観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2016】 に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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【オール讀物】3月号で 直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」を読み始め!
2017年2月28日(火) 明日は早3月だ!

単行は高かったので、ちょっと手が出ず買わなかったのですが、
この度【オール讀物】(文藝春秋社刊)3月号(1000円)に掲載される
と聞いて、オール讀物を昨日(2/27)購入して
直木賞受賞作 「蜜蜂と遠雷」
を読み始めました。

170227_214832.jpg

冒頭からコンクール(オーディション)の場面で、引き込まれました!
まだ、数ページしか読んでいませんが、芥川賞の「しんせかい」の
つまらなさとは対極の興味深い話の展開でした!
筆致もテンポも中身も良く退屈しません!

170227_215000.jpg

作者の恩田陸さんが、音楽とピアノコンクールや文藝賞などの
裏面についても熟知されていることが良く解るストーリー展開です。

毎晩、睡眠薬代わりに読むことにします(笑)

それにしても、山下澄人氏の 【しんせかい】は本当につまらなかった!
折角、倉本聡さんの富良野塾を題材にしているのに、その効果は無し!
ようやく、2月24日に読み終わったのだが、退屈で冗長で稚拙で・・・
良く、こんなのが芥川賞を受賞したものだと、審査員の能力を疑う!
今回は、ずば抜けた作品が無くて無理やり受賞作を決めたらしいとの
経過が作品を掲載していた文藝春秋2月号にも書かれてはいたが・・・



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芥川賞受賞作 【しんせかい】を読了! 全くつまらない話だった!
2017年2月24日(金)

毎夜寝る前に読んでいて一向に進まなかった芥川賞受賞作
【しんせかい】 を文藝春秋2月号誌上で漸く読み終わった !

途中経過も書いたが、やっぱりサッパリ面白くもなく
展開も冗長単調で、文体も稚拙であった。

折角、富良野塾と言う『演劇専門学校』での生活を描いているのに
演劇の稽古や訓練・鍛錬シーンは、ほんの少しで、その周りの話を
同じような連続でグルグル回っているだけ !

何故、これが芥川賞なのかは極めて意味不明!

勿論、私の方が時代から遅れているのかも知れないが・・・

2月26日からは、NHK総合で、又吉直樹の『火花』が、初テレビドラマ化
されて放映されるらしいが、これもマスコミ受けしている程の
大した作品だとは思わなかった!





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国谷裕子さんの近著【キャスターという仕事】を読み終わりました!
2017年2月22日(水)

元、NHKークローズアップ現代のキャスターであった
国谷裕子さんの近著【キャスターという仕事】(岩波新書)
を先日読み終わりました。

この番組に真摯に取り組んだ国谷裕子さんの矜持が
良く伝わる 著作でした。

毎日新聞では、国谷裕子さんへのインタビュー記事を掲載。
この近著の要綱を概観する内容となっているように思えました!

‪Listening:<そこが聞きたい>
メディアの役割 キャスター・国谷裕子氏 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170216/org/00m/070/005000c‬

事実に向き合う報道を
 NHKの看板報道番組「クローズアップ現代」のキャスターを23年間務めた国谷裕子さん(60)は昨春、降板にあたり、「物事を伝えることが次第に難しくなってきた」とコメントした。その言葉には、テレビの課題がにじむ。メディアの役割と、今後自身が何を伝えていくのかを聞いた。【聞き手・望月麻紀、写真・森田剛史】

--番組は毎回、その日のテーマについての国谷さんのコメントで始まりました。この「前(まえ)説(せつ)」は自分で書いていたそうですね。

 最初に自分の言葉で語ることで、カメラを通して向き合った視聴者に伝わる熱が違うと感じていました。番組は、社会問題や科学など難しい課題について視聴者が考える上で大事な情報を、映像とゲストのトークで複眼的に伝えることを目指していました。一方で、あまり多くの視点を入れて伝えようとすると、わかりにくくなります。前説で、今日はどの視点で見ていくのかを明確にすることが、視聴者に対してフェアだと考えました。

--その前説が次第に長くなったと聞きます。

 番組が始まった1993年に55年体制が崩壊しました。何かが崩れていくとき、人々の間には議論の土台となる共通認識がありました。年月がたち、個人は多様化し、社会は複雑になりました。平均的な視聴者像を想定しにくい中、各自が「この人は私に語りかけてくれているのか」「自分は置き去りにされていないのか」という目で番組を見ます。

 伝える側としては、いろいろな立場があるという認識を示した上で、「今日はこの目線で伝える」ということをはっきりさせることが大事になりました。過去に番組で伝えたことで、今、新たにこういう問題が起きている、という経過も正直に伝えたいと考えていました。

--報道姿勢を丁寧に説明しても、批判を受けることはあったのでしょうか。

 インタビューでは、支持や感謝をされていても説明責任がある人には、あえてネガティブな側面から質問をしました。事実を浮かび上がらせるためですが、私個人の意見と受け止められ、反発を受けました。ただこれは番組開始当初からあった批判です。

--番組が終了し「伝えることが難しくなってきた」というコメントを出されました。では、その意味は?

 放送法=1=は、番組の編集について「政治的に公平であること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と定めています。

 私は長い間、放送の公平公正について、一つの番組ではなく、NHKの放送全体の中でバランスを取るものと理解してきました。NHKの場合、ニュースで政府の方針を毎日のように伝えていれば、番組では違う視点から伝えても、公平公正を逸脱しないという理解でした。ところが、同じ番組の中でバランスを求められるようになってきたのかな、と変化を感じるようになりました。

--誰がバランスを求めたのでしょうか。

 直接言われたことはありません。衛星放送でのキャスター時代を含めて30年近くNHKで生放送に携わりましたが、政治からの圧力を直接的に意識することはありませんでした。周りに守られていたところもあったと思います。

--変化はどこから感じたのでしょうか。

 議論があるテーマを番組で取り上げにくくなったという事実から、変化を感じていました。特定秘密保護法を取り上げることはなく、安全保障関連法も1回だけでした。制作現場が提案しても、26分の番組ではバランスを取ることは難しいとの理由で提案が通らなくなったと思います。安保政策の転換点で議論が必要な時に、そうした理由で十分に伝えることができなかったことは残念です。

--降板されてからこの間に、英国が欧州連合(EU)離脱を決め、トランプ米大統領が誕生しました。

 米国の大統領がツイッターで直接発信し、多くの人に影響を及ぼす大統領令に署名をして、反対するメディアに「フェイク(偽)ニュースだ」とレッテルを貼る。こんなことが実際に起きているのかと信じられません。真実や事実よりも感情的に寄り添うものを信じるという「ポスト・トゥルース」=2=の傾向が強まっています。人々は気づかないうちに感情に寄り添う情報ばかりを選び、分断を深めてしまう。

 感情の一体化が進むとメディアもそれに寄り添ってしまいがちです。より多くの視聴者を獲得しようと、共感しやすい情報を流す。それが多角的な報道を阻害し、同調圧力をメディア自身が高めてしまう。ただ、ポスト・トゥルースと言われて、黙っているメディアはないはずです。ある意味で今は、メディアのチャンスといえるかもしれません。

--国谷さんは何を伝えますか。

 人間の生存を維持してくれる地球の機能が破壊されるかもしれないという危機感が世界に広がっています。国連では、地球温暖化、格差、貧困、ジェンダー、食料などの問題を同時に解決していこうとする「持続可能な開発目標」(SDGs)が採択されましたが、日本ではあまり伝えられていません。クローズアップ現代で、個別の問題を一つずつ取り上げる中で、底流で深くつながっていることに気づかされました。課題に取り組む行政や政治がものの見方を変え、横断的に課題に取り組むよう、実践している企業や、国家予算にSDGsを取り入れている国などを、専門家の方々と連携しながらさまざまなメディアで伝えていきたい。

--テレビに復帰することは?

 メディアを問わず、自分が大事だと思っていることを伝える場が与えられ、役に立つことがあればやっていきたいと考えています。

聞いて一言
 国谷さんは、単純化して物事を伝えようとするテレビ報道に危うさを感じ、複雑な問題をいかに伝えるかに心を砕いてきた。近著「キャスターという仕事」(岩波新書)にも詳しい。今、横断的な課題解決に強い関心を持っているのは、こうした経験を踏まえてのことだろう。テレビも新聞も、多様化し分断された社会に向けて、複雑な問題をあきらめずに投げかけ続けなければならない。「質問を大切に。答えは平凡でも、質問で何が問題なのかを伝えることができる」。背中を押された。

 ■ことば

1 放送法
 放送番組の編集など放送局の運営全般を規律する法律。1950年に制定。第3条で番組編集の自由を保障し、第4条では番組編集の基準として、政治的公平、事実の報道、多角的論点の提示などの4項目を定める。準則は放送界の「倫理規範」とする解釈が通説だが、政府は「法規範」との見解を示し、放送への監視を強めている。

2 ポスト・トゥルース
 オックスフォード辞典によると「世論形成にあたり、『感情や個人的な信念』が優先され『事実』が二の次になる状況」。英語で「post」は「後」、「truth」は「真実」。英国のEU離脱を巡る国民投票や米大統領選で、事実に反する主張や誇張が横行し、政治文化や風潮を表す言葉としてよく使われるようになった。

 ■人物略歴

くにや・ひろこ
 1957年大阪府生まれ。米ブラウン大卒。81年NHKニュースの英語放送に携わり、フリー契約のまま、93年から「クローズアップ現代」を担当。2002年同番組スタッフと菊池寛賞受賞。



ニュースサイトで読む:
http://mainichi.jp/articles/20170216/org/00m/070/005000c#csidx6d8af58f55d4879b5cfd3bb2ce3d674
Copyright 毎日新聞




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「芥川賞」の山下澄人氏 『しんせかい』 読み進まない! 全然面白くない!
2017年2月18日(土)

 文芸春秋2月号掲載の「芥川賞」作品 『しんせかい』 を読んでいるが
テンポも悪く、表現もうまくなくて全然面白くない! 
 なので、中々読み進まない! まだ始めの方をうろうろ。

 富良野塾で倉本聡さんに鍛えられた山下澄人氏の作品。

 演劇の稽古の話かと思ったが、今まで読んだ範囲では、殆どアクティブな
演劇の話は出て来ない!

 何で、こんな作品が芥川賞なんだろうと思う! 
 もっとも、【火花】も又吉直樹が書いているから売れているのだろうが
面白くもなんともなかったが・・・

 芥川賞は期限切れ時代遅れなんだろうか?

 尤も、逆に言うと読む方の感性の問題かも知れないが・・・

 西日本新聞のインタビューによれば、この作品は富良野塾での
山下澄人氏の活動記録では無く、全くの『デッチアゲ』とのこと。
 当時のことは、殆ど覚えていないと云う。

表題の 【しんせかい】 も意味不明だ!

     *************

芥川龍之介賞 最新情報
 日本文学振興会 - 2017年1月19日(木)
 

 

第156回芥川賞は山下澄人さんに決定!(平成28年下半期)

第156回芥川龍之介賞の選考委員会が平成29年1月19日(木)午後5時より築地・新喜楽で開催され、下記候補作品の中から山下澄人さんの「しんせかい」が授賞作に決まりました。

山下澄人受賞
1966年1月25日兵庫県神戸市生まれ。神戸市立神戸商業高等学校卒業。富良野塾二期生。96年より劇団FICTIONを主宰。
〈作品〉『緑のさる』2012年平凡社刊=第34回野間文芸新人賞受賞。「ギッちょん」12年文學界6月号=第147回芥川賞候補、単行本は13年文藝春秋刊。「砂漠ダンス」13年文藝夏号=第149回芥川賞候補、単行本は13年河出書房新社刊。「コルバトントリ」13年文學界10月号=第150回芥川賞候補、単行本は14年文藝春秋刊。『ルンタ』14年講談社刊。「鳥の会議」15年文藝春号=第29回三島賞候補、単行本は15年河出書房新社刊。『壁抜けの谷』16年中央公論新社刊、他。




第156回「芥川賞」に山下澄人氏『しんせかい』
「直木賞」に恩田陸氏『蜜蜂と遠雷』

 ORICON NEWS - 2017年1月19日 19:18 124
 

 日本文学振興会は19日、『第156回芥川賞・直木賞(平成28年度下半期)』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞に山下澄人氏の『しんせかい』(新潮7月号)、直木三十五賞に恩田陸氏の『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)を選出した。

 山下氏は1966年1月、兵庫県神戸市生まれ。神戸市立神戸商業高校を卒業。富良野塾二期生。96年より、劇団FICTIONを主宰している。『緑のさる』(平凡社)で「第34回野間文芸新人賞」を受賞。『ギッちょん』(12年文學界6月号)、『砂漠のダンス』(13年文藝夏号)、『コルバトントリ』(13年文學界)が芥川賞の候補作となり、『しんせかい」が4度目の候補作だった。  



私小説?それとも…山下澄人、新作『しんせかい』を語る
  新刊.JP - 2016年11月26日 14時配信


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グラフ誌 週刊 「日本の城」 第1号 【熊本城】 (税込:299円)を買った!
2017年1月31日(火)

 年明けからTV-CMを盛んに打っていた、DeAGOSTINI 社の
グラフ誌 週刊 「日本の城」  第1号 【熊本城】 
税込:299円 を ゆめタウン博多の 『紀伊國屋書店』 で買った!

