実演を織り込み、父親が久賀島出身のシンガー・ソングライター、五輪真弓さんが歌や語りで協力する予定。西南学院音楽主事の安積道也さん指揮で、福岡市の混声合唱団「コーロ・ピエーノ」がグレゴリオ聖歌を合唱し舞台を盛り上げる。
 森さんは小説のあとがきで「信仰と人間性、個人と共同体、権力と自由など、現代においても人間が生きていく上での重大な問題をそのまま抱合しています」と書いている。
 舞台化する会・実行委員長の横尾和彦さんは「民族、宗教、貧富の格差などさまざまなかたちで人々が分断され、他者を思いやる心を見失いつつある現代社会とも重なる物語。時流に流されない生き方の尊さが伝わる。舞台を通じ、社会のありようや将来を考えるきっかけにしていただければ」と話している。
 公演は昼夜2回。全席指定。前売りS席6500円、A席5500円、B席3500円(当日いずれも500円増し)。ローソンチケットで販売中。問い合わせは舞台化する会=092(752)8880。(吉田昭一郎)



「五島崩れ」12月博多座上演 弾圧下 女性信者の生涯
 潜伏キリシタン舞台化 故森禮子さんの小説

長崎新聞 - 2019/10/7

 幕末維新期に五島列島で吹き荒れたキリシタン弾圧の中、愛と自由を求めひたむきに生きた女性信者の生涯や潜伏キリシタンたちを描いた舞台劇「五島崩れ 椿の島のアヴェ・マリア」が12月13日、福岡市博多区の博多座で上演される。
 福岡市出身の作家、故森禮子さんが史実に基づいて著した小説「五島崩れ」を舞台化する。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を記念し、市民有志でつくる「森禮子さんの小説『五島崩れ』を舞台化する会」が企画した。会の発起人には、カトリック長崎大司教区の高見三明大司教らカトリック関係者、福岡県在住の五島列島出身者なども名を連ねている。公演は舞台化する会などが主催し、五島市が共催する。長崎新聞社など後援。
 物語は、久賀島で生まれ育った潜伏キリシタンの娘ミツを主人公に展開する。主人公を演じるのは福岡を拠点とするバレリーナ、春日遥香さん。春日さんは本格的な芝居は今回が初めてといい、「弾圧の中にあってミツが自分の心に素直に生きていく姿に魅了された。精いっぱい演じたい」と話した。9月中旬には春日さんら出演者と制作スタッフが久賀島や福江島などを訪れ、島民に話を聞くなどして当時に思いをはせた。
 劇中では、平戸市生月島のかくれキリシタンの人たちが「唄オラショ」を実演し、父親が久賀島出身のシンガー・ソングライター、五輪真弓さんも出演する。
 公演は昼と夜の2回。前売りはA席5500円、B席3500円(当日は各500円増)。ローソンチケットで取り扱う。S席は昼夜ともほぼ完売。問い合わせや、5人以上の団体割り引きの申し込みは「舞台化する会」(電092.752.8880)へ。
 また、絶版となっていた森禮子著「五島崩れ」は、里文出版(東京)から今月復刊される。

 

舞台劇「五島崩れ〜椿の島のアヴェ・マリア〜」
 五島市福岡事務所ブログ -  2019-10-24 16:17
 

 
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井上ひさし原案【木の上の軍隊】を観ました!
2019年7月13日(土)

きょうは朝から大雨でしたが原付で早良区の『ももちパレス』へ行き
福岡市民劇場7月例会:井上ひさし原案【木の上の軍隊】を観ました!

出演者3名にヴィオラ伴奏一人の小世帯。

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沖縄戦の終結を知らないまま、木の上を陣地として死守する
本土出身の上官と現地沖縄で徴兵された新兵の物語。

物語最初の方で普天間かおり演ずる狂言回しが
終戦(敗戦)から二年経っているという状況説明があり、
時系列を前に戻して構築するという手法。

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(こまつ座公式サイトより

膨大なセリフを二人で対話劇として繋ぐもので俳優は大変。

観客もうっかりすると居眠りしてしまいそうな展開でした。





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福岡市民劇場2019年6月例会 劇団民藝【夏・南方のローマンス】初日を観る!
2019年6月10日(月)
 福岡市民劇場2019年6月例会は
   劇団民藝【夏・南方のローマンス】 
    初日の6月8日(金)、ももちパレスで見ました。

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ジャンル別に言えば俳優泣かせの『対話劇』
殆ど動きも振り付けも音楽も無く膨大な会話が続くストレート・プレイ

劇のタイトルと中身は全く関連が無い。
『南方のローマンス』に相当するストーリーは全くありません。
狂言回し的女性が演劇の最後に南の空に煌めく星を見て
「春や春、春,南方のローマンス」と現実との乖離を嘆いて語るだけ。