170131_075954.jpg


 先週も探したが、見付けられず、KINO-NAVI でもHITせず。

 今週は見付けたし、この手のグラフ誌を纏めて置いてある展示スペースも
解ったので、今後はスムーズに買えそう。 まぁ、この号だけで終わりと思うが。

 この種の本は、シリーズ第1号のみ300円程度と廉価であるが、第2号からは高い!

 なお、第1号 【熊本城】 には、1冊あたり100円の『熊本城修復』
支援金が価格に含まれていると云う。 
 中の説明文によると、第1号以降も一定額づつ基金に積み立てるとのこと。

170131_085834.jpg
   (ちょっと画像が大きすぎて恐縮です)

 2016年4月14日・16日に発生した 『九州中部大地震』 による被災写真も
被災前のパノラマCGと伴に掲載され、どの部分がどの程度崩落したか
わかり易く解説されている。

     ******************

 なお、当ブログによる熊本城被災状況紹介は以下をクリック

地震で重文倒壊相次ぐ 熊本城、「築浅」にも迫る危機  (日経新聞)
 観劇レビュー&旅行記 - 2016年4月26日(火)


熊本城復興に10年以上・200億円超の見通し
 観劇レビュー&旅行記 - 2016年5月25日(水)


熊本城 被災状況を この眼で見る!
 観劇レビュー&旅行記 - 2016年6月12日(日)



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 今日は、スポーツクラブ 【ESTA】 の月末休業日で運動は無し !

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【民主主義って何だ?】 & 【実存主義って何だ?】
2015年11月4日(水)

 今日やっと 【民主主義って何だ?】 を買いました!







 同時に、NHK-ETV 『100分 de 名著』  サルトル【実存主義って何だ?】 じゃなく
【実存主義とは何か?】 (L'Existentialisme est un Humanisme) も購入!

top_jitsuzon_book_on.jpg

 早速、今夜10時からETVの番組を見ました!

100min_de_Jituzonsyugi.jpg

NHK-ETV 『100分 de 名著』  サルトル【実存主義とは何か】 公式サイト

             6223056.jpg


 【民主主義って何だ?】 は、今から読みたいと思います。


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太宰治:「芥川賞」泣訴の書簡見つかる 佐藤春夫宛て巻紙4m(毎日)
2015年9月8日(火)

 今日は、特に身近なニュースが無いので、昨日大きな話題となった太宰治の

『芥川賞を俺にくれ~-- !』 の巻紙4メートル超の佐藤春夫当てた手紙の件。

Mainichi-20150907_001.jpg
   佐藤春夫に宛てた太宰治の手紙。「伏して懇願申しあげます」
   と悲痛な願いがつづられている = 竹内幹撮影
   毎日新聞 - 2015年09月07日

 この毎日新聞によると・・・ 

 毛筆で<第二回の芥川賞は、私に下さいまするやう、伏して懇願申しあげます><佐藤さん、私を忘れないで下さい。私を見殺しにしないで下さい>などと書かれ、芥川賞を切望しながら受賞できなかった太宰が、佐藤に泣訴する様子が生々しく読み取れる。

      とのこと。

 ちょうど、この9月から NHK-ETVの『100分 de 名著』 が 【太宰治・斜陽】 を
取り上げていて、テキストも購入し、先日の第1回目を録画で見た処。

       100punDazai.jpg

 この最終回には、芥川賞を受賞した太宰治オタクの又吉直樹さんもゲストで出る!

 既に収録が終わっていたら、この手紙の話題は出ないかも知れないが、まだだったら
この手紙をネタに大きく話題が広がるかも知れない。 

『100分 de 名著』 NHK - Eテレ(教育)
第4回 「太宰治」の中にはすべてが入っている 
【放送時間】
 2015年9月23日(水)午後10:00~10:25/Eテレ(教育)
【再放送】
 2015年9月30日(水)午前6:00~6:25/Eテレ(教育)
 2015年9月30日(水)午後0:00~0:25/Eテレ(教育)
【ゲスト講師】
 高橋源一郎 … 作家、明治学院大学教授。
  代表作「さようなら、ギャングたち」「優雅で感傷的な日本野球」など。
【朗読】
 伊勢佳世 … 俳優。映画「プライド」、ドラマ「チームバチスタ3」等に出演。
【ナレーション】
 加藤有生子
【スペシャルゲスト】
 又吉直樹(お笑いタレント) … 小説「火花」で第153回芥川賞受賞。



【関連記事】

太宰治:「芥川賞」泣訴の書簡見つかる 佐藤春夫宛て
 巻紙4メートル 「私を見殺しにしないで」

 毎日新聞 - 2015年9月7日(月) 


太宰治:自信と焦燥、必死の太宰
 芥川賞切望の手紙 安藤宏・東京大教授の話

 毎日新聞 - 2015年9月7日(月) 


太宰治:佐藤春夫への初の手紙「バンザイ口から出さうで」
 毎日新聞 - 2015年9月7日(月) 14時02分 


太宰治:芥川賞切望の手紙 自信と焦燥、必死の太宰
 佳い作家に成れます/いのちをおまかせ申しあげます

 毎日新聞 - 2015年9月7日(月) 


ことば:芥川賞事件
 毎日新聞 - 2015年9月7日(月) 
 

 ◇芥川賞事件

 第1回の芥川賞に落選した太宰治は、選考委員の川端康成の選評に対して「刺す。そうも思った」と思い詰めた心情で反論し、その後も佐藤春夫との芥川賞を巡るやりとりを一方的に暴露するなどした。
 太宰は、佐藤から芥川賞を「おまえほしいか」と問われたとの一文を書いたが、佐藤は実名小説を通じて太宰のこの行いを「妄想」だと断じた。
 太宰の芥川賞への執着が文壇を巻き込んで引き起こした事態は、のちに「芥川賞事件」と呼ばれるようになった。




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文藝春秋9月『特装版』付録 【芥川龍之介・追悼号】
2015年8月13日(木)

 昨日は、又吉直樹さんの【火花】を読んだことを書いたが、

今日は、きのうも触れた付録について。 (別装:200ページ超)




 およそ90年前の昭和2年(1926年)に刊行された 

 『文藝春秋・芥川龍之介・追悼号』

 当時の装丁(デザイン)をそのまま復刻しています。




 『ぼんやりした不安』

 で有名な芥川龍之介の自殺を決意するに至る 『遺書』 が掲載されていた。

 宮本顕治氏が、これを元に評論 【敗北の文学】 を書いたことも又 有名な話しである。 



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又吉直樹さんの 【火花】 を文藝春秋9月号(特装版)で読む!
2015年8月12日(水)

 又吉直樹さんの 【火花】 が芥川賞を受賞して、200万部を超える人気とか。

 文藝春秋9月号に、【火花】 と

 もう一つの受賞作・羽田圭介作 【スクラップ・アンド・ビルド】 

 が掲載されると知ったので、発売日の翌日に会社からの帰り道沿いの書店に

寄ってみると、まだ売り切れていなかった。

 で、早速買ってみたのがこちら。 (既に9月号も増し刷りして100万部超と云う)



        又吉直樹さんの 【火花】 が掲載された文藝春秋9月号(特装版)

 『特装版』 には、昭和2年に芥川龍之介死去(自殺)を受けて発行された

特別号が付録として付いていて1200円。 付録無しは980円。

 この付録は、200ページ超あって別装丁で、220円以上の値打ちがありそう。



         最初のページ



         こういう段組で84ページもあるので、結構大部


 上の写真のような活字の小ささと見開き4段組みで84ページ(P316 - 400)も

あるので、結構大変そう。

 今日から、私の働いている会社は盆休みなので、行き付けのスポーツクラブの

ラウンジで読んでいたが、読書速度の遅い私には、かれこれ5時間も掛かった!

とはいえ、どうにか読了! なかなか良い作品でした!


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『日刊スポーツ』 では 又吉直樹さんの 「芥川賞受賞」 が大きな記事に
2015年7月18日(土)

 今日は、映画も見にゆかず、行き付けのスポーツクラブで、ピラティスとヨガ等

柔軟系の運動で時間を過ごしました。

 そのラウンジにある 『日刊スポーツ』(7/17付け) では、
又吉直樹さんの芥川賞受賞が、芸人として初受賞と云うことで
1面Top記事を始め、3面を大きく使った特集記事に!




 文才のある人が芸人になったと云う話であり、「芸人が受賞した」
と云う言い方は、多少芸人を馬鹿にしたニュアンスがして賛成できない!  




 又吉直樹さんは、NHK-ETV では 経済バラエティ 「オイコノミア」 に出演し
才能あるところを見せている!
 



 


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村上春樹さんへのインタビュー記事  共同通信が配信
2015年5月1日(金)

 共同通信が、村上春樹さんへのインタビュー記事を先日に引続き
今日(5/1)も各新聞社に配信。

 村上氏の小説に使われる 『言葉』 のあり方と神話の関係について
語っています。 

 私は、西日本新聞で読みましたがWebでは毎日新聞が掲載。
 興味深いので引用します。

 もし毎日新聞が、朝日新聞のようにイチャモンを付けてきたら、削除します。

村上春樹さん:村上文学を語る 物語、神話につながる
 毎日新聞 (共同) - 2015年05月01日
 

  作家・村上春樹さんに東京都内で会い、村上文学についてインタビューした。作品を通底する物語と神話の力やデビュー作「風の歌を聴け」での新文体創造について。最近作の短編集「女のいない男たち」や長編「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」について。さらに新しい長編に向けてまで。村上さんが率直縦横に語った。

 「村上さんは神話を書いているんですか?」。村上さんが読者の質問に答えるネットサイト「村上さんのところ」にそんな質問がある。

 それに対して村上さんは、世界中の神話には共通する部分が多く、言語や文化、時間の違いを超えて、意識の底の方でみんなつながっているという考えを紹介している。

 インタビューし、「神話の力」について聞いてみた。

 ◇無意識的なもの

 「自然な物語を書こうとするとき、最初からプランを作ってはいけないのです。森の中の獣を見るように、じっと目を凝らして、その獣の動きに従って自分の動きを作っていく。そうすると、どうしても無意識的なものにならざるを得ないのです」

 その自然の獣の動きをじっと見るような物語の動きは、神話の動きとよく似ているという。

 「神話は人間の集合的な潜在意識を形にしたもの。物語は僕が書く、僕の潜在意識。ところが僕の潜在意識をずっと底の方までたどっていくと、集合的な潜在意識と重なってきます。神話と個人の物語は同じではないけれど、その動きは重なる部分が多いんです」

 「村上さんのところ」では、米国の神話学者、ジョーゼフ・キャンベルの「生きるよすがとしての神話」「神話の力」を挙げている。「『生きるよすがとしての神話』は名著です。キャンベルにはすごく教えられるところが大きかった。世界の神話に通底したものがあるのです」と言う。