タイトルを Rename するなら『B級・C級 戦犯 裁判』とでも言う感じ。

南方の島を占領した日本軍が無辜の現地の人々を70人近く
虐殺した事件を裁く裁判がテーマで、日本軍の参謀に命じられた
兵卒も死刑に処せられたのに、その参謀は懲役3年に留まっている
と云う戦犯裁判の不当性も描いています。

*****************

【関連情報】 演劇内容とは直接関係ありません

『A級 戦犯』,『B級 戦犯』,『C級 戦犯』と言う分類は
『罪の重さ』によるものではない。 (およそ、以下の通り)

『A級 戦犯』:「平和に対する罪」で訴追された者,
『B級 戦犯』:「通例の戦争犯罪」で訴追された者,
『C級 戦犯』:「人道に対する罪」で訴追された者

『A級 戦犯』で死刑宣告され絞首刑となった者は東条英機など僅か7名に対して
『B・C級 戦犯』は死刑984人、無期刑475人、有期刑2944人の多さ!
ドラマ【私は貝になりたい】のような無実の罪で死刑に処せられた者も多数!

*****************

ところで、迂闊にも?私は冒頭から居眠り状態。

途中でも何度もコックリ(笑)

ハッキリ言えば、今の若い人々には着いて行けそうに無い深刻な演劇でした。
60代の私も着いて行けない (笑)

戦争を知ると云う側面では重要な演目なのでしょうが如何せん時代遅れ!
まさに、市民劇場のような鑑賞団体無しには維持できないタイプの演目です。

 

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劇団こまつ座・井上麻矢代表の記念講演
2019年4月28日(日)

福岡市民劇場第59回定期総会での
劇団こまつ座代表・井上麻矢さんの記念講演


以下は、1時間におよぶ講演を iPad にてダイレクト入力したものですので、
お話しされた内容の一部で、途中で欠落している部分(・・・)もあります。
部分的にはお話の内容を投稿者のほうで要約しています。

それ故、文責は当然投稿者にあります。(文字強調も投稿者による)

     **********

【井上麻矢さんの講演の概要】
  2019年4月27日(土) 17:00 - 18:00

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今、定期総会での話を聞いていて劇団も同じだなと思った。
(偶然か、去年の前進座・藤川さんの反応と同様)

父は新しいことをする場合は歴史から学ぶと言っていた。

後継者の問題もある。

お金も大事であるが、裏付けの活動が・・・

総会の議論を聴いて「勉強になりました」。

私は実は「勉強になりました」と云う言葉は嫌い。
俳優たちが安易に「勉強になりました」を乱発する。
「勉強になりました」は20歳まで。

(福岡市民劇場について)これだけの組織が継続して行くのは大変だ!

熱心な論議を聞いていて今熱い状況だ。

【こまつ座】は、私が小学生の時に出来たが、それ以前から劇団はあった。

父・井上ひさしは
「そろそろ東京でやっているものが最高では無く、
 地方から優れたものが発信される必要がある。」
  と常々言っていた。

そう云うことを
木村光一、小沢昭一、井上ひさしの3人で連日論議していたのを
小学生の私は観ていた。
木村光一さんは演出が最も重要。
小沢昭一さんは、それぞれ大事だが役者の演技が重要。
井上ひさしは、本が大事 と、それぞれが自己主張!
そう云う論議が続き、3人で劇団を立ち上げようと云う話は立ち消えに。

父・井上ひさしが「こまつ座」を立ち上げる前に
木村光一さんの劇場と
小沢昭一さんの『しゃぼん玉座』ができた。

この二つの劇団は(井上ひさし氏生存中に)無くなったが
最後に立ち上がった「こまつ座」は今も続いている。

今、こまつ座の全権を担っているのでお金の問題も含めて劇団経営は大変。

(以下、井上ひさしが注目されるまでのいきさつだが、
 話が時系列的に前後している?処もあるようで記録がまとまっていない)

テアトルエコー時に熊倉一雄さんが「ひょっこりひょうたん島」
脚本(井上ひさし他)を注目してくれた。
井上ひさしはまだ20代で、熊倉一雄さんは「ひょっこりひょうたん島」のトラヒゲ役。

社会の中の弱い子どもと悪い大人が出てくるものだったので
NHKは早々に打ち切ろうとしていたが、子ども達の支持で5、6年続いた。

テアトルエコーに派閥争いがあったようで
熊倉一雄さんに拾われた井上ひさしさんも追い出された。

本田栄三郎さんの話。
プロレタリア文学運動に関わった方。
(特高警察に殺された小林多喜二のデスマスクを取った方だとのこと)