 ◇立体的で深い

 「1Q84」の刊行時に出た雑誌「考える人」の村上さんへのロングインタビューでも、そのキャンベルの本を挙げており、「神話の再創成」について語っている。

 今、混乱する世界が新しい秩序を生み出すには世界に共通な基盤を見つけなくてはならない。神話はその基盤となり得るということなのだろう。

 「村上さんのところ」には、柴田元幸さん責任編集の雑誌「MONKEY」で、村上さんが連載している「職業としての小説家」について答えるメールもある。同雑誌の2月発売号に「小説家になった頃」という作家デビュー前後のことに触れた文が掲載されている。

 それには第1作「風の歌を聴け」を書いた際、一度、日本語で書いたものが自分で「読んでいて面白くない」ので、その小説の出だしを試しに英語で書いたという有名なエピソードのことが詳しく述べられている。

 その文体実験について「外国語で書くと、シンプルな構文を使い、シンプルな言葉でなるべく短い文章で分かりやすく書かなくてはいけない。でもそれを重ねていくことによって立体的で深いものが書けることを発見した」と村上さんは言う。

 ◇フォークロア的

 さらに似たような作業で自分の文体を作って書いた作家を村上さんは1人挙げている。「悪童日記」で知られるハンガリー出身の作家、アゴタ・クリストフだ。彼女はハンガリーを出てスイスに移住。ハンガリー語で書いても読まれず、フランス語を学んで書いた。

 「短文で、シンプルな言葉で、どんどん修飾語を捨てて書いて行くと、フォークロア的な世界になっていく。一種の神話的な世界になっていくんです。それがアゴタ・クリストフの謎めいた雰囲気にもつながっている」

 そして村上さんの場合は外国語を媒介にして、新しい日本語の文体を発見したということだ。

 「僕がやりたかったことは、文芸システム言語みたいなものを一回全部洗い流し、もう一回、日本語の言葉を立ち上げて、新しい文学の言葉みたいなものを作っていくことでした」と村上さんは語った。

 ◇怒り、悲しみ 見て再生

 昨年刊行された短編集「女のいない男たち」の「イエスタデイ」「シェエラザード」が米誌「ニューヨーカー」に翻訳掲載され、今年2月発売の号には「木野」も掲載された。

 「木野」は同短編集まえがきに「推敲(すいこう)に思いのほか時間がかかった」「これは僕にとっては仕上げるのがとてもむずかしい小説だった」とある作品。

 「木野」は主人公の名前。木野がたまたま出張から1日早く戻ると、妻が自分の同僚と関係している姿に遭遇。彼はそのまま家を出て戻らず、会社も辞めてしまう。

 そして、東京・青山で喫茶店を経営していた伯母が店から手を引くので、彼が店を引き継ぎ、バー「木野」を開くのだ。その店で、無口な木野は静かに暮らしている。

 ◇ふたが開いて

 「彼は奥さんが浮気をしても傷つかないわけです。本当は傷ついているが、自分がどれだけ傷ついているかということをうまくつかめない人。無感覚のままその後の人生を送っている人物です」

 深く傷つき、妻に怒りを持っていることを木野は見ないまま、ふたをしてしまっている。「でもそのふたが開いてくるんです。だんだんと。それがこの話の怖いところ」と村上さんは言う。

 自分がふたをしめて見なくしていたものと直面することで、人と人との関わりというものが、また大事なものとして復活してくるという物語。

 「その孤独。断絶感。そして一種の恐怖を経て、再生してくるんです。この再生してくることが一番大事です。再生がなければ、小説として意味がないと思うのです」

 この作品には印象的な言葉がいくつか記されている。その一つは「正しからざることをしないでいるだけでは足りないことも、この世界にはあるのです」という言葉。

 「傷つきを見せない、見ない木野の生き方は一見、クールで格好いいわけです。でもそれだけでは人は生きていけないのだ」と村上さんは言う。

 ◇ネガティブも

 つまり「何かを新しくつかみ取ろうとすれば、プラスの分だけ、必ずネガティブなものが生じるんです。プラスのものを確保しようと思えば、ネガティブなものも代償行為として引き受けなくてはいけない。そうしないと、人は生きている意味がないと思う」と言う。

 「木野」の店のまわりに、1週間に3匹もの蛇が出現するようになる。木野は伯母にそれを電話で告げるが、伯母はその店舗兼住宅に長く住んでいたが「蛇を見た覚えってないわね」と言う。

 そして伯母は、こんなことを木野に話すのだ。

 「古代神話の中では、蛇はよく人を導く役を果たしている。それは世界中どこの神話でも不思議に共通していることなの。ただそれが良い方向なのか、悪い方向なのか、実際に導かれてみるまではわからない。というか多くの場合、それは善きものであると同時に、悪(あ)しきものでもあるわけ」

 この伯母の言葉に対して、木野も「両義的」と応える。この2人のやりとりも実に印象的だ。

 ◇蛇が人を導く

 「木野は奥さんに対して、怒りを持たなくてはいけない。本当に怒りをもって、本当に悲しむこと。それを通して木野はもう一度、再生してくる」と村上さんは言う。

 「ネガティブなものに対抗するためには、ポジティブなものを自分で打ち立てなくてはいけない。そのためにはネガティブなものをはっきり見なくてはいけない」

 蛇の出現は、そのネガティブなものを「ちゃんと見ろ」と蛇が木野に促しているようだ。ここにも村上作品の神話的なつながりがある。

 ◇基本に問題重ねたい

 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が昨年、米国で翻訳刊行され、米紙ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストのハードカバー・フィクション部門で一時、第1位になった。日本でも一昨年刊行され、文芸書として最速で100万部を達成した。

 ◇フィンランド

 その長編の終盤近く、主人公の多崎つくるが、かつての高校時代の親友のクロ(黒埜恵理)を訪ねて、フィンランドまで行く場面がある。

 このフィンランド行き、村上さんの中では「冥界へ行く感じだ」という。「だから行く場所はフィンランドでなくてはいけない。アメリカでは異界という感じがしてこない。フィンランドもさらに北のほうに行くという感じが大事なんです」

 同作品は名古屋の高校の女2人男3人の仲よし5人組の物語。主人公つくるだけが東京の大学に進むが、大学2年生の夏休み、彼は他の4人から理由も分からないまま絶交されてしまう。つくるは深い傷を心に受けるが、絶交の理由を探ろうとはしなかった。

 だが36歳になったつくるは自分の人生をちゃんと生きるために、その絶交の真相を知ろうと、かつての親友たちを巡礼のように訪ね歩くのだ。

 もう1人の女性であるシロ(白根柚木)は既に死亡。男のアカ(赤松慶)とアオ(青海悦夫)は名古屋で生きていた。

 フィンランドで16年ぶりに再会したクロとつくるがハグをする感動的な場面がある。あのクロは死者とは思えなかった。

 ◇森の中の女性

 「もちろんクロは生きているのですが、でもイメージとしては死んだ人、あちらの世界に行ってしまった人なんですね。シロは死者。クロもある意味では死者のほうに退いているわけです」

 つまり男3人だけが生きているという世界。「ねえ、あなたはときどきあの二人に会った方がいいと思うの。あるいは三人で一緒に」とアカやアオと会うことをクロがつくるに勧める場面がある。

 「生きている人たちは生きている人同士で、きちんとお互いに結びついていなくてはいけないということなんですよ」

 確かに、男3人が一緒に会うとしても「私はそこに居合わせられないと思うけど」というクロの言葉も記されている。

 フィンランドは森の国。クロも森の中にいる。そういえば「ノルウェイの森」にも森の中で死んでしまう直子と同室で暮らすレイコさんという女性がいた。レイコさんも死者の側に属しているような人だった。シロとクロ、直子とレイコさんが重なって迫ってくる。

 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」も「ノルウェイの森」のように、主人公が冥界の森にいる女性を訪ねて成長し、現実社会に帰ってくる物語なのだろう。村上さんの話を聞くうちに、多崎つくるの物語を再読したくなってきた。

 ◇世代的責任

 どの村上作品を読んでも、人間には世界をもう一度作り直せる力があることが伝わってくる。「そういう、人の心にとってあくまでベーシックな小説を書いていきたい」と村上さんは言った後、さらにこう加えた。

 「でもベーシックなものだけでは、なかなか伝わらないこともあるんです。原発やテロリズムの問題にしても、東アジアの問題にしても、ベーシックなものの上に、そういう問題を重ねていきたい、いかなくてはいけないという思いがあります。世代的な責任としても。あくまで気持ちとして、姿勢としてということですが」

 そこで次の長い物語について聞くと「そろそろ長編に取りかかろうかなという気持ちはあるという感じですね」との答えが返ってきた。【共同通信編集委員 小山鉄郎】 



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小林多喜二の最期伝える書簡公開 北海道・小樽文学館 (西日本新聞)
2015年2月18日(水)

 「蟹工船」などで知られるプロレタリア文学作家・小林多喜二(1933年没)が
特高警察の拷問を受けて死にひんした様子を伝える書簡が発見された、
とのことですので、記事を引用させて頂きます。

小林多喜二の最期伝える書簡公開 北海道・小樽文学館
 西日本新聞 - 2015年02月18日 10時23分

Kahokusinpou-20150219_Takiji-001.jpg
 

 「蟹工船」などで知られる秋田県出身のプロレタリア文学作家小林多喜二(1933年没)が特高警察の拷問を受けて死にひんした様子を伝える書簡が発見され、北海道小樽市の市立小樽文学館で18日、公開が始まった。期間は決まっていない。
 文学館によると、書簡は東京の築地警察署に収容されていた生物学者の石井友幸(72年没)が、小説家江口渙(75年没)に62~67年に送った原稿用紙5枚とはがき1枚。栃木県那須烏山市にある江口の旧宅で遺品整理中の研究者らが発見し、昨年12月~ことし1月、文学館に寄贈したという。 



【小樽文学館】 へのリンク

【小樽文学舎】 へのリンク

小林多喜二:最期、隣室収監の学者が書簡に記す 拷問受け、一言も口利けず
 毎日新聞 - 2015年02月17日 東京朝刊
 

  プロレタリア作家、小林多喜二が1933年に築地署(東京都)で獄死する前後の様子を、同時期に収監されていた生物学者、石井友幸(1903〜72年)が記した書簡が見つかった。拷問で口を利くことができなくなっていたことや、死亡後に人工呼吸が施されたとみられると書かれている。多喜二について研究している北海道小樽市の小樽文学館は「極めて貴重」としている。

 書簡は、石井が多喜二と交流のあった小説家、江口渙(かん)にあてた計3通で、400字詰めの原稿用紙計5枚とはがき1枚。1962〜67年に、やり取りがあったとされる。

 文学館によると、多喜二の死の前後については、遺言をしていたり監房で死亡していたりといった諸説がある。石井は書簡の中で、多喜二は「ひとことも口をきかなかつたように思います」と記し、監房とは別室で死亡したか「あるいは保護室にいれられるまえに息をひきとつていて、彼ら(警察医)は申しわけ的に人工呼吸などしたかも知れません」と証言している。

 石井は思想犯として、多喜二の隣の監房に収監されていた。書簡には詳しい見取り図が添えられ、多喜二が第2房から石井が入っていた第1房の向かいの保護室に移されたと記されている。文学館の亀井志乃学芸員は「他の証言ではあやふやだった位置関係が詳細にわかる」と話している。

 書簡は、栃木県にある江口の旧宅を調査した郷土の歴史研究会が発見。昨秋、文学館に連絡があり、確認作業を進めていた。18日から文学館で公開される。多喜二は1903年に秋田県で生まれ、4歳で小樽市に移住。銀行に就職後、「蟹工船」「不在地主」などを発表。特高警察の拷問を受けて死亡した。
【遠藤修平】 


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        多喜二が獄死する前後の様子を記した書簡。
        左上の図は監房の見取り図=北海道小樽市で




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作家の宮尾登美子さん 御逝去 謹んでご冥福をお祈りします
2015年1月7日(水)

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    作家の宮尾登美子さん死去=「一絃の琴」「藏」、88歳
     (時事通信) - 2015年1月7日(水)18:21


作家の宮尾登美子さんが死去 「鬼龍院花子の生涯」「櫂」「天璋院篤姫」など
 (産経新聞) - 2015年1月7日(水)16:17
 

「鬼龍院花子の生涯」や「天璋院篤姫」などの小説で知られる作家で、文化功労者の宮尾登美子(みやお・とみこ)さんが昨年12月30日、老衰のため死去していたことが7日、分かった。88歳だった。