木村光一さんと出会って「こまつ座」に繋がる。

現在の「こまつ座」の団員で生の井上ひさしを知っているのは2名だけ

私(麻矢)は『劇団の子』だったので内情を知り尽くしていたことで
劇団は絶対継ぎたくなかった。


野球のリトルリーグに入っていたので、女性野球解説者になりたかった。
父は、野球を見るためだけに私の部屋にテレビを入れてくれた。

最初、スポニチに入社。
井上ひさしの娘であることはすぐに知られてしまった。
広告局か財務部を希望し、広告局に配属。

校閲作業を中心にして業務をしていた。
新入社員で東京配属だったが(業務多忙で)家に帰れなかった。

スポニチ社員と結婚し、9年間で子どもを2人産み離婚もしてスポニチを退社。

その後、ホテルのスパ部門で働いていた。

父が直接ホテルの社長室を訪ね、
ホテルの費用で娘に様々な資格も与えて頂きましたが、その費用を返しに来た。

ホテルの社長が「親の言うことを一度くらい聞きなさい」
強制的に「こまつ座」に入所。 経理を担当した。

帳簿を見た時に累計赤字が大赤字だったのでびっくりした。

父は、「どうしても潰したく無い!」
「自分たちの勝手で『こまつ座』を止めますとは言えない」と

入所後1年で父の肺癌が見付かった。74歳の時。
肺に1.2リットルの水が溜まっていた。

抗癌剤を4クールやったが、「こまつ座」の運営は無理だと分かり
私が社長を引き受けざるを得なくなった。
引き継いだ時の累計赤字が9「千万円。

見たことも触ったこともない額だったので却って割り切れた!

此れまで一緒にやって来た座員は誰も矢面に立とうとしなかった。

その頃には色々と風評が出た。

父は「仕事で示せ」と言う。

井上ひさしさんが社長を辞めたのは、余命を知った時に、
劇団経営者としてではなく「座付き作家」としての仕事をやりたい!

長崎と沖縄を舞台にしたものを書けていなかったので
それを実現する事に余命を掛けた。

今の日本が有るのは、琉球王国の財力に負うところが大きい。
沖縄戦では日本の犠牲になった。

60歳になった時に「何が書きたいか解った」
昭和は戦争の時代であり、一人ひとりの命を書きたい。

沖縄は米軍に殺されただけでは無く、
日本帝国軍から糧食を取られ洞窟から追い出され自決まで迫られた。

退院の許可が出たので、在宅治療かと安心したが、
病院から帰ったその日に「今夜で命が尽きます」と医者から言われ、
2010年4月9日に亡くなった。

沖縄が舞台の『木の上の軍隊』と長崎がテーマ の2つをやるかどうか?!

井上ひさしが完成していない脚本を上演して良いのか?

栗山民也さんに相談した所、是非やろうと言うことになった。

このプロジェクトは、井上ひさし死去から(今年で)9年がかりだった。

東京で初演した時は散々で、「本土の(想いで)作った話だね」と言われ
沖縄の人が見に来てくれなかった。

これを受けて改作し、再演するのが、今回の作品です。

2人の兵士が敗戦を知らず木の上に逃げて戦っていた。
実話であり、今も生き残っている方々が主人公。

これを例会に取り上げてくださった事に大きな意義。

蓬莱竜太さんの脚本。39歳の時の作品。
戦争を知らない世代
2ヶ月で」脚本をあげると言っていたが、2年間掛かった。

戦争を知らない世代に知らせることが大事!

舞台装置も大掛かりで大変。
4mから5mに伸びる木が主人公。
30°から65°に傾斜する装置。

九演連は、観客を育て、スタッフを育て、俳優を育てる運動。
人を育てる運動。

(93歳?の川述事務局長にたいして)
父が凄く無理して死んでしまっているので心配している。
川述さんの経験談を聴けるのは重要な機会。

今になって亡くなる直前に父が語った言葉は宝石だなと思う。

『木の上の軍隊』を取り上げて頂いている事に対して
感謝を込めて上演したい。


産みの親を亡くしたが育ての親が育ててくれている。

井上ひさしさんの言葉
誰もが活動家に成れる訳では無いが、
それぞれの場で活動をしていることが大事。

新しいことをする時徹底して議論する。

若い人
「戦争の話ね、怖い暗い観たくない」との反応。

Twitter とかはやっているが、若い人だけを対象にしていない。

17時54分 終了




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福岡市民劇場第59回定期総会に参加
2019年4月27日(土)

今日は、午後1時から福岡市中央区の貸会議室で
福岡市民劇場の第59回定期総会が開催されました。


去年、おとどしに続いて今回も出席して討論に参加しました。

福岡市民劇場は、良質な演劇(マイナーな『新劇』が多い)を
比較的安価な料金で観ることができる会員制の鑑賞団体であり、
会費月額2000円(年間2万4千円)で年間7演目を観る
ことができます。

座席800席のももちパレスで平均1演目で7公演行われますが、
ほぼ満席にできているのは会員の涙ぐましい努力の結果です。

多くの公演は東京では6千円から1万円もするもので、
中には発売後即刻完売のようなものもあります。
今回、井上麻矢さんが記念講演をされる劇団こまつ座の
『木の上の軍隊』もその一つとか。

通常なら観に行かないような演目も観る機会があることで、
劇団に取っては無くてはならない存在のようです。


さて、その第59回定期総会の話に戻って・・・

討議資料のオモテ面は今回の議題と記念講演の告知。

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記念講演は、こまつ座の井上麻矢さん
(井上ひさしさんの娘)

定足数はサークルの過半数。
決議権は参加者の過半数というのが現行規約の取り決め。

事前に配布されていた討議資料の1つは下記。

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過去2シーズンの観客動員数動態(漸減している)

劇団の知名度や出演する俳優に依って増減はありますが、漸減傾向は見て取れます。
取り分け特徴的なのは、我々の世代ではカリスマ的俳優で有る仲代達矢さん自ら主演する
無名塾の公演『肝っ玉おっ母と子供たち』(2018年第1回公演)が前年を下回った事。

2017年,2018年,2019年のそれぞれ年初の公演を見ると観客減は明瞭。

原因の1つは会員の高齢化で、鬼籍に入られた方や病気や老人施設入りなどで
参加者や会員が減っていることによると思われます。

半世紀超の歴史を振り返っても、ここ15年は会員数は大きく減少しています。

201904290232344b1.jpg

福岡市民劇場を舞台芸術に関心のある市民に広く知らせて行くこと無しには、
また会員の若返り無くしては、この会員の急速な減少を防ぐことはできない。

処が、事務局長・川述文男氏と幹事会(以下『執行部』と略)は、過去の
成功体験である『クリア方式』に依拠するべきだと強硬に主張。

私が去年提出して無視された「若返り提案」を今年も提案したが、
「そのような提案は、いっさいやるつもりはない」と大声で返答!

そして提案された『2019年度活動方針案』は、従来通りの単なる
『運営サークル会議マニュアル』でしかなく、運動方針とは
とても言えないものである。(下記)

20190427-04m.jpg

 このような硬直した活動方針を改善すべく、私の「若返り提案」を含む
会場から出された「SNS広報」など数々の改善提案を検討するための
『活性化委員会』(仮称)のような取り組みを行うべきだと言う議題が
議長により取り上げられ、採決に付された。

その結果、95:73 で採択された!

ようやく、活動改善、活性化の一歩が踏み出される可能性が出てきたが、
上の採決結果が出た後での『執行部』側のヒステリックな『反論』などを
聞いていると前途ほど遠しと感じた!


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博多華丸主演【めんたいぴりり~博多座版~未来永劫編】(楽前)を博多座で観る!
2019年4月20日(土)

4月21日(日) 迄、博多座で公演中の博多華丸主演の博多が舞台の人情劇
【めんたいぴりり 未来永劫編】
千穐楽前公演を観てきました。

2019042114034003d.jpg

さすがに千穐楽の公演は完売であることが判っていたので、『楽前』のチケットを
当日券狙いで公演開始1時間前に博多座のプレイガイドへ。

一番安い『C席』は売り切れで、『B席』は最後列一番右端(上手側)しか残っていない。

「B補助席は出せませんか?」と訊くと、「まだ出せない」とのこと。

「では、10分ほど時間を潰して、あとで来ます。」と一時回避。

そして、10分ほど後に出直して「B補助席は出ましたか?」と改めて聞くと
「出ています」と、ディスプレイ上に残席表示。

いま出たばかりのようで、2階の『B補助席』は全て空席。

その中では最高の席の『B補助席–6』をGET!
前に座席が無いので舞台の全幅を障害なく見渡せ、花道も半分ほど見える好席。

前回の公演は2年くらい前かと思っていたら2015年で、何と4年も前でした。

今回の公演は、その続編と云う位置付けでは無く、改めて再構成されたものでした。

なので、華丸さんは16歳の高校生から臨死に至るまでの生涯を演じています。

第1幕冒頭は 病院での臨死場面で想い出を振り返る処から・・・

回想物語として展開して行きます。

主な時代設定は、メンタイ作りに苦闘する昭和33年から35年頃。
その時代の前後を振り返る形で展開して、第2幕の最後に再び
病院での臨死場面から死去までが描かれます。
演劇と分かっているのに涙する観客も・・・

今回の公演の1つの目玉は、元・ 宝塚の大空ゆうひさんが
子どもたちの学校の臨時教員役として出演していて、自らを
勇気付ける為にシャンソンの『ケ・セラ・セラ』を歌われる処。
第1幕では、屋台で泥酔状態でワンフレーズを歌う場面で。

第2幕ではお別れに『ケ・セラ・セラ』を通しで・・・
歌詞の1番と2番は、ペギー葉山さんが歌っていた日本語の歌詞で、
3番は英語の歌詞でフルコーラス熱唱されていました!