 高知市生まれ。昭和20年に満州(現中国東北部)に渡り、21年に帰国。満州の収容所生活の極限状態を書き残そうと、作家を志した。37年に「連」で婦人公論女流新人賞を受賞したが、作家として花が開かず、長い下積み時代を過ごした。

 48年に生家の家業である芸者紹介業や両親を題材にした「櫂(かい)」で太宰治賞を受賞、本格的にデビューする。54年に「一絃の琴」で直木賞を受賞した。以来、女性画家の上村松園がモデルの「序の舞」(吉川英治文学賞)、ベストセラーとなった「蔵」など、時代や因習に翻弄されながらも、芯の通ったりりしい女性を描き、多くの読者を魅了した。

 また、「寒椿」「鬼龍院花子の生涯」など数多くの作品が舞台化、映像化された。「宮尾本 平家物語」と「天璋院篤姫」はNHK大河ドラマになり、人気を博した。20年に菊池寛賞を受賞。

 平成元年に紫綬褒章、21年に文化功労者。

 ■映画監督・降旗康男さんの話「気さくで撮影現場がお好きな方でした。『藏』の撮影中、音楽を担当したさだまさしさんを紹介したら、とても喜んでいたのが印象に残っている。生きのいい女性を主人公にした小説を楽しみにしていたのでとても残念です」

 ■ ドラマ「蔵」などに出演した女優、松たか子さんの話「テレビドラマ、舞台で宮尾先生の描き出した人物達に出会えたことは、素晴らしい体験でした。心より、ご冥福をお祈り申し上げます」 



<宮尾登美子さん死去>濃密な文章、情感豊かに
 (毎日新聞) - 2015年1月7日(水)19:19
 

 女性たちの生きる姿を追い続けた作家、宮尾登美子さんが88歳で亡くなった。2008年、ベッドから落ちて背骨を痛めてから、徐々に執筆から遠ざかり、13年7月、文芸誌に発表した「柝(き)の音の消えるまで 追悼市川団十郎丈」が最後の原稿となった。同年夏から体調を崩して療養を続けていたが、次女環さんによると、先月30日夜、静かに息を引き取ったという。

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 【評伝】

 生家の「芸妓娼妓(げいぎしょうぎ)紹介業」が、宮尾さんの大きな十字架だった。高等女学校の入試で県立に落ちたのは、家業のせいとうわさされた。早く家を出たかったため私立の女学校卒業後、高知市を離れ山間部の代用教員になり、17歳という若さで結婚。

 しかし、作家への道をこじ開けてくれたのもまた、忌み嫌った家業だった。

 婦人公論女流新人賞でデビューして約10年、ことごとくボツの憂き目にあっていた。「小説は面白く書けばいいと思っていたが、自分自身と血を吐く思いで向き合って書かないといけなかった」。そうして生まれたのが、生家をモデルにした「櫂(かい)」だった。それからはベストセラーを連発。読者はドラマチックな宮尾文学に魅了されていった。

 アイデアは10年でも、20年でも長い時間温める。いよいよ向き合っても、例えば「一絃(いちげん)の琴」なら琴を取り寄せることから始まる。1日の執筆量は原稿用紙数枚。それ以上書くと、「内容が薄くなる」。共に上京してくれた元高知新聞記者の夫との生活も大事にした。こうして紡いだ小説からは情感がにおい立ち、文章の密度は濃い。執筆に9年かかった「櫂」は、“手織りの木綿のような文章”と評された。

 次に出したい小説の種があった。それは「櫂」「朱夏」「春燈」「仁淀川」と書き継いできた自伝的小説の続きだった。「私のことだから書くとなっても10年くらいかかる。どうなりますことやら」。そう言って笑ったのは08年のこと。宮尾さんには時間が足りなかった。【内藤麻里子】

 作家、林真理子さんの話 先生の大ファンなのでとてもショックです。日本古来の女性が好んだ物語文化の継承者だったと思います。親との絆、男と女、家と女の確執など、女性読者のDNAを刺激するものをたおやかで流麗な筆さばきで描き出し、何ともいえない味わいがあった。女性誌で宮尾先生の評伝の連載を今年始めるため、昨春、あいさつに行きました。「林さんになら何でも話すわ」と言って、近いうちにまた会うことになっていたのに。

 映画「櫂」などに主演した女優の十朱幸代さんの話 だいぶ以前のことになりますが、映画と舞台でも宮尾先生の作品に巡り合い、演じられたことは、今女優として生きていくうえで、とても大きな力になっております。大変残念です。ゆっくりお休みください。

 ◆宮尾登美子さんの主な作品

◎○「櫂」1973年

◎○「陽暉楼」76年

◎ 「寒椿」77年

◎ 「岩伍覚え書」77年

 ○「一絃の琴」78年

◎○「鬼龍院花子の生涯」80年

◎○「序の舞」82年

 ○「天璋院篤姫」84年

 ○「春燈」88年

 ○「松風の家」89年

◎○「藏」93年

 ○「天涯の花」98年

 ○「宮尾本 平家物語」2001~04年

 ○「義経」04年

※◎は映画、○はドラマの原作 


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【隊務スリップ】 は コメディ・タッチで 軍国化 を 批判
2014年5月27日(火)

 昨日の 【そばもん】 に引続き、今日も 【ビッグコミック】 の話題で恐縮ですが
きょうは、コメディ・タッチの『劇画』  【隊務スリップ】  について。

 私は、この連載が始まった当初、傭兵と言うか『私兵』が軍事訓練に参加すると言う設定
(Situation)から、「安倍総理の軍国主義推進に符牒を合わせた、国策迎合のイカガワシイ
漫画が始まった! いよいよ世も末か?!」 と冷めた目で見ていましたが、

 連載を数回読む内に、これは 『軍国主義吹聴』 どころか、「究極のパロディ」であることに
気付きました。 しかし、まだ数回しか読んでいなかったので、その印象に確信は持てません
でしたが、今日の西日本新聞記事で、その印象が間違いではなかったことを確信しました。



   (画像をクリック ⇒ 全画面表示で読める程度に拡大すると思います!)



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テーマ:美味しんぼ - ジャンル:アニメ・コミック

ビッグコミック 掲載の 【そばもん】 第134話 が 『コミスン』で全文公開されています
2014年5月26日(月)

 【美味しんぼ】 問題で、当ブログでも言及 したことがある、

ビッグコミック 掲載の 【そばもん】   の内、

私も最近雑誌版で呼んだ 第134話 が、インターネット上のサイト コミスン
 “COMIC SOON” で公開されています。

 【美味しんぼ】 とは、違った切り口ではありますが、福島原発による放射能汚染について
問題提起しています。

 気が向いた方は、御覧ください。

    【そばもん】 第134話

 震災以来、「食の安全」がいっそう叫ばれるなか、福島産の食べ物をめぐる議論はつきません。そして今、ビッグコミック連載作品『そばもん』で描かれている、会津編が話題になっています。

しかし、マンガを愛するみなさんには、一部分だけではなく、すべて読んだうえで語ってほしい......そう考えたコミスンでは、『そばもん』第134話を全文公開します。

このたび公開するのは、震災で被害を受けた会津の名店が辿ってきた険しい道筋を描いた「そば屋の3.11」編に続く、会津シリーズの5話目となります。
丁寧な取材をもとに人々の想いをすくいとる、山本おさむ氏の筆致。ご覧ください。 



20140524_sobamon1.png



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テーマ:美味しんぼ - ジャンル:アニメ・コミック

ビッグコミック・スピリッツ に掲載された 【美味しんぼ】 に対する 津田 敏秀 さんの 御意見
2014年5月21日(水)

今日も、特に話題が無いので、19日に購入した
ビッグコミック・スピリッツ に掲載された御意見から…





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テーマ:美味しんぼ - ジャンル:アニメ・コミック

ビッグコミック・スピリッツ に掲載された 【美味しんぼ】 に対する 青木 理 さんの 御意見
2014年5月20日(火)

今日は、特に話題が無いので、19日に購入した
ビッグコミック・スピリッツ に掲載された御意見から…





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【ビッグコミック・スピリッツ】 は 店頭には無かったが カウンターの後ろにあった!
2014年5月14日(水)

 【ビッグコミック・スピリッツ】 は、図書館で言えば、事実上の 『閉架処置』 となっていました。
その理由は、もちろん 今話題の 【美味しんぼ】 の問題(issue)です!

 事実上の 『閉架処置』 とは何かというと、上部出版業界団体から、
「【ビッグコミック・スピリッツ】 は、お客様が自由に手に取れる店内の棚には置かず、
問い合わせのあった客だけに個別販売するようにせよ」
 との通達が為されたとのこと。

 問い合せた、私は買うことができました。




 『閉架処置』 と 云えば、放射線被害と原爆による被爆を扱った 【はだしのゲン】 も
つい先だって、話題になったばかりです。

 どちらも、「原子力爆弾」 「原子力発電」 による 「放射能被害」 を扱っていると云う
曰く言い難い共通点もあります。

 しかし、こういう事態を隠蔽しようとする勢力が、『言論弾圧』 をすればするほど、
それまで、そういう作品を知らなかったり、無頓着だった人々の関心を呼び、
却って、問題点が浮き彫りになるのは、映画【YASUKUNI ! 】で、既に経験済み
のものであったのに、同じ轍を踏むとは、お馬鹿な人たちです! 

 特に、今回の 【美味しんぼ】 は、知る人ぞ知る漫画であって、 【はだしのゲン】 の
普及度とは異なり、国民全員が知っている漫画ではありませんでした。

 私も十数年来の読者ですが、この 『福島の真実』 シリーズ(今回で23回目)は、
読んでいませんでした。 
 そういう意味では、騒いだ人が居たおかげで、読むことが出来たとも言えます。

 内容は、真摯なもので、誇張や嘘があるとは思えません。
福島の実態をより解りやすく知らせる努力の結果であると思います。

 以下は、一部の 『写メ』 画像です。







 なお、事態の重大性に鑑み、私のもう一つのブログ JUNSKY blog 2014 にも掲載しました。



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Comic 【美味しんぼ】 取材チームに鼻血が頻発して漫画にも反映されたようです
2014年5月12日(月)

 コミック雑誌 【ビッグコミック・スピリッツ】に長期連載中の漫画 【美味しんぼ】
における「福島第1原発」事故の放射能被災に関して、ネット上で話題になっていましたが、
NHKも報道するようになり、政府関係者も色々と『提案』や『発言』や『勧告』する事態に。

 【美味しんぼ】は、父と息子による『料理対決』がベースになった漫画ですが、これまでも
『環境問題』や『添加物問題』や『放射能問題』など食と健康問題に取り組んで来ました。

 最近は、読めていませんでしたが、私も十数年来の愛読者でした(行きつけのランチハウスで)

 雁屋哲・花咲アキラ氏の取り組みは、漫画の世界を借りながらも極めて真摯でした。

 従って、今回も放射能の健康被害を多くの読者に認識してもらうことが真意だったと
思います。 福島の食材に対する忌避を願ったものでは無いと思います。

 ビッグコミックでは、【そばもん】でも同時並行的に関東から東北に至る放射能汚染問題を
取り上げ、冷静な態度での食材の選定(「福島産だから」と拒否するのは間違い)を
訴えています。

 この二つのコミックは、取り上げ方は随分違いますが、放射能汚染に対する怒りと
これへの『風評』に惑わされない行動を訴えているものと思います。

 政府が、直接『問題視』して、記者会見で取り上げるとは由々しき事態です。

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美味しんぼ作者、原発描写の責任は全て私に (雁屋哲氏)
 (日刊スポーツ) - 2014年5月9日(金)20:05


「被ばくと鼻血、関係ない」 美味しんぼ描写問題で環境相
 (福島民友) - 2014年5月10日(土)09:35


前町長「鼻血は被ばくのせい」美味しんぼ最新号
 (読売新聞) - 2014年5月11日(日)17:30


今の福島「住んではいけない」=前町長ら発言―「美味しんぼ」
 (時事通信) - 2014年5月12日(月)10:28


被ばくと鼻血は無関係=「美味しんぼ」描写で―菅官房長官
 (時事通信) - 2014年5月12日(月)12:16


美味しんぼの鼻血描写「因果関係、考えられない」 菅長官
 (産経新聞) - 2014年5月12日(月)15:53


『美味しんぼ』報道を受けて「ビッグコミックスピリッツ」編集部コメント発表
 (クランクイン) - !2014年5月12日(月)15:36

 