博多から東京へ帰る時の設定で、その時に着ている衣装は、
宝塚の新入生が着ている制服に似たイメージのスーツでした。



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博多座公式サイトより公演紹介

‪『めんたいぴりり~博多座版~未来永劫編』CMSPOT_! ‬
‪https://youtu.be/UbUBFJ853bU @YouTubeより

「最高傑作ば 作るけん!」

博多座を笑いと涙で包んだあの家族が、待望の新作で帰ってくる!

博多土産の定番・辛子明太子の誕生を描いた『明太子をつくった男』(川原健・著)を原作に、2013年にテレビ西日本がドラマを制作・放映した「めんたいぴりり」は、2015年に放送された続編とともに各地で大反響を呼び、2015年3月に博多座で初舞台化!辛子明太子作りに情熱を注ぐ夫婦の生きざまを描いた笑いあり涙ありの舞台は、口コミが口コミを呼ぶ大ヒット。あたたかな感動を博多っ子の胸に残しました。それから4年…博多座を感動で包んだあの家族が帰ってきます!新作としてお届けする今回は、「未来永劫編」と題し、新たなエピソードを描きます。
1月には映画「めんたいぴりり」が公開、9月には舞台版の東京・明治座公演も決定。博多っ子の思いが詰まった〝メイド・イン博多〟の物語が、映画でそして舞台で、新たな感動をお届けいたします!



博多座のエントランス・ロビーには、創業時の『ふくのや』が
再現され観客も出入り自由で展示されていました。

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再現店舗の全景

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当時の映画ポスター(名称は少し変えて架空の映画に)も貼ってあり!

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この架空の映画【沃野の決闘】(『荒野の決闘』のパロディ)のポスターの
本来は「マイ・ダーリン・クレメンタイン」のロゴの
最後が『CLE=MENTAIKO (メンタイコ)』になっている処に注目!
舞台上に再現されていた店舗にも同じものが貼ってあり、
公演中にオペラグラスで発見していました!

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【関連記事】

博多座 【めんたいぴりり】 を観ました!
観劇レビュー&旅行記 ー 2015年3月19日(木)


映画【めんたい ぴりり】を見る!
観劇レビュー&旅行記 ー 2019年1月12日(土)





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福岡市民劇場例会 前進座【裏長屋騒動記】を観る!
2019年4月9日(火)

この前の日曜日(4月7日)、ももちパレスで福岡市民劇場四月例会
【裏長屋騒動記】(前進座公演)を観ました。

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反故紙など紙類を引き取り紙漉き屋に売って小銭を稼ぐ『屑屋』
(江戸時代のチリ紙交換業者)が、困窮する武士から仏像を買い
それを骨董趣味の裕福な武士(放蕩息子?)に転売することから
始まる悲喜劇で、『寅さん』の山田洋次さんの脚本。

なので、笑わせ處満載。

困窮する武士は傘貼りのアルバイトで糊口を凌ぎ、娘は針仕事で
父親を助けている。
もう売るものが無くなった親子は先祖伝来の小さい観音菩薩立像
を屑屋に売ろうとする。
しかし、屑屋は親の遺言で骨董には手を出すなと言われており
何度も断るのだが、遂に見兼ねて二百文(もん)で購入。

屑籠に入れて街中を歩いていると武士(時放蕩息子)が仏像を見染めて
三百文で購入する。
購入した仏像を水洗いしている時に、仏像の中に何か入っている
ことに気付き、調べてみると何と五十両もの大金が転がり出てくる。

これを着服しないところが当時の武士の矜持か?

屑屋を呼び戻し、元の所有者(貧乏武士)に返して来いと・・・

飛んだ騒動に巻き込まれそうになり断るのだが、人の良い屑屋は
仲介の労を取る羽目に。

貧乏武士に五十両を持って行くと、渡りに船と受け取るのでは無く
売り払ったものに何が入っていようとそれは買った方の物!と
こちらも武士の矜持を守る。(武士は食わねど高楊枝)

何度か行ったり来たりするが、とうとう耐え兼ねて直接話し合って
くださいと勇気を持って声を出す。

放蕩息子の武士が貧乏武士を尋ねると娘さんだけ!
ひと言二言話すうちに一目惚れしてしまい・・・

色々あって第3幕でハッピーエンドになると言う話。

第2幕は、無くても良い場面で、取って付けたような話。

貧乏武士の隣のヤクザ風の浪人が魚屋からタダで巻き上げた
フグを食べて死んでしまい、その兄弟分が家主に葬儀代と
酒肴を要求すると言う話で、落語の『らくだ』の潤色。

休憩二回も含めて3時間半の長丁場であり、第2幕は省略しても
話は成り立つだろう。

最後に二百文で買った観音菩薩立像は、骨董趣味の領主が購入する
ことになり、放蕩息子の武士が三百と言うと、領主の会計担当者が
やむなく三百で購入することを決めたが、それは三百文では無く
三百両だった!と言う落ちのついたハッピーエンドで大団円!