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「アンネの日記」破損犯罪を受けて イスラエル大使館が300冊寄贈
2014年2月27日(木)

Sankei2014Feb27_m_snk20140227573.jpg
   東京都杉並区の田中良区長(右から2人目)にアンネ・フランクに関する書籍を
   贈呈したイスラエル大使館のレヴィ公使(同3人目)と日本ユダヤ教団の
   ローゼンフェルド会長(同4人目)=27日午後、東京都杉並区役所
   (産経新聞) 2014年2月27日(木)20:35(原川貴郎撮影)

アンネの日記被害 イスラエル大使館など関連書籍を寄贈
 (産経新聞)- 2014年2月27日(木)20:35
 

 東京都内の図書館で「アンネの日記」をはじめ、ユダヤ人迫害に関する書籍が破られる事件が相次いでいるのを受け、イスラエル大使館のペレグ・レヴィ公使と日本ユダヤ教団のフィリップR・ローゼンフェルド会長は27日、東京都杉並区を訪れ、関連書籍を贈呈した。同大使館と同教団は今後、被害冊数が最も多かった杉並区を窓口に、被害に遭った自治体にアンネやホロコーストに関する書籍計約300冊を寄贈する。



イスラエル大使館が300冊寄贈=杉並など被害自治体に―「アンネの日記」破損事件
 (時事通信)- 2014年2月27日(木)18:20

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 東京都内の図書館で「アンネの日記」などユダヤ人迫害の関連書籍が相次いで引き裂かれた事件で、イスラエル大使館は27日、アンネ・フランクに関連する書籍300冊を被害自治体に寄贈した。

 贈呈式は27日午後、最も被害冊数の多い杉並区の区役所で行われ、被害自治体を代表して田中良区長が、ペレグ・レヴィ駐日イスラエル公使から本を受け取った。田中区長は「大変ありがたい。より多くの方が歴史の事実に関心を寄せ、平和の尊さを願う心が広がっていくことを強く望む」と謝辞を述べた。

 レヴィ公使は「被害の報道を悲しい気持ちで聞いた」と述べた上で、「日本の皆さまから多くの励ましの言葉を頂き、感謝の気持ちでいっぱいになった。事件は日本全体の意思でないと理解している」と語った。

 都内では昨年2月以降、3市5区の公立図書館38カ所で、計308冊の関連書籍が引き裂かれるなどの被害が確認されている。杉並区では121冊の被害が確認された。相次ぐ被害を知ったイスラエル大使館が寄贈を申し出た。 



アンネの日記:書籍寄贈相次ぐ 「杉原千畝」名の送り主も
 (毎日新聞)- 2014年2月27日(木)20:25 
 

 東京都内の公立図書館で「アンネの日記」や関連図書300冊以上が破られた事件で、在日イスラエル大使館のペレグ・レヴィ公使らが27日、約120冊の被害に遭った杉並区役所を訪れ、アンネ・フランクに関連する図書3冊を寄贈した。被害図書中には絶版になったものもあるため、被害自治体の要望を聞いたうえで計300冊を寄贈するという。

 レヴィ公使は「報道を悲しい気持ちで聞いたが、日本の方々から温かい言葉や励ましをいただき、感謝の気持ちでいっぱい。友情の証しとして寄贈することにした」と述べた。田中良区長は「事件に強い怒りを感じるが、平和の尊さを皆で考える機会になれば」と話した。区には大使館からの申し出と別に、26日までに8件11冊の寄贈があったという。

 また、都立中央図書館(港区)には「杉原千畝(ちうね)」を名乗る人物から、アンネ関連図書137冊が届いた。同館によると、24日に段ボール箱が届き、「寄贈」と書かれた紙に名前が記されていた。杉原千畝は第二次世界大戦中にナチス・ドイツの迫害から逃れようとしたユダヤ人へビザを発給した元駐リトアニア領事代理。【戸上文恵】  




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図書館本破損: 『日本のシンドラー』 杉原千畝さん 関連書籍も被害
2014年02月26日(水)

図書館本破損:杉原千畝さん関連書籍も被害 吉祥寺
 (毎日新聞)- 2014年02月26日(水) 18時19分
 

  図書館所蔵の「アンネの日記」や関連書籍が大量に破られていた事件で、第2次世界大戦中にユダヤ人を救った外交官の杉原千畝さん(1900〜86年)の関連書籍も被害に含まれていることが26日、分かった。

 自治体や図書館への取材によると、東京都の武蔵野市立吉祥寺図書館で13日、杉原さんの生涯を描いた児童書「杉原千畝−命のビザにたくした願い」が数ページ破られているのが見つかった。

 杉原さんは、在リトアニア領事館の領事代理だった戦時中、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人らにビザを発行し、約6千人の命を救った。「日本のシンドラー」とも呼ばれている。(共同)



アンネの日記:横浜でも関連書籍破損 21日には被害なし
 (毎日新聞)- 2014年02月25日(水) 11時04分(最終更新 02月25日 19時24分)
 

 東京都内の公立図書館が所蔵する「アンネの日記」や関連書籍300冊以上が破られた問題で、横浜市西区の市立中央図書館でも1冊に同様の被害が出ていたことが分かった。市は神奈川県警に被害届を出す方針。

 横浜市教委によると「アンネ・フランクの生涯」の最初の1ページが破られていた。22日に職員が関連書籍などを確認した際に気付いた。21日に市立の全18図書館で調べた際には異常はなかった。市は全図書館で「アンネの日記」や関連書籍を書架からカウンター内に移した。【山田麻未】 



アンネの日記:関連図書300冊、イスラエル大使館が寄贈
 (毎日新聞)- 2014年02月25日(水) 21時33分(最終更新 02月25日 23時46分)
 

 東京都内の公立図書館が所蔵する「アンネの日記」や関連図書300冊以上が破られた問題で、約120冊の被害に遭った杉並区は25日、在日イスラエル大使館から「被害自治体に対し、アンネ・フランク関連図書300冊を寄贈したい」との申し出があったと発表した。ペレグ・レヴィ公使らが27日に区役所を訪れ、寄贈するという。

 被害を新聞報道などで知ったイスラエル大使館から、24日に寄贈の申し出の連絡があったという。被害自治体を代表して杉並区が受け取り、各自治体に配分される。20冊の被害があった区立中央図書館の大林俊博次長は「本が破られ悲しい気持ちだったが、温かい元気づけられるような申し出を受け、大変ありがたい」と話した。

 また、同区は再調査の結果、区立図書館の被害総数が119冊から121冊に増えたことを明らかにした。【戸上文恵】 





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【アンネの日記】 関連書式破壊行為 恥ずべき所業! 日本人としていたたまれない
2014年2月22日(土)

 東京の少なからぬ公共図書館で、ナチスによるホロコーストの犠牲者のひとりである
アンネ・フランクが隠れ部屋で書き留め、世界中でベストセラーになり、ほとんどの
図書館で開架閲覧および貸出されている【アンネの日記】およびホロコースト関連書籍が
ページを破られるなどの破壊行為を受けていることが、大きなニュースとなっています。

 すでに、ユダヤ団体が抗議の声をあげ、犯罪者を処分するよう要求するなど
世界に恥をさらす事態となっているようです。

 嘆かわしい限りで、日本人として 『いたたまれない』 限りです。

 被害を受けた図書館は、3市5区・39館で、計294冊にも及んでいます。
この規模は集団で行っている可能性もあるし、一人で実行した可能性もあります。

 毎日新聞の報道などによると、きのうの時点で、

 被害が確認されたのは、
▽杉並区の11館119冊
▽中野区の5館54冊
▽練馬区の9館41冊
▽新宿区の3館39冊
▽豊島区の3館12冊
▽武蔵野市の2館9冊
▽西東京市の3館10冊
▽東久留米市の3館10冊 

       とのこと。

       毎日新聞位掲載された地域分布を見ると、ある程度集中しており
       一人の犯行かも知れません。

 こんな破廉恥極まる犯罪を犯して恥ずかしくないのでしょうか?

【関連記事】

図書館:「アンネ」193冊次々破損 都内3区で
 (毎日新聞)- 2014年2月21日(金)07:30 (第一報らしい)


「アンネの日記」破損被害相次ぐ 都内各地の公立図書館
 (朝日新聞)- 2014年2月21日(金)10:31


アンネの日記、相次ぎ破られる…都内図書館
 (読売新聞)- 2014年2月21日(金)11:19


「アンネの日記」破損相次ぐ=都内図書館で、被害250冊超
 (時事通信)- 2014年2月21日(金)13:07


米ユダヤ団体「当局は犯人特定を」 アンネの日記破損で
 (朝日新聞)- 2014年2月21日(金)15:58


アンネの日記:関連本破損、東京の3市5区で294冊被害
 (毎日新聞)- 2014年02月21日 20時57分(最終更新 02月22日 09時00分)
 

昨年5月以降、相次ぎ破損か=「アンネの日記」被害―警視庁
 (時事通信)- 2014年2月22日(土)04:21


「アンネ」関連本破損:加害者特定を…米ユダヤ系団体声明
 (毎日新聞)- 2014年02月22日 00時53分(最終更新 02月22日 09時00分)


「アンネの日記」の被害 300冊余りに
 (NHK)- 2014年2月22日(土)13:36


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アンネの日記:関連本破損、東京の3市5区で294冊被害
 (毎日新聞)- 2014年02月21日 20時57分(最終更新 02月22日 09時00分)
 

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        毎日新聞Web記事よりコピペ

Braking Anne Area
      「アンネの日記」関連図書の地域別破損状況-MAP  (同上)
   (この地域分布を見ると、ある程度集中しており、一人の犯行かも知れない)

 東京都内の公立図書館で世界的ベストセラー「アンネの日記」と関連図書が相次いで破られた問題で、21日現在の被害は都西部の3市5区で計294冊に上ることが分かった。各自治体は器物損壊容疑などの被害届を警視庁に提出した。

 被害が確認されたのは杉並区の11館119冊▽中野区の5館54冊▽練馬区の9館41冊▽新宿区の3館39冊▽豊島区の3館12冊▽武蔵野市の2館9冊▽西東京市の3館10冊▽東久留米市の3館10冊。一方、被害が確認されていない都立中央図書館(港区)と都立多摩図書館(立川市)は、21日から「アンネの日記」の開架をやめ、希望者の申告に応じて閲覧させることにした。

 杉並区によると、今月3日に隣接する練馬区から破損被害の連絡を受けて調査した際には被害を確認できなかった。しかし、6日に「特別区図書館長会」から注意喚起があり、再調査したところ11館で相次いで見つかった。被害は一般書、児童書、外国語本など多岐にわたり、いずれも一部のページがちぎり取るような形でなくなっていた。貸し出した本は返却時に点検するため、館内での閲覧時に破られた可能性があるという。

 豊島区では昨年2月と5月に計7冊の破損を発見。今年1月下旬以降に、新たに5冊の破損が見つかった。西東京市では先月22日に図書館利用者からの指摘で破損が発覚した。【戸上文恵、森下功、岡礼子】



「アンネ」関連本破損:加害者特定を…米ユダヤ系団体声明
 (毎日新聞)- 2014年02月22日 00時53分(最終更新 02月22日 09時00分)
 

【ロサンゼルス堀山明子】
 東京都内の複数の図書館で「アンネの日記」の関連図書が破られた器物損壊事件で、米ロサンゼルスに本部を置くユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は20日、日本当局に加害者を特定し対処するよう求める声明を発表した。

 エイブラハム・クーパー副所長は声明で、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲になった著者のユダヤ人少女、アンネ・フランクが日本で親しまれていることに理解を示し、事件は「偏見と憎悪に満ちた」一部人間の行為と指摘。そのうえで「(アンネは)ホロコーストで犠牲になったユダヤ人の子供150万人の中で最も知られた代表であり、その記憶を侮辱する組織的計画だ」と述べた。