劇団【前進座】公式サイト『裏長屋騒動記』より

【あらすじ】
江戸のとある裏長屋に出入りする紙屑屋(かみくずや)の久六が、浪人朴斎(ぼくさい)とその娘お文(ぶん) に懇願されて二百文で買い付けた古い仏像。
それを蔵屋敷から声をかけてきた若侍の作左衛門に三百文で売ったところ、仏像の腹の中から出てきたのは誰のものともわからない大金五十両!
ところが、朴斎も作左衛門も、この金は自分のものではないから受け取れない、と強情に言い張り、久六は裏長屋と蔵屋敷を、五十両を持たされたまま行ったり来たりで、良心の大ピンチ…。
また同じ裏長屋の"らくだの馬"という鼻つまみ者は、今日も傍若無人のふるまいの末、フグにあたって死んでしまいます。
馬を訪ねてきた兄貴分の半次は、馬の弔いにかこつけてご馳走にありつこうと、久六を巻き込んで強欲大家の家まで乗り込み、目を覆う大騒ぎ。
そんなある日、作左衛門は藩主綱正から呼び出しを受けます。
朴斎を訪ねたものの留守居のお文に受け取りを断られ、未だ行き場のない例の五十両でのお咎めかと恐れていると、思いがけない展開が…。

【スタッフ・キャスト】

スタッフ
監修・脚本  : 山田 洋次
演  出  : 小野 文隆
装  置  : 高木 康夫
照  明  : 桜井 真澄
音  楽  : 杵屋 勝彦, 杵屋 佐之義
音楽監修  : 杵屋 佐之忠


 役  名 : 配  役
紙屑屋の久六  : 嵐 芳三郎
緋鯉の半次  : 藤川 矢之輔
赤井綱正  : 河原崎國太郎
朴斎  : 武井 茂
高木作左衛門  : 忠村 臣弥
朴斎の娘 お文  : 今井鞠子



【山田 洋次 さんのひと言】

「僕は高校時代、山口県の田舎にいました。戦後のあの時代は山口県にも前進座の巡回公演があって、シエークスビアの『ベニスの商人』をやるんだ、うわー、観たいなー"と思ったけど、観られなかった。前進座は当時すごい人気があって、切符が手に入らなかったんです。
 その後、前進座が独立プロダクションとして映画『箱根風雲録』(監督・山本薩夫)を製作した時、僕は大学の映画サークルにいて、この映画を支援するために各大学の映画サークルを動員して大勢でエキストラにかけつけたものです。

僕は、本当に笑える楽しい喜劇を前進座が創造してくれるといいなあと思います。今、日本人は笑いたいんだけど、気持ちよく笑わせることほど難しいことはない。それは、笑わせる方が、観客と同じような生きる辛さを共有していないといけないからです。そして、前進座にはその資格があると思うんです。」

-2011年4月放送 NHK教育テレビ「芸能百花繚乱~前進座八十年の軌跡~」インタビューより

**********

今回初めて、前進座と一緒に舞台を創ることになりました。落語の「らくだ」と「井戸の茶碗」をもとに、ある裏長屋で起こる騒動のお話です。五年前にお話しさせていただいたことが、このような形で実現でき、長年の前進座との想い出に新しいへージが追加されることに、わくわくしています。どうぞ、ご見物の時には、舞台の俳優さんと同じ空間で、笑いや喜びを共有して、にぎやかに大声で笑いながらお楽しみください。
(山田洋次)



【関連記事】

山田洋次監督の脚本舞台、関西初上演 前進座が長屋喜劇
朝日新聞:岡田慶子 - 2018年9月21日10時05分

 歌舞伎にルーツをもつ劇団「前進座」が、寅さんシリーズで知られる山田洋次と、舞台演劇でタッグを組んだ。山田が監修と脚本を手がけた喜劇「裏長屋騒動記」を来月、関西で初めて上演する。
 10月4~10日、大阪・日本橋の国立文楽劇場。8800円など。
(以下略)





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福岡市民劇場2月例会【喝采】を観ました!
2019年2月17日(日)


ももちパレスで、今日『千穐楽』を迎える
福岡市民劇場主催・加藤健一事務所公演
竹下景子主演の【喝采】を観に行ってきました!

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しかし、地味な演劇で度々ウツラウツラ。

いわゆるバックステージもので、主に舞台になるのは楽屋風景。

往年の実力派俳優だったフランク(加藤健一)は今やアル中!
それを献身的に支える妻(竹下景子)やディレクターなどの
人間模様を描く群集劇でした。

福岡市民劇場の例会で無ければ観に行くこともない演目。

この演劇の中で、『ショービジネス』と『芸術演劇』を問う場面が
出て来ますが、如何にも福岡市民劇場御用達の内容でした。

終演時に加藤健一さんが『御挨拶』を行い、
世界にまたと無い演劇鑑賞運動『福岡市民劇場』とエール!
しかし、運営側から如何にも言わされている感あり!

福岡市民劇場の存在意義をあまり強調するのは鼻に付く!

演劇的には、台詞覚えも悪くなったアル中の昔の俳優が
喝采を浴びることができるのかと言う話ですが、
3時間も掛ける演劇とは思えず、1時間もあれば充分
同じ内容が伝わると思いました。
要するに同じようなやり取りが繰り返される訳です。

会費を払っているから観に行った!と言うのが正直な処。


加藤健一事務所公式サイトより【喝采】STORY

作:クリフォード・オデッツ
訳:小田島恒志 小田島則子
演出:松本祐子

【CAST】
フランク: 加藤健一
妻ジョージ: 竹下景子
プロデューサー:奥村洋治(ワンツーワークス)
舞台監督:林次樹(Pカンパニー)
脚本作家:山本芳樹(StudioLife)
新人女優: 寺田みなみ
演出家: 小須田康人

【STORY】
プロデューサーのクック(奥村洋治)と演出家のバーニー(小須田康人)、作家のアンガー(山本芳樹)、舞台監督のラリー(林次樹)は、陰鬱な表情で黙り込んでいた。初日を間近に控えた舞台の主演俳優が、突然いなくなってしまったのだ。
その代役として、かつての名優フランク(加藤健一)に白羽の矢が立つ。彼は酒びたりで落ちぶれていたが、バーニーの熱烈な説得に負けて役を引き受け、長いブランクと酒の誘惑に苦悩しながらも、新人女優のナンシー(寺田みなみ)らと共に稽古に励む。妻ジョージー(竹下景子)も、献身的に夫を支える。

地方公演の幕が開け、初日の劇評でナーバスになったフランクは、ジョージーともぶつかり自暴自棄になってしまう。そして白日の下に晒される、夫婦の過去と真実の姿。急接近するバーニーとジョージー。
ブロードウェイの初日は容赦なく迫る―――。



【関連記事】

加藤健一事務所 vol.104「喝采」
主演・加藤健一 公演は3月13日より本多劇場にて!

2019年1月12日 ー シアターテイメント編集部 翻訳劇


NHK-BSプレミアムステージで、加藤健一事務所の舞台、
『喝采』『誰も喋ってはならぬ!』2本一挙放送!

エンタメ特化型情報メディア スパイス ー 2017年11月3日
https://spice.eplus.jp/articles/155514




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劇団四季【恋に落ちたシェイクスピア】を観ました!
2019年1月4日(金)

今日は、午後からキャナルシティ劇場で公演中の
劇団四季・ストレートプレイ
【恋に落ちたシェイクスピア】
を観に来ました。

今年初観劇!

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ロビーに掲示されている出演者のサイン入りポスター


ミュージカルではないので、若干展開が退屈ですが(何度かコックリ)
当時のイングランドのグローブ座やスワン座を模したと思われる
張り出し舞台を中心とした舞台部分(手動で移動・回転)と
両サイドの二階建て観客席部分(手動で移動)組み合わせた
シンプルな舞台に、劇中劇用の開閉幕付き額縁と、
それとは別の紗幕による構造でした。

舞台部分と観客席部分は、俳優たちも移動に関わり、抜群のタイミングで
移動・回転されながら、両側がピッタリ合うという共同作業!

話変わって!

シェイクスピアの時代は、日本の歌舞伎発祥の時代と
重なっているかと思いますが、役者は歌舞伎同様男のみ。
女優と言う発想は無かった時代で、女役も男が演じています。

劇団四季の舞台でも、同様の設定で、女性役を男の俳優が演じています。

ヴァイオラと云う実在では無い女性が演劇への出演を果たす為に
男・ケントとしてオーディションに応募して団員として採用されるが、
ある日、ケントが女性に戻っている時にそれとは知らずに会った
シェイクスピアが、一目惚れで『恋に落ちた』と云う話です。

そのヴァイオラは、劇団四季の女優である山本紗衣さんに配役。

ヴァイオラは、その後のシェイクスピア作品【十二夜】のヒロイン
の名前となって後世に伝わります。

ストレートプレイですが、要所・要所に男声4人による劇中歌が入り、
一部では、アンサンブルも歌に加わり大合唱となります。

こちらは、本日の配役表
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公演終了後、【オフステージトーク】が、行われ
シェイクスピア役の上川一哉さんほか10人ほどが舞台に並び
裏話などを披露されました。


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劇団四季【恋に落ちたシェイクスピア】開幕(12/23)
2018年12月26日(水)

劇団四季のミュージカルでは無い『新作演劇』
【恋に落ちたシェイクスピア】
が開演したとのメールニュースが寄せられました。

以下、引用します!