 ニューヨークに本部を置くユダヤ系のインターネットニュース「タブレット・マガジン」もアンネの写真入りで事件を報道した。



「アンネの日記」の被害 300冊余りに
 (NHK)- 2014年2月22日(土)13:36


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 東京都内の公立図書館で、「アンネの日記」や関連する本のページが破られる被害が相次いでいる問題で、その後の自治体の調査で、被害は5つの区と3つの市で少なくとも300冊余りに上っていることが分かりました。
被害に遭った図書館では関連する本の場所を移すなどの対策を進めています。

 この問題は東京の豊島区や西東京市などの公立図書館で、「アンネの日記」をはじめ、アンネ・フランクの伝記やホロコーストに関する本などのページが破られているのが相次いで見つかったものです。
 自治体が調査を進めていますが、新たに武蔵野市で16冊のページが破られているのが確認されるなど、被害は都内の5つの区と3つの市の39の図書館におよび、少なくとも305冊に上っていることがNHKの取材で分かりました。
 中には1冊のうちのほとんどのページが破られているものもあったということです。
被害に遭った図書館では、関連する本を、目の届きやすいカウンターの周辺に移したり、見回りを増やしたりするなどの対策を進めています。

 一方、警視庁は何者かが図書館の館内でページを破ったとみて、器物損壊の疑いで捜査しています。 



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若者を オーケストラ で 育て上げる 南米・ベネズエラ の 【エル・システマ】
2013年11月12日(火)

 ベネズエラで取り組まれている【エル・システマ】の歩みについて語った本が出たそうです。

 題して 【世界で いちばん 貧しくて美しい オーケストラ】
     原題 「CHANGING LIVES」
(生き方の変革)トリシア・タンストール著


           2013年11月10日付け 読売新聞「書評」写メ添付

 その「書評」の書き出し(リード)部分は、こうです。 

 エル・システマという音楽教育プログラムは、1975年に南米ベネズエラの音楽家、経済学者、政治家のホセ・アントニオ・アブレウによってはじまった。 (以上、引用終わり)


 「オーケストラでスラムの子どもたちを救う」

  と云う、高い理想を掲げて取り組みが始まり、チャベス大統領(当時;今年死去)も

  積極的に政府の事業として支援した優れた活動です。

  非行や犯罪に走る青少年が絶えなかった中で、その背景に就職難や貧困があり将来の展望を

  見失っていることを読み取り、子どもたちに夢と明るい未来の展望を与えるものです。


 先ごろ、ミラノ・スカラ座と来日した 指揮者 グスタヴォ・ドゥダメル は、今や世界的な

若手指揮者ですが、この 【エル・システマ】 から輩出された才能です。

 彼の出身オーケストラは、シモンボリヴァル・ユースオーケストラ

 南米の歴史的英雄革命家である シモンボリヴァル の名を冠した管弦楽団です。



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【はだしのゲン】 「閲覧制限要請」 を 撤回 ・・・ 松江市教委
2013年8月26日(月)

 子どもの目から「戦争と原爆投下の不法性と原爆による惨禍と悲劇」を見えないように

しようとした『右派』勢力の目論見は、完全に裏目に出て、寧ろ 【はだしのゲン】 への

社会的関心を高め、言論抑制への批判の声も広がった。

その広がりの中で、 【はだしのゲン】 の「閲覧制限」は撤回され、増刷を決めたという。

    「はだしのゲン」閲覧制限を撤回 松江市教委
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          (共同通信) 2013年8月26日(月)17:03

 既に多くのマスメディアでも解説されているが、今日の毎日新聞が簡潔に纏めている。

この事件の発端は、天皇主義『右派』勢力による云わば恫喝から始まった。

【※ 昨年8月、市民の一部から「間違った歴史認識を植え付ける」として、小中学校の図書室からゲンを撤去するよう求める陳情が市議会に提出されたが
※ 同年12月の本会議で全会一致で不採択となった。
※ しかし、市教委が改めて内容を確認。「(旧日本軍が)首を切ったり、女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」と判断
※ 同月と今年1月の校長会でゲンを教師の許可なく閲覧できない閉架とするよう求めた。】  


 そして、今回改めて取り扱いが検討された結果、

【清水教育長は「学校図書の取り扱いは学校長の所管。要請は軽率だったと言わざるを得ない」と、閲覧制限を求めることを決めた前教育長らの対応を批判した。内藤委員長は「(市教委事務局が独断で決めた)手続きに不備があり、要請前の状態に戻すことが妥当」などの素案を委員に提案し、全会一致で承認された。】 

 
 なお、上に書いた【天皇主義『右派』勢力による云わば恫喝】とは以下のような内容

件名
松江市の小中学校の図書室から「はだしのゲン」の撤去を求める陳情

要旨
マンガ「はだしのゲン」は子どもの教育に悪影響を及ぼし、間違った歴史認識を植えつけているので、一刻も早く松江市の小中学校の図書室から撤去されるよう求めるもの。

陳情理由
平成11年8月13日法律第127号「国旗及び国歌に関する法律」が施行され、教育基本法にも「国と郷土を愛する態度を養うこと」が盛り込まれました。「はだしのゲン」には、天皇陛下に対する侮辱、国歌に対しての間違った解釈、ありもしない日本軍の蛮行が掲載されています。このように、間違った歴史認識により書かれた本が学校図書室にあることは、松江市の子どもたちに間違った歴史認識を植え付け、子どもたちの「国と郷土を愛する態度の涵養」に悪影響を及ぼす可能性が高いので、即座に撤去されることを求めます。もし撤去できないのであるならば、別紙1から4で表現されている事項について、根拠となる資料を提出されるよう望みます。 

 『はだしのゲン』閲覧制限、かみ合わぬ論点
「原爆の悲惨さ伝えるべき」「誤った歴史認識」

 The Huffington Post 執筆者: 安藤健二 2013年08月19日 12時33分



【関連記事】

ゲン閲覧制限撤回:松江市教委「混乱させたことをおわび」
 (毎日新聞) - 2013年8月26日(月)21:12
 

はだしのゲン閲覧制限要請を撤回…松江市教委
 (読売新聞) - 2013年8月26日21時11分


閲覧制限を撤回=「手続きに問題」と判断
― はだしのゲン、松江市教委

 (時事通信) - 2013年8月26日(月)20:38


「ゲン」閲覧制限要請 松江市教委が撤回へ
 (NHK) - 2013年8月26日(月) 17時2分


「ゲン」閲覧制限の背景は
 NHK 松江放送局の後藤匡記者が解説します。

 (NHK) - 2013年8月22日(木) 23時55分 (長いのでリンクのみ)


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ゲン閲覧制限撤回:松江市教委「混乱させたことをおわび」
 (毎日新聞) - 2013年8月26日(月)21:12
 

 松江市教育委員会が故中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を全小中学校に要請している問題で、市教育委員5人による臨時会議が26日、松江市役所であった。「市教委事務局が(審議を経ずに)学校側に閲覧制限を求めた手続きに不備がある」との意見で全員が一致し、制限の撤回を決めた。閲覧は今後、各学校の判断に任せられる。委員の一人の清水伸夫教育長(62)は会議後の記者会見で「子供の健やかな成長を願った判断だったが、結果として混乱させたことをおわびする」と陳謝した。

 会議には委員全員が出席し、論点を整理して意見を交わした。

 「ゲンの内容」については、残虐、暴力的な場面があるが、平和教育という意味で実績があるという見解で一致した。布野(ふの)由美委員(48)は「平和や命の尊さ、戦争の悲惨さを学ぶ価値がある作品」、内藤富夫委員長(71)も「時代背景もあり、暴力を肯定しているのではない」と語った。一方、清水教育長は「平和教育で実績がある作品だが、(子供の)発達段階で何らかの制限を加えることもあり得る」との意見を述べた。

 「子供の知る権利」について、桜井照久委員(61)が「知識を自由に得ることをコントロールすることは問題だ」と指摘した。

 さらに、清水教育長は「学校図書の取り扱いは学校長の所管。要請は軽率だったと言わざるを得ない」と、閲覧制限を求めることを決めた前教育長らの対応を批判した。内藤委員長は「(市教委事務局が独断で決めた)手続きに不備があり、要請前の状態に戻すことが妥当」などの素案を委員に提案し、全会一致で承認された。

 同市では昨年8月、市民の一部から「間違った歴史認識を植え付ける」として、小中学校の図書室からゲンを撤去するよう求める陳情が市議会に提出されたが、同年12月の本会議で全会一致で不採択となった。しかし、市教委が改めて内容を確認。「(旧日本軍が)首を切ったり、女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」と判断し、同月と今年1月の校長会でゲンを教師の許可なく閲覧できない閉架とするよう求めた。問題発覚後、市教委が市内の小中学校全49校にアンケートを実施したところ、43校がゲンの漫画を保有。うち42校が閲覧を制限していた。

 市教委には22日までに2555件の意見が全国から寄せられた。7割が市教委の判断に反対する内容だった。【曽根田和久】  



はだしのゲン閲覧制限要請を撤回…松江市教委
 (読売新聞) - 2013年8月26日21時11分
 

松江市教育委員会が、漫画家・中沢啓治さんの代表作「はだしのゲン」の描写が過激だとして、子供が閲覧する際に教員の許可が必要な「閉架」扱いにするよう全市立小中学校に要請した問題で、同市教委は26日、臨時の教育委員会会議を開き、要請撤回が妥当と判断した。

 教育委員や学校現場と協議せず要請した手続きに不備があったためとした。市教委は同日、この結果を各校にメールで連絡。作品の扱いは各校の判断に任される。

 清水伸夫教育長を含む委員5人が全会一致で決めた。

 会議では、作品について「戦争の悲惨さを伝えており、平和学習の教材として価値がある」と全委員が評価。旧日本軍がアジアの人の首をはねたり、女性が乱暴されたりする場面の表現に対しては、4人の委員が「子供の発達段階に応じた配慮が必要」などとする意見を述べた。

 その上で、「校長、教諭らとの議論が必要だった」「教育委員会会議に報告、相談するべきだった」などの意見が相次いだ。

 委員らは、会議終了後、記者会見。内藤富夫教育委員長は、「今回は、教育行政として閉架に至った経緯を調べる必要があり、根本的に手続きが誤っていると判断した」と説明した。

(2013年8月26日21時11分 読売新聞) 



閲覧制限を撤回=「手続きに問題」と判断
― はだしのゲン、松江市教委

 (時事通信) - 2013年8月26日(月)20:38

 松江市教育委員会が広島の原爆被害を描いた漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を市内の小中学校に要請していた問題で、市教委は26日、教育委員5人による会議を開き、要請の撤回が妥当との結論を出した。清水伸夫教育長は同日中にメールなどで各校に撤回を連絡。今後の取り扱いは「学校の自主性を尊重する」として、各校に判断を委ねた。

 清水教育長を含む委員5人は、閲覧制限が教育委員の会議や校長会で議論されないまま、当時の教育長と事務方の判断で要請に至ったと指摘。「手続きに不備があり、昨年12月の要請前の状態に戻すことが妥当」と判断した。

 26日の会議は公開で行われ、委員からは「一部の人で協議して閉架措置を要請したのは問題」「要請を市教委の方針や指示と受け止めた校長が多い。強制と取られてもしょうがない」などの意見が相次いだ。

 首を切る場面など問題とされた描写については「残虐な表現は事実だが、一律に見せないのは問題」「時代背景の意味を考えて教育すれば、大きな問題はない」などの意見が多数を占めた。一方で「後半部分は過激なものがある。何らかの制限を加えてもいい」と指摘する委員もいた。

 清水教育長らは終了後に記者会見し、「結果として事態が混乱したことは大変申し訳ない。白紙の状態に戻し、学校や保護者と今後について協議していきたい」と述べた。 



「ゲン」閲覧制限要請 松江市教委が撤回へ
 (NHK) - 2013年8月26日(月) 17時2分
 

 漫画「はだしのゲン」の一部に過激な表現があるとして、松江市教育委員会が、小中学校の図書室で自由に読むことができない措置をとるよう学校側に要請していた問題で、松江市教育委員会は、26日開いた臨時会議で、「要請が事務局だけで決定されるなど手続きに不備がある」として、要請を撤回するのが妥当だとする結論をまとめました。