画像は劇団四季公式サイトよりコピペ

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12月23日(日)、『恋におちたシェイクスピア』福岡公演が、キャナルシティ劇場にて開幕しました。
開幕レポートはこちら>https://www.shiki.jp/navi/news/renewinfo/031472.html

笑いあり、涙あり、見所たくさんの本作は、福岡では初上演!1月6日(日)までの2週間限定公演です。
ストレートプレイ(台詞劇)を初めてご覧になるお客様もお楽しみいただけます。
一年の締めくくりに、新年の観劇初めに、ぜひ劇場へお越しください。

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作品紹介・チケット予約>https://www.shiki.jp/applause/shakespeare/

<<明日観たいと思ったら>>
翌日または当日の公演に空席がある場合、下記方法にてご予約を承ります。
前日予約の方法はこちら>https://www.shiki.jp/tickets/guide/system/guide/before/
当日券情報>http://www.shiki.jp/door/
※年末年始(12月30日(日)~1月4日(金)公演)のご予約について>
https://www.shiki.jp/navi/info//031397.html

≪イベント情報≫
・プレステージトーク
【対象公演】12月26日(水)18:30公演 開演前
・オフステージトーク
【対象公演】12月28日(金)、1月4日(金)各13:30公演 終演後
各イベントの詳細はこちら>http://www.shiki.jp/navi/event/applause/shakespeare/

~劇団四季 福岡公演(キャナルシティ劇場)今後の公演~
■ディズニーミュージカル『ライオンキング』
<第1期公演分2019年3月24日(日)~8月31日(土)>
・発売日:「四季の会」会員先行予約1月19日(土)10時より
一般発売日1月26日(土)10時より
※チケット事前抽選販売のお知らせ>https://www.shiki.jp/navi/news/renewinfo/031448.html
・作品紹介>https://www.shiki.jp/applause/lionking/

(以下略)



【恋に落ちたシェイクスピア】公式サイトより

(一部引用)
名作「ロミオとジュリエット」の誕生に、若きシェイクスピアの許されぬ恋が大きく関わっていたとしたら――?
「もしも…」から生まれたラブストーリー『恋におちたシェイクスピア』は、
ディズニーとソニア・フリードマンが製作、2014年に英国・ウェストエンドで上演されました。
アカデミー賞7部門を受賞した同名映画をベースに、リー・ホールが脚本を手掛けたこの舞台は、
ロンドンで高い評価を受けました。
この舞台脚本に基づき、ロンドン版とは異なるオリジナル演出でお届けするのが、
四季の新作『恋におちたシェイクスピア』です。



最新ニュースサイトより

『恋におちたシェイクスピア』福岡公演が開幕しました

12月23日(日・祝)、新作ストレートプレイ『恋におちたシェイクスピア』福岡公演がキャナルシティ劇場にて開幕しました。

今年6月に東京で初演の幕を開け、京都・東京再演と上演を重ねてきた本作は、ついにここ福岡が最後。

名作『ロミオとジュリエット』の誕生に、若きウィリアム・シェイクスピア(ウィル)の許されぬ恋が大きく関わっていたとしたら......。

ウィルと資産家の娘・ヴァイオラの切ない恋の行方や、個性豊かな登場人物たちの掛け合いは、涙と笑いを誘い、初めて芝居(ストレートプレイ)をご覧になる方にも気軽にお楽しみいただける物語です。

初日公演はあいにくの空模様にも関わらず、劇場はお客様の笑顔と期待に満ちあふれ、迎えたカーテンコールでは、出演者たちへ惜しみない拍手が送られました。

『恋におちたシェイクスピア』福岡公演は1月6日(日)まで。

また、福岡公演では、ご観劇がより一層楽しくなるイベントも開催します!

年末年始は愛とユーモアあふれる人間ドラマを、ぜひ福岡・キャナルシティ劇場でご堪能ください。



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福岡市民劇場 12月例会 【毒薬と老嬢】半分寝てた (^^;;
2018年12月12日(水)


今日は、有休(半休)を取って、福岡市民劇場の12月例会
【毒薬と老嬢】 を観に来ました。

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劇団NLT の50周年記念公演とのこと。

しかし、イマイチで、半分寝ていました!





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