 この問題は、中沢啓治さんの漫画、「はだしのゲン」について、松江市教育委員会の前の教育長が、「一部に過激な描写がある」として、去年12月に開かれた小・中学校の校長会で、子どもが図書室などで、自由に読むことができない「閉架」の措置をとるよう要請していたものです。
 この要請は、市教育委員会の事務局だけで決定されていたことなどから、大学の名誉教授など5人で構成する教育委員会は、26日、臨時の会議を開き、対応を協議しました。
 この中では、要請が事務局だけで決定され、教育委員に報告されていなかったことは、「慎重さに欠けていた」と委員全員から指摘されました。
 また、「閲覧の制限を行うかどうかは、それぞれの学校が決めるべきだ」という意見が出されました。

 そのうえで、会議では「要請が事務局だけで決定されるなど手続きに不備がある」として、要請を撤回するのが妥当だとする結論をまとめました。
 また、今後の取り扱いについては「各学校の自主性を尊重する」としています。

 教育委員会会議のあと、記者会見した松江市の清水伸夫教育長は、「今回の件で、混乱を生じさせたことを改めておわびします」と述べました。
 そのうえで清水教育長は、「学校の自主性を尊重するという結論に至ったので、今後は、児童や保護者にどう説明するかを、学校としっかりと協議していきたい」と述べました。
 また、松江市教育委員会の内藤富夫委員長は、「手続きには不備があったが、当時の担当者が十分に考えて行った措置であったので、間違っていないと思う」と述べたうえで、「今後、学校の対応について、しっかりと見守っていきたい」と話していました。

 漫画「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さんの妻のミサヨさん(70)は、「松江市教育委員会の要請が撤回されて、本当によかったです。夫は『ゲン』を通して、戦争や原爆のことを知ってほしいと、子どもたちにも分かるように、絵やストーリーを考えて作品を描きました。これからも、子どもたちに自由に手にとって読んでもらいたい」と話していました。 




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石川達三の裁判記録、遺族が寄贈 秋田市・明徳館に (秋田魁)
2013年8月4日(日)

今日は、ネタ切れにつき、【秋田魁新報】 の Webニュースから・・・

作家・石川達三が書いた小説 「生きている兵隊」の描写が「安寧秩序を乱す」

として新聞紙法違反で起訴され、有罪判決を受けた事件に関する資料。

 石川達三さんは、日中戦争の戦地で日本兵から聞いた 

「略奪、放火、女性殺害などの話」を基に38年に小説 「生きている兵隊」を執筆

掲載誌が発禁となった、と云う。 気骨ある作家だったと言えるだろう。

    ****************
石川達三の裁判記録、遺族が寄贈 秋田市・明徳館に
 さきがけ on THE Web - 2013/08/02 14:10 更新

 横手市生まれの芥川賞作家石川達三(1905〜85年)が38(昭和13)年に新聞紙法違反で有罪判決を受けた裁判の公判調書と判決文が1日、達三の長男で上智大名誉教授の旺(さかえ)さん(69)=神奈川県=から、秋田市立中央図書館明徳館に寄贈された。起訴されるもととなった小説「生きている兵隊」の執筆理由を、「国民一般の緊張味が欠けているのが非常に残念」で、非常時を認識させたかったなどと陳述している。同館は今後、館内で展示する予定。

 「生きている兵隊」は日中戦争の戦地で日本兵から聞いた略奪、放火、女性殺害などの話を基に38年に執筆、掲載誌が発禁となった。達三は「安寧秩序を乱す」として起訴され、有罪判決を受けた。

 公判調書によると、兵士の略奪などを記した場面について、判事が「日本軍人への信頼を傷つける結果にならないか」と問いただしたのに対し、達三は「傷つけようと思った。本当の姿を見て、その上に真の信頼を打ち立てなければ駄目」「戦争の真実を国民に認識してもらい、軍への新たな信頼を築かせることを意図した」と陳述している。

 明徳館には84年に石川達三記念室が設置され、達三から単行本などゆかりの品が寄贈された。 





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川端康成 初期の新聞連載 発掘 福岡日日新聞に 1927年
2013年2月17日(日)

 ノーベル文学賞も得た日本を代表する作家・川端康成氏の

初の 『新聞小説』 として 【美しい!】 が新たに発掘された。

福岡日日新聞(現・西日本新聞)のバックナンバーをマイクロフィルムで

検索していたボランティアが発見したとのこと。

 川端康成氏 本人が作成した作品リストにも入っていなかったようで、

一種の習作と言えるかも知れない。

 後に創作された 【美しき墓】 と記述が共通するところもあり、

これをリストに載せることで、 【美しい!】 は絶版とした可能性がある。

 【美しい!】 は、福岡日日新聞に昭和2年(1927年)4月から5月に

4回に亘って、連載されたものと云うことですが、今日の「西日本新聞」には記事が

掲載されておらず、このニュースは 「読売新聞」 紙面・1面TOPで報じられた。

川端、埋もれた最初期の作品確認
 …初の新聞小説

 (読売新聞) - 2013年2月17日(日)03:03


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   川端康成の新聞小説「美しい!」が掲載された福岡日日新聞の紙面のコピー

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 一方、「西日本新聞」 は Web版で、半日遅れの 2013年2月17日 19:22 に掲載。

川端初の新聞小説“発掘” 「美しい!」27年に連載
 西日本新聞 - 2013年2月17日 19:22


 本家本元が後追い記事になってしまったようだ。

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以下、読売新聞写メ添付

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川端、埋もれた最初期の作品確認
 …初の新聞小説

 (読売新聞) - 2013年2月17日(日)03:03
 

 ノーベル文学賞作家、川端康成が手がけた「新聞小説」で、研究者の間でもほとんど知られていなかった最初期の作品が確認された。

 1927年(昭和2年)4~5月に福岡日日新聞(現・西日本新聞)に連載された「美しい!」は、川端作品を管理する財団法人「川端康成記念会」が初の新聞小説と認定した作品より4か月早く発表されていたが、全集には未収録だった。今回の発掘で川端作品の年譜が塗り替えられることになる。代表作「伊豆の踊子」刊行直後の27歳当時の作品で、文豪の成長過程を知る貴重な資料と言える。

 川端の新聞小説では、これまで同年8月から中外商業新報(現・日本経済新聞)で連載された「海の 火祭 ( ひまつり ) 」が初作品とされていた。

 「美しい!」は福岡日日の文芸コーナー「月曜附録」に、同年4月11、18、25日、5月2日に計4回掲載された。400字詰めの原稿用紙に換算して計約20枚の短編だった。



川端初の新聞小説“発掘” 「美しい!」27年に連載
 西日本新聞 - 2013年2月17日 19:22
 

 小説「伊豆の踊子」などで知られるノーベル文学賞作家の川端康成(1899~1972年)が27歳で発表した初めての新聞小説が、17日までに“発掘”された。全集や年譜に収録されておらず、研究者もほとんどその存在を知らなかった。

 小説は、27年4月11日から5月2日にかけて計4回、福岡日日新聞(現西日本新聞)に連載された「美しい!」。これまでは、同年8月から中外商業新報(現日本経済新聞)で連載した「海の火祭」が最初の新聞小説とされていた。

 福岡市文学館の「文学館倶楽部」編集を手掛けた坂口博さん(59)が数年前、福岡日日掲載の小説をリスト化する作業の中で見つけた。

 


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【100分 de 名著】 信号待ちも楽しからずや 今度は Budda !
2011年9月15日(木)


 以前紹介した NHK テキスト【100分 de 名著】 

2011年8月は、ニーチェの 『ツァラトゥストラ』 の再放送だったようだが、

9月は、新しく 「ブッダ」 のお話のようだ。

早速、テキストを買ってきた。

     NHK-ETV Budda

初秋の 車で学ぶ 新知識

  信号待ちも 楽しからずや
  (純空 殆ど前回と同じ)

以下、再掲 

 朝のラッシュ時に自家用車で会社に通うと、
赤信号待ちでイライラするかも知れません。

 私は、通常 NHKーFM のクラシック番組を聴いている
のですが、最近、ちょっと趣向を変えました。

 その クラシック音楽は流しながら、文字が大きめで軽く持てる本で
ちょっとした勉強をすることにしたのです。

 そういう短くて断続的な勉強にピッタリで、
文字の大きさも手頃な本を見つけました。

 それは、NHKテキスト 【100分 de 名著】  



 ちょうど、この9月にやっているのは、「ダンマパダ」(邦訳「真理のことば」)

   【100分 de 名著】 『ブッダ 真理のことば』 2011年9月 佐々木閑

 【はじめに】“苦悩”の時代に読みたい経典
  第1回 2011年9月 7日 生きることは苦である
  第2回 2011年9月14日 うらみから離れる
  第3回 2011年9月21日 執着を捨てる
  第4回 2011年9月28日 世界は空(くう)なり


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  NHK公式サイト より 紹介文

 9月は、仏教の創始者・ブッダが語った言葉をまとめたとされる「ダンマパダ」(邦訳「真理のことば」)を取りあげる。

【第1回】 生きることは苦である
 釈迦族の王子だったブッダは、成長するにつれ、人の生、老、病、死について、深く考えるようになった。
 そして29歳の時に、家族を捨てて出家、修業しながら深い思索に励んだ。
 悟りを開いた時、ブッダは、自らが考えた真理を人々に語る。それが最初の説法とされる「ダンマパダ」191番である。
 ブッダは、人生は、老いや病など、苦しみの連続であるが、心のあり方を見直せば、苦しみを克服することが出来ると説いた。

 第1回では、ブッダが見抜いた「人生」と「苦」の本質に迫る。
 

【第2回】 うらみから離れる
 人間は、現実と希望とのギャップに常に苦しむものだとブッダは説いた。
 人には生存への欲求があり、世の中が自分にとって都合の良い状態であることを願っている。しかしその願いがかなわないと知る時、人は正常な判断力を失い、「あの人は私に意地悪をしている」などと、根拠なく思いこむことがある。
 ブッダはこうした状態を「無明」と称した。

 第2回では、「無明」から生まれる「うらみ」について学ぶ。


【第3回】 執着を捨てる
 人は様々なものに執着して生きている。
 しかし執着が過度に強くなると、家族や財産といった、本来幸せをもたらすはずのものも、自分の思い通りにならないことにいらだち、苦しみを感じてしまう。
 ブッダは、自分勝手な執着をいましめるとともに、自分の教えについても、過度に執着してはならないと説いた。そして、自分を救えるのはあくまでも自分自身であり、自分の心を正しく鍛えることによって、心の平安を得ることが出来るとした。

 第3回では、依存ではなく、心の自立を説いたブッダの思想について考える。
 

【第4回】 世界は空なり
 ブッダは、人の心がどのように変化するかを、因果関係に基づいて論理的に分析した。
 そして瞑想によって集中して考え、自分の心の状態がどうなっているか、きちんと把握することが悟りへの道であるとした。

 最終回では、大阪大学大学院の教授で認知脳科学を研究している藤田一郎さんを招く。
 人間の脳は、物事をどのように認識しているのか、ブッダの教えを脳科学の面から検証する。

 そして今シリーズの講師役・佐々木閑教授とともに、「真理のことば」が、現代に生きる私たちに発しているメッセージについて語り合う。  



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【母の語る小林多喜二】 生涯を語った手記出版 (新日本出版社)
2011年8月23日(火)

読売新聞 【本よみうり堂】 からの Twitter によると

母の視線で綴った 小林多喜二の生涯を語った実像 を紹介する「手記」が

『母の語る小林多喜二』 (新日本出版社)

 として出版されたとのこと。

1106049479.jpg

以下、【本よみうり堂】 (2011/8/23) から御紹介 

 プロレタリア作家、小林多喜二(1903~33年)の母、セキが息子の生涯を語った手記が、北海道の小樽文学館で確認され、荻野富士夫・小樽商大教授の解説を加え、『母の語る小林多喜二』(新日本出版社)として出版された。

 肉親ならではの貴重な実像が伝わる証言となっている。

 手記は1946年、編者の小林廣が聞いたもの。出版の予定だったが中断し、その原本が同館に寄贈されていた。

 プロレタリア文学を志した多喜二には漠然と、育ちが「貧しい」イメージがある。だが母によると、小学校は無欠席で通し、商業学校時代は学業の傍ら親類のパン工場の手伝いや色々な仕事をしたが、<友達同士で白眼視されることもなく、朗かな日常でありました>。

 後の彼は小樽高商を経て、北海道拓殖銀行に就職。帰宅後、夜遅くまで執筆を続けた。拓銀時代の彼は料理屋に売られたという女性の借金を肩代わりし、引き取った。だが、彼女は自分の境遇を悩み、家を出た。

 <本当に綺麗(きれい)な、そして無邪気で、心持ちのさっぱりとした……こんな可愛(かわい)い娘なら多喜二の嫁としても決して世間に恥ずかしくない>。純愛だったと母は振り返る。

 学業や仕事に励み、恋愛にもまっすぐだった自慢の息子は、社会の矛盾を直視した『蟹工船』などの作品を執筆。戦前の特高警察の拷問を受け、死亡した。だが、心温かい母は社会を恨まず、戦後、このように語っていた。

 <太陽は、総(すべ)てのものを平等に照らして下さいます。(略)これからの日本人は屹度(きっと)良い方へ、良い方へと延びていくでしょう>

(2011年8月23日 読売新聞)

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お客様おすすめ度
☆☆☆☆☆

著者/訳者
小林セキ/述 小林廣/編

出版社名
新日本出版社 (新日本出版社)

発行年月
2011年07月

サイズ
190P 19cm

販売価格
1,470円


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@yomiuri_online
母の視線小林多喜二の実像 生涯を語った手記出版
: 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
   http://t.co/sy5rgTu

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「信号待ちも 楽しからずや」 Again ! 【21世紀から見る『資本論』】
2011年7月27日(水)

 ちょうど ひと月前の6月28日に、NHK-ETV 【100分 de 名著】 

ピーター・ドラッカーの「マネジメント」 を紹介し、その記事で 

  梅雨空の 車で学ぶ 新知識

    信号待ちも 楽しからずや
  (純空)

  と書きましたが、梅雨も明けたし、季語も不要のようなので、原案に戻して

通勤の 車で学ぶ 新知識

  信号待ちも 楽しからずや
  (純空)

    に改めて訂正します。

 そして、学ぶ内容は、今回は 【マルクスと資本論】

 NHK ラジオ第2放送 で、番組名は、

  NHK-Radio2_Marx-Textbook.jpg

 【21世紀から見る『資本論』~マルクスとその時代~ 】

 マルクスが言いたかったことを「マルクスの時代背景で読み解き」資本主義の現状を考える

 という 不破哲三さんに似たアプローチの仕方です。

 番組ホームページ のリードは・・・

 ベルリンの壁崩壊以降、忘れ去られていた感のあったマルクスの『資本論』が注目されています。現代の世界不況、失業者の増大、格差の拡大等は、マルクスの予言したものだったのでしょうか。マルクスの生涯と彼が『資本論』などを著した時代を、現代からの視点を交えながら、読み解きます(講師はNHK教育TV「一週間 de 資本論」解説者)。 



放送日は、毎週火曜日 20:30 - 21:00
再放送は、毎週水曜日 10:00 - 10:30


    と言う訳で、テキストのみ通勤の信号待ちで読んでいるのです。 

  講師は、的場昭弘 神奈川大学教授 

的場昭弘(まとば あきひろ)
1952年、宮崎市生。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。
一橋大学社会科学古典資料センター助手、東京造形大学助教授を経て、現職。
著書に『マルクスだったらこう考える』(光文社)、
『マルクスに誘われて-みずみずしい思想を追う』(亜紀書房)、
『超訳『資本論』』(祥伝社)など。 




【放送日時とプログラムの内容】

NHK-Radio2_Marx m


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【100分 de 名著】 信号待ちも楽しからずや
2011年6月28日(火)

梅雨空の 車で学ぶ 新知識

  信号待ちも 楽しからずや
  (純空)

    最初は、文字通り 「通勤の」 と始めましたが、季語がないことに気付き

    「梅雨空の」 に変更しました。 季語が要るのは俳句の方だったかな?

 朝のラッシュ時に自家用車で会社に通うと、赤信号待ちでイライラするかも知れません。

 私は、通常 NHKーFM のクラシック番組を聴いているのですが、

最近、ちょっと趣向を変えました。

 その クラシック音楽は流しながら、文字が大きめで軽く持てる本でちょっとした勉強を

することにしたのです。

 そういう短くて断続的な勉強にピッタリで、文字の大きさも手頃な本を見つけました。

 それは、NHKテキスト

 ちょうど、この6月にやっている、ピーター・ドラッカーの「マネジメント」を紹介する

     【100分 de 名著】 6月号。

     NHK Drucker Text 6223003


 この教育テレビの番組自体は残念ながら見損ねたのだが、テキストも解り易くて好い。

 テキスト執筆者は、「マネジメント」など、ドラッカー(P. Drucker)の著作の大半を

和訳して日本に紹介した 上田惇生 さん。

 上田惇生氏は、テキスト冒頭で、岩崎夏海氏の著書 略称【もしドラ】 正式には

【もし高校野球の女子マネージャーが ドラッカーの「マネジメント」を読んだら】に

言及し、専門家として、このお茶楽けた表題の本を けなすのではなくて、

「思わず感動して涙を流してしまいました」 と高く評価して、まずは驚かせます。

「誰にでも分かるスタイルで書いたものは、今までどこにもなかったから、

 すごくうれしかったのです」「これこそが、私がずっと求めていたものだ」

 と言われています。

 私は、数年前にドラッカーの本(マネジメントではなかった)を1・2刷読んだことは

ありますが、「マネジメント」 や 【もしドラ】 は読んでいませんでした。

 AKB48の前田敦子さんが主演した、映画版【もしドラ】 は、見ましたが・・・

    **************

 その、【100分 de 名著】 「マネジメント」は、

朝の通勤 ほぼ1週間分の信号待ちで読み終え、次には、【100分 de 名著】5月号

孔子の 「論語」 を読み終えました。

7月号を楽しみにしたいと思います。


NHK 教育 (ETV) 【100分 de 名著】 紹介ページ


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 【100分 de 名著】 「マネジメント」 執筆者・上田惇生 さんの【もしドラ】評 

『マネジメント』が感動を与えるわけ

 今回取りあげるピーター・F・ドラッカーの「マネジメント」ですが、これほど注目されたのは、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社刊、以下『もしドラ』)のヒットがきっかけでしょう。

 一昨年の十二月に発売された『もしドラ』は、累計二五〇万部以上を売り上げただけでなく、マンガ化やアニメ化や映画化もされて、ビジネスマンだけでなく若い学生の間にも、ドラッカーブームともいえる社会現象を巻き起こしました。

 私も『もしドラ』を、発売前のゲラ(校正刷り)の段階で読ませていただきましたが、電車のなかで読みながら、思わず感動して涙を流してしまいました。読んだとたんに「これこそが、私がずっと求めていたものだ」と思ったのです。
 以前から私のなかには、ドラッカーの著書はビジネスマンだけでなく、できるならば組織社会のなかで生きる人々すべてに読んでもらいたいという気持ちがありました。ドラッカーの著書はただの経営学の本ではなく、そこには人と人が一緒に働くことの喜びや、社会的存在としての人間の幸せの意味など、普遍的なことが多く書かれています。それを誰にでも分かるスタイルで書いたものは、今までどこにもなかったから、すごくうれしかったのです。
 さらには、何度読み返しても『もしドラ』のストーリーのなかには新しい発見があるのです。本になってから読んでまた泣いて、さらに三回目に読んでまた泣いて……。恥ずかしながら読むたびに、私の涙の量はどんどん増えていっています。


 「マネジメント」という言葉をそのまま訳せば「管理」「経営」などの意味ですが、ドラッカーのマネジメント論をひと言でいえば「人と人とが成果をあげるために工夫する」──ということです。人と人が一緒に働いていれば、必ずしやそこには仕事をやり遂げた感動の種が存在する。
 だから、小説やマンガ、アニメ、映画になってもその部分をきちんと伝えることができれば、読んだ人や見た人が感動するのは当たり前のことなのです。

 『もしドラ』の作中テキストとなったドラッカーの著作『マネジメント[エッセンシャル版]』やその原本である『マネジメント』が、多くの人々の間で今も読み継がれているのも、単に経営や組織作りのノウハウが書かれているのではなく、そこに人の心を動かさずにはおかない「感動」があるからです。
 『もしドラ』の著者である岩崎夏海さんも『マネジメント[エッセンシャル版]』を読んで感動したからこそ、あの作品が生まれたと語っています。コピーライターでエッセイストの糸井重里さんとお会いした時も、南の島に推理小説とドラッカーの両方を持っていって読んだら、ドラッカーの本のほうが遥かに面白くて、それを機に大ファンになったといっておられました。

 『マネジメント』というと、金儲けのための企業をいかに運営していくか——について書かれたハウツー本だと勘違いしている人もまだまだ多いようです。でも、決してそうではありません。根底には「人間の本当の幸せとは何か?」という大きな命題が横たわっている。それをふまえた上で、よりよい社会を作っていくための組織、企業の有り方について書かれたのが『マネジメント』なのです。
 たとえばこんな例があります。アメリカにエドワード・ジョーンズという証券会社があるのですが、昔、そこの幹部たちが『マネジメント』を読んで感動し、「この本に書かれているような会社を作りたい」と思ったそうです。手紙を何通も書いてコンサルティングをお願いしたのですが、最初に会った時、ドラッカーは彼らにこうアドバイスしたそうです。
 「お金を儲けるためにやってくるお客を相手にしてはいけません」
常識で考えると、このアドバイスは理不尽ですよね。相手が経営しているのは証券会社です。証券会社の顧客というのは資産を上手く運用して儲けたいと考えて当然です。それを相手にしちゃいけないというのは、証券会社としての仕事を放棄しろと言っているようにも聞こえます。
 しかし、改めて証券会社の存在意義に立ち戻って考えてみると、ドラッカーの言うことは間違っていません。私たちの多くは「証券会社=資金をうまく運用して儲けさせてくれる会社」と思いがちですが、本来の証券会社というのは、お金がある程度貯まってそれを運用したいと考える一般のお客と、資金を必要としている企業を繋ぐパイプ役を確実に果たすために存在しているのです。
 つまり、証券会社の役割は、世の中が必要としている「財サービス」を提供することであり、儲けさせることが目的であってはならない。「儲けるためにやってくるお客を相手にするな」—— と言ったドラッカーの言葉の真意はそこにあるというわけです。
このエドワード・ジョーンズ証券は、素直にドラッカーの言葉を実践することになりました。具体的に何をしたかというと、怪しげな金融商品は一切扱わないと決め、お客に投資先を相談された際にも、表向きは華やかであっても内情がしっかりしていない企業の株は絶対に薦めないようにしました。さらにはそういう株や債券を含んだ金融商品は開発しないと決めたそうです。
 その結果、どうなったと思いますか? エドワード・ジョーンズ証券は、全米で最大の店舗数と信用を誇る証券会社に成長し、働きたい会社ベスト10に毎年ランキングされる超優良企業になったのです。
 なんだかいい話ですよね。心がきれいになるような素敵な話です。

 ドラッカーの著書『マネジメント』には、お金儲けのための方法ではなく、今述べたような、人と人が一緒に働きながら、まっとうな社会を作っていくための方法が書かれています。だからこそ、それを読んだ人は感動するのです。

 『もしドラ』を読んでドラッカーに少しでも興味を持たれた方は、本家であるドラッカーが書いた『マネジメント』や『マネジメント[エッセンシャル版]』の読破に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。経営に興味がない人にとっては、多少、難解な部分もあるかと思いますが、そういうところは読み飛ばしていただいて構いません。
 経営者やこれから起業したいという人だけでなく「自分が何のために働いているのか分からない」「就職することに希望が見出せない」なんて悩んでいる学生の皆さんや、仕事に行き詰まっている人にも『マネジメント』は必読です。人と人が一緒に働くことの意味や、会社がこの世に存在している理由が分かれば、悩みもスッキリ。新たな気持ちで明日からの仕事に取り組めるようになると思います。
 

 
